SNSに投稿されている写真のなかには、「若く見せようとしてかえって老けて見えてしまう」失敗写真が見られることがあります。

そこで今回は、そんなありがちな9つの失敗SNS写真に対して、ファッションフォトグラファーの橘田龍馬さんに、なぜ失敗なのかの理由と写り方の対策を教えていただきます。

かえって老けて見られるSNS写真9選

SNSの投稿写真で、よくありがちなのが「かえって老けて見える」写真です。老けて見られてしまう原因と対策を、橘田さんに教えていただきました。

■1:ライトで白く飛ばしすぎている

「ライトを当てると肌が生っぽくなり、肌の質感が悪くなってしまいます。

肌を明るくしたい場合は自然光の逆光で撮り、明るさ補正で肌を明るくするといいです。背景はさらに明るくなり、光が背後から降り注いでくるので明るくやわらかい印象になります。シワも目立たなくなります」

■2:なぜかいつも同じ顔の角度

気づいたら、同じような写真ばかりになっていませんか?

「その場所の光の状態によって顔の印象は変わるので、違う角度で何枚か撮って一番自分が可愛いと思う顔の角度の写真を見つけるのがいいです。それが一番、自分が綺麗に見える角度ということです」

■3:二重アゴを防止しようとしているのがバレバレ

「アゴを引こうと意識して力を入れると、引きすぎてかえって二重アゴになってしまうので、力を抜いて自然にうなだれた角度が二重アゴにならずに美しく見える角度です」

■4:小顔に見せるために常にアゴに手を当てている

「アゴに手を当てると顔が隠れて小顔には見えるものの、あざとい感じになってしまいがち。

髪の毛をかき上げる、髪の毛を耳にかける、ピアスをつける仕草など、日常やっている仕草を取り入れると自然なイメージになります。そのときの手はパーではなく、一度グーにして軽く人差し指を伸ばすと指が綺麗に見え、美しい動きになります」

■5:写真を修正しすぎている

過度な修正は控えましょう。

「肌感が分からなくなるくらいの修正は、インチキくさく見え印象が悪くなります。シワやシミなどが薄くなり少し残っているくらいのところで修正は止めましょう」

■6:スタンプで見せたくないところを隠す

「スタンプなどを使いすぎると子どもっぽく見えたり、軽い印象になったりするので、文字くらいにするといいですね」

■7:ピースサインをしている

「ピースサインは子どもっぽい印象になるので、髪の毛をかきあげる、髪の毛を耳にかける、ピアスをつけるなどの日常の仕草を取り入れるほうがいいでしょう」

■8:口角を無理に上げていて不自然

楽しいことをイメージし、自然な笑顔に。

「口角を意図的に上げると、不自然な表情になり、ほうれい線も深く刻まれてしまいます。口角を上げることは意識せず、楽しいことや好きなものを想像してハッピーな感情を出すといいです。『感情』=『表情、心の状態、体の状態』です」

■9:目を大きく見開いていて不自然

「目を大きく見開くと、ビックリ顔になり表情が怖い印象になるので、意図的に目を大きくするのはNG。

ハッピーな感情になれば、自然ないい表情になります。

ちなみに不自然な表情になる原因は、自分で表情をコントロールできないのに表情をコントロールしようとすること。不自然な表情の原因は、次の3つのどれかなのです。1.口角を意図的に上げる、2.目を大きく見開く、3.口を意図的に閉じる」


これらのかえって老けて見えてしまったり、不自然に感じさせたりするSNS写真に思い当たる人は、ぜひ対策を実践して、自然な良い表情や状態でSNS投稿しましょう!

橘田龍馬さん
ファッションフォトグラファー
(たちばなだ りょうま)これまで3,000人以上が受講している大人気の講座「写真の撮られ方レッスン」を東京・原宿で開催中。
この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
WRITING :
石原亜香利
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