【目次】

【何を着ればいい?】 ポイント3つ


 

暑さを感じる気温30度は、通気性がよく涼しい服装を意識したいです。6月や9月の終わりには最低気温が20度近くまで下がることがあるため、日によっては長袖の羽織りを足すと安心。そんな気温30度は、下記の3つのポイントを押さえておくと快適に過ごすことができます。

「気温30度」を快適に過ごす、3つのポイント

 

【1】「半袖」と「ノースリーブ」で快適に

気温30度の日は「半袖」と「ノースリーブ」をベースにコーディネートを組み、暑さに対応させて。通気性や吸水性、速乾性に優れたリネンやコットンを選ぶのがおすすめです。

【2】「スカート」と「ワンピース」で通気性良く

通気性の良さを確保するために「スカート」と「ワンピース」を活用しましょう。見た目も軽やか!

【3】「長袖の羽織り」で肌寒さ&紫外線対策

気温が30度の日は、室内は冷房が効いていて肌寒さを感じます。さらに気温が20度近くまで下がる日もあるので「長袖の羽織り」で調整できるように。薄手なら紫外線対策としても役立ちます。

【番外編】秋口と雨の日のポイントは?

 

気温30度の日、それが秋口や雨の日だと余計服装に悩みますよね。押さえておきたいポイントは下記の通り。

秋口は「秋カラー」で季節を先取り

半袖やノースリーブのアイテムを取り入れながら、ブラウンやベージュ、カーキといった「秋カラー」を取り入れることで季節感を更新。

雨の日は「ダークカラー」が安心

雨があたってもあまり気にならず、さらに万が一汚れてしまっても目立ちにくい「ダークカラー」を選びましょう。さらにボトムやワンピースは、裾が地面につかない丈感をセレクト。

【ポイント1】「半袖」と「ノースリーブ」で快適に


「半袖」と「ノースリーブ」の着こなしが映える気温30度の日。涼しげな素材を選びつつ、色合わせにこだわって涼感を倍増させたり、キャッチーさを実現して夏の装いを楽しみましょう。

反射色の白Tシャツが重宝する

 

気温30度の日、Tシャツを取り入れるなら日光を吸収しにくく、反射色である白を選ぶと爽やかさをキープできます。「BLACKPINK」のジェニーは、クロップド丈の白Tシャツを指名して、インせずともスタイルアップ効果を獲得。そこにチャコールグレーのカーゴパンツを合わせ、アクティブさを演出。ブルーのインナーパンツが好アクセントです。

水色×ブルーの装いにサマーバッグをプラス

 

水色のTシャツとブルーデニムパンツを合わせ、見た目にも涼やかな着こなしを実現したケイティ・ホームズ。そこに夏素材のショルダーバッグをプラスすると、季節感がアップして絵になります。ビターブラウンのベルトと黒サンダルでメリハリを授ければパーフェクト。

ミニプリーツスカートを合わせヘルシーに

 

プリントがアクセントのリンガーTシャツを着用していた、シャーリーズ・セロン。ミニプリーツスカートとスポーツサンダルで潔く素足を見せ、ヘルシーに誘導。白、ネイビー、ベージュの上品な色合わせなら幼さをセーブすることができ、大人の洗練が宿ります。

夏の王道カジュアルをクラスアップして

 

白Tシャツとブルーデニムパンツという夏の王道カジュアルスタイルは、俳優のエラ・ルービンのようにコンパクトなTシャツとフレアデニムパンツを選ぶとキレイを両立できます。ネックレスのレイヤード、チェーンベルト、パンプスというきれいめ小物で飾り付け、無難になるのを阻止。メタリックシルバーのパンプスが涼感に貢献。

ジレを直接素肌にまとって抜け感をアップ

 

中衣(ちゅうえ)であるジレを直接素肌にまとって、抜け感と涼しさを手に入れたケンダル・ジェンナー。ドライな質感のサンドベージュカラーが夏によく映えます。そこに黒のワイドパンツを合わせ、風通しをよくしながらメリハリをプラス。カラフルなブロックチェックのビッグバッグが好アクセント。

ブルーワイドデニムとミントグリーンスニーカーが効く

 

クロップド丈の黒ノースリーブトップスで引き締め、スタイルアップを叶えたダコタ・ジョンソン。コンパクトな形のトップスなので、ブルーのワイドフレアデニムパンツで流れるようなラインを形成。パンツのブルーとスニーカーのミントグリーンが共鳴して、ヘルシーな仕上がりに。

【ポイント2】「スカート」と「ワンピース」で通気性良く


暑い気温30度を乗り切るために、通気性の良い「スカート」と「ワンピース」を取り入れて。軽快さも演出できるのが高ポイントです。甘くなりすぎない、大人のためのコーディネートをピックアップしました。

チェック柄フレアスカートにこなれ感をプラス

 

真っ赤なギンガムチェックのハイウエストフレアスカートを取り入れ、夏の街中で映える着こなしを見せたソフィア・リッチー。ミニマルな白タンクトップと、黒のフラットシューズで抜け感をプラスするとちょうどいいバランスに。深みのある赤のバッグを携え、奥行きを付けました。

ショート丈のシャツで清々しく

 

夏のモノトーンコーディネートは、俳優のマギー・ギレンホールのように、白のショート丈シャツで軽やかさを演出すると暑苦しくなりません。黒のIラインスカートで下半身をすっきり見せると美バランス。歩きやすいフラットシューズを合わせ、快適さを加速。

チアフルなプリントT×ミニスカートを活用

 

夏に活躍するTシャツは、オリヴィア・ロドリゴのような目を引くプリントTを指名するとマンネリしません。チャコールグレーのTシャツに、ライトグレーのミニスカートを合わせチアフルに。モノトーンをベースにしているからこそ、甘くなりすぎたり、幼くなる心配もなし。

白×水色の涼感配色で爽やかな風を運んで

 

広めのアームホールやフレアシルエットが風通しの良い、白のワンピースを着用していたベラ・ハディッド。太陽の光を跳ね返す真っ白を基調として、爽やかさをアピール。さらに水色バッグを添えると瑞々しい着こなしに。

柔和なミントグリーンで爽快感とフェミニンを両立

 

エミリー・ラタコウスキーは、柔らかなミントグリーンのノースリーブワンピースを使って、清々しさとフェミニンなムードを演出。サンダルはワンピースのカラートーンと統一したベージュを選び、一体感をオン。きらっと煌めくメタリックシルバーのバッグが、ひんやりとした冷涼さを漂わせます。

ブルーの装いが清楚

 

ドラマ『AND JUST LIKE THAT... /セックス・アンド・ザ・シティ新章』撮影中のクリスティン・デイヴィスは、ブルーとフィット&フレアが清楚なノースリーブワンピースで上品に。水色のギンガムチェックバッグを掛け合わせ、クリーンさを倍増。

【ポイント3】「長袖の羽織り」で肌寒さ&紫外線対策


気温30度の日は、基本的には半袖やノースリーブで過ごすことができますが、日によっては最低気温が20度近くまで下がることも。また冷房対策や紫外線対策のために「長袖の羽織り」を持っておくと安心です。

白のオーバーサイズシャツなら暑苦しくならない

 

白タンクトップと黒パンツ、スニーカーのカジュアルスタイルに、ふわっとシャツを重ねていたフローレンス・ピュー。白のオーバーサイズシャツなら、通気性がよく見た目にも爽やかなので、けっして暑苦しくなりません。

透け感のあるシャツとハーフパンツを合わせて

 

羽織りをプラスしても涼やかな見た目をキープするなら、モデルのセリーナ・ロックスのように白のシアーシャツを迎えて。上半身をカバーしているぶん、ハーフパンツで肌見せ面積を調整。ライトベージュのリネンハーフパンツが夏らしさを漂わせます。

サマージャケットを準備して

 

メッシュ編みが通気性の良い、白の半袖サマーニットと小物、アイシーブルーのミニスカートを合わせ、清涼感を演出したアレッサンドラ・アンブロジオ。サマージャケットを持っておくと紫外線や冷房対策になって便利。トップスと小物とおなじ白でリンクして。

シアーシャツを羽織ってメリハリアップ

 

マイリー・サイラスは、黒のストライプ柄シアーシャツをセレクトすることで、風通しのよさを確保しながら、白タンクトップとライトブルージーンズのシンプルカジュアルにメリハリを授けました。

ショートカーディガンを肩掛けする

 

