シックな定番カラーに慣れた目に、ひときわ新鮮に感じるのが鮮やかなチアフルカラーです。特に2022年はパワフルなビタミンカラーがトレンドの予想。袖を通すだけで明るい気分になれそうなトーンを取り入れて、顔映えも叶えていたおしゃれ上級者3人の着こなしをご紹介します。

■1:キャロライン・イッサは…ブライトオレンジを差し色にしてベーシックスタイルをアップデート

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ジャケットからのぞくオレンジカラーが縦ラインを強調

カナダ出身、ロンドン在住のファッションディレクターであるキャロライン・イッサがミラノでキャッチされた際のスナップです。チェックのセットアップにレザーコートを羽織った、マニッシュな装いで登場しました。

インナー以外はドライなカラーでハンサムにまとめた分、少量ながら襟元にのぞくブライトオレンジが視線を集めて華やかに映えます。セットアップのパンツに入ったセンターラインや、ジャケットの上から締めたベルトでバランスよくスッキリした印象に。

手にしたビッグサイズのトートが外し役となり、程よいモード感をプラス。シューズはポインテッドトウをセレクトしてクールに仕上げています。

■2:ペトラ・ディーナーは…大人気のグリーンを存分に楽しむ2トーンコーディネート

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チャンキーなゴールドアクセサリーでレディなムードをプラス!

2021年12月にデュッセルドルフに現れたドイツ出身のファッションブロガー、ペトラ・ディーラーは、ブラックをベースに引き続き人気のグリーンを組み合わせた、2トーンコーデを披露していました。

深みのあるグリーンは肌馴染みよく、顔映りも抜群。クラッシックで上品なムードが装いを知的な印象にまとめてくれます。彼女のようにベーシックなカラーと合わせれば、カラーの魅力を存分に味わうことができます。コートの短い袖丈がニットのグリーンの存在感をさらに高め、バッグで同色をリピートすることで統一感のある着こなしに。

足元にもグリーンをポイント的に取り入れていますが、こちらはネオングリーンを選び、あえて揃えないことでこなれ感を手に入れています。

■3:エミリー・シンダレフは…柔らかな日差しのようなクリームイエローでひと足早く春を感じて

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ふわふわとしたコートの質感が、クリームイエローのソフトなムードをさらに引き立てて。

まろやかで優しいクリームイエローもじわじわと人気の高まりを見せている注目カラー。デンマーク出身のスタイリスト、エミリー・シンダレフは、コートという大きな面積で大胆に取り入れていました。

コート以外のアイテムはパープル系で揃えて、キリッと引き締めて。もちろんブラックでもよいのですが、パープルを選んだことでフェミニンさがアップし、ミディ丈のスカートやストラップサンダルがエレガンスをさらに引き立てています。年始の集まりなど華やかな場でも存在感のあるオーラを放つ、おすすめコーディネートです。


冬のワードローブに元気を注入しポジティブな気分にさせてくれる、最旬色を取り入れた着こなしをお届けしました。おしゃれのモチベーションもあがるカラーコーディネートをぜひ活用してみてください。

この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田 朝子