「自然薯」ってなんと読む?「しぜんしょ」ではないですよ!
明日、11月21日は『自然薯芋の日』です。というところでさっそく本日一問目のクイズに行きますよ!
【問題1】「自然薯」ってなんと読む?
「自然薯」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:ヤマノイモ科のつる科多年草で、日本特産種です。
<使用例>
「週末は、箱根まで、自然薯のとろろ定食を食べに行くの」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 自然薯(じねんじょ) です。
「じねんじょ」という音は知っていても「自然薯」という表記と結びつかない方もいらっしゃるようなので、おさらいいたしました。
「自然薯(じねんじょ)」は、ヤマイモ類の中でもただひとつの日本原産種であることから、「自然」と、「薯(いも/ショ/ジョ)」を合わせた命名ですね。明日、11月21日が『自然薯の日』に制定されたのは、11(いい)2(じ)ねんじょ1(い)も、の語呂合わせと、11月後半に自然薯生産者による芋の品評会が開かれることにちなんでいるそうで、「おいしくて体によい自然薯を食べて体力をつけてもらいたい」というコンセプトです。
さて、「自然薯(じねんじょ)」と言えば、とろろにしたときの、コシの強い粘りが特徴のひとつですので、二問目は「粘」という字の入ったクイズです。
【問題2】「粘稠」ってなんと読む?
「粘稠」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「ねばりけがあって濃いこと。また、そのさま」です。
<使用例>
「自然薯は、長芋より粘稠性があるから、とろろをお出汁でのばすといいのよ」
さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 粘稠(ねんちゅう) です。
「粘稠(ねんちゅう)」という言葉、「ねんちょう」という誤読が大変多いようです。「稠」は「密度が濃い」ことを表す字です。「粘稠(ねんちゅう)」は、医療や調理の現場などでよく使われる言葉ですので、大人の知識として正しくインプットしておきましょう。
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本日は、11月21日『自然薯の日』にちなんで、
・自然薯(じねんじょ)
・粘稠(ねんちゅう)
の読み方や、言葉の背景をおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/日本記念日協会ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱

