アン・ハサウェイのようなショート丈のカーディガンなら、着ないときには荷物としてかさばりません。黒Tシャツとブルーデニムパンツのヘルシースタイルに、白ショートカーディガンを肩掛けでプラスしこなれ感をアピール。

【番外編/秋口】まだ暑い… 「秋カラー」で季節感を演出


秋口にも観測される気温30度は、まだ暑いけれどそろそろ季節感をアップデートしたい… というジレンマが起きますよね。涼しさはそのままに「秋カラー」を取り入れ、端境期ならではのお洒落を楽しみましょう。

黒とブラウンの色合わせで秋を先取り

 

半袖のオフショルダートップスとワイドパンツ、サンダルで涼やかさを手に入れたテイラー・スウィフト。黒と秋を感じるブラウンを合わせると季節感を更新できます。さらに赤のベロアサンダルで秋らしさをあと押し。

辛口なアニマル柄で秋っぽさを演出

 

ニッキー・ヒルトンが着こなした、さらっと一枚で絵になるブラウンのアニマル柄ワンピースなら、軽やかに秋らしさを演出できます。スタッズ付きのバッグとサンダルが辛口ワンピースによくマッチして、調和の取れた着こなしが完成。

ベージュを基調としてしなやかに

 

モデルのオリヴィア・ポントンは、涼しげなタンクトップとスリットスカートの組み合わせを、穏やかなベージュで繋ぎ落ち着いたオータムムードを共存。さらに適度な重厚感のある黒小物があればパーフェクト。

黒に深みのあるワインレッドを差して

 

テレビ司会者のタイシア・アダムスは、ノースリーブトップスとプリーツスカートで涼しさを確保しながら、黒でリンクしてシックな面持ちへ。そこに深みのあるワインレッドのバッグを差し色として加えると、たちまち秋顔に。

ドライなカーキでスタイリッシュにきめて

 

深まる季節を表現できるカーキも、夏と秋の端境期にぴったり。TVパーソナリティーのペイジ・デソルボは、スリットスリーブで暑苦しくならないジャケットとパンツのセットアップを活用。黒小物で格好良さを上乗せしつつ、シアーパンプスで軽快さをキープ。

【番外編/雨の日】安心感のある「ダークカラー」を選ぶ


気温が高い雨の日も、服装に悩みがちですよね。雨に濡れたり、汚れても目立たない「ダークカラー」を選ぶのをリコメンド。けっして重い印象に陥らない、夏にぴったりな雨の日の着こなしをお届けします。

エアリーなコットンワンピースで黒を軽やかに

 

カイア・ガーバーのような、黒のワンピースとバレエシューズの組み合わせが雨の日でも安心。ふんわりとしたコットンワンピースとアクティブなフラットシューズなら、軽快さを両立できます。ワンピースは地面につかないミモレ丈がおすすめ。

黒の肌見せスタイルで雨の日をシックに乗り切る

 

ナオミ・ワッツは、ミニ丈のベアワンピースで大胆に肌見せすることで、夏のブラックコーディネートが重くなるのを防止。そこにワイドパンツを忍ばせ、お洒落心を満たして。アンクル丈のパンツとヒールサンダルを掛け合わせ、裾が汚れないように対策。

肌見せ面積を増やしつつキャップで髪の広がりをカバー

 

テイラー・スウィフトのように、Tシャツ×バイカーショーツを組み合わせ、雨にあたる布の面積を抑えると安心。チャコールグレーと黒なら汚れが目立たず、大人らしさも両立できます。髪の毛のうねりや広がりをカバーすべく、キャップをプラス。

過ごしやすい気温ならブーツで足元を覆って

 

最低気温が25度以下まで下がることもある、気温30度の雨の日。ケンダル・ジェンナーのように黒のロングブーツをレインシューズ代わりにすると、ストレスフリーに外出できます。濃紺のノースリーブデニムワンピースで爽やかさを共存させて。

雨の日でも気分が高まるドット柄ワンピースを採用

 

なにかと憂鬱な気分になる夏の雨の日は、柄ワンピースを取り入れ気分を高めましょう。ローラ・ハリアーは黒地に白のドット柄が施されたキャミソールワンピースを迎え、高揚感を漂わせました。黒の薄手カーディガンを準備しておけば、気温が下がったときや冷えた室内に入ったときに困りません。

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香
TAGS: