空の旅のひとつの楽しみといえば、機内食。JALの機内食では、日本ならではの食材を利用した優雅な和食メニューや、有名シェフが手がける類稀な洋食メニューが味わえます。

特にファーストクラスの食事は、空の旅をより一層、優雅にしてくれる貴重なメニューが目白押し。実際には、どんな機内食が提供されているのでしょうか? 今回は、JAL国内線と国際線のファーストクラスの豪華な機内食を紐解いていきます。

JAL「国内線」ファーストクラスの機内食とは?

国内線のファーストクラスの昼食(洋食・2月下旬)※羽田到着便

まずは国内線ファーストクラスの機内食から。JALの担当者さんに、そのこだわりを伺いました。

「ファーストクラスは、頻繁にご利用いただくお客様が多いため、同じメニューが重なってしまわないよう機内食のバリエーションにこだわり、時間帯に応じて、朝食、昼食、夕食(※)をご提供しております。旬の素材と風味にこだわったメニューを取りそろえ、上旬(1日~10日)・中旬(11日~20日)・下旬(21日~月末)と10日替わりで、羽田出発便/到着便で異なるメニューを展開しています。

お食事の味はもちろんボリューム、バランス等にも配慮し、見た目にも楽しんでいただけるようなメニューにこだわっています」

※【朝食】始発便~10:29、【昼食】10:30~16:59、【夕食】17:00~最終便(沖縄線は18:00以降到着便)

国内線ファーストクラスの朝食(和食・2019年2月下旬)※羽田出発便

夕食は日本各地のレストラン・料亭との提携メニュー! 

国内線ファーストクラスの夕食(2019年2月下旬)※羽田発便

そして注目なのが、17時からの夕食(17:00以降の出発便対象。沖縄便は18:00以降の到着便で提供)。日本各地のレストランや料亭の味が楽しめる「提携店」による監修メニューが提供されるのです。月替わりごとに変化する提携店の夕食メニューでは、機内食とは思えないほどの本格的な食事が提供されます。

この提携店とのコラボ夕食は、どんなコンセプトで提供されているのでしょうか?

「国内線ファーストクラスの夕食では、地域と一緒に『地域の元気』をつくっていこうという取り組み『新・JAPAN PROJECT』の一環として、ご当地食材を用いた機内食を通じてお客様に実際に体感していただくことで各地の魅力を発信しています。

連動地域における地元食材を用い、名店と提携することで地域特産物の価値を高め、地場産業を盛り上げるべく、毎月日本各地の名店に監修いただき、ご当地のおいしい食材や郷土料理を使用したスペシャルメニューを提供しています」

2019年2月の提携店は「仏蘭西料理 La Terrasse」。中旬、下旬には以下のメニューが提供されます。

●羽田発便(2019年2月中旬)

【アペタイザー】菊芋のポタージュ ブラックペッパー、スモークサーモンのテリーヌ グリーンマヨネーズ、大和ポークのロースハム クリームマスタードソース【メイン】大和肉鶏のロースト オリーブトマトソース、ドフィノアポテト 茸のソテー ブロッコリー、プチパン、バター【デザート】ブランマンジェ 月ヶ瀬抹茶のアングレーズソース

●羽田着便(2019年2月下旬) 

【アペタイザー】菊芋のポタージュ ブラックペッパー、大和肉鶏と茸のテリーヌ タスマニアマスタードを添えて、奈良県産あまごのエスカベッシュ レッドオニオン キャロット セロリ【メイン】大和ポークのロースト 白いんげんとチョリソーのソース、茸のソテー 芽キャベツ キャロット、プチパン、バター【デザート】ブランマンジェ 月ヶ瀬抹茶のアングレーズソース 

どちらも見た目がとてもオシャレで、おいしそうですね。


JAL「国際線」ファーストクラスの機内食とは?

パリ発 東京(羽田)行き 手島竜司シェフによるメニュー例

続いては、海外旅行時に利用する、JAL国際線の機内食を見ていきましょう。国際線の機内食でも、ファーストクラスの機内食は特に注目です。

まずは、JAL国際線ファーストクラスの機内食のこだわりを教えていただきました。

「JAL国際線ファーストクラスでは『空の上のレストラン』をコンセプトに、シェフも食材も最高峰の、夢見ごこちのレストランのような気分を味わっていただきたいという想いのもと、機内食をご提供しています。日本が世界に誇る有名シェフたちが、最高の食材と自由な発想でJALの機内でしか味わえない夢のスペシャリテをご用意しています」 

アメリカ発 東京(成田)行き 内山直樹シェフによる洋食メニュー例

発地ごとにさまざまなメニューがあるなかで、日本発機内食の「和食コース」と「洋食コース」、それぞれの特徴を教えていただきました。

日本発の和食コース

日本発 和食メニュー例(2018年12月〜2019年2月提供) 

「2019年2月は、東京神楽坂に店を構える『石かわ』の石川秀樹シェフとその姉妹店『虎白』の小泉瑚佑慈シェフによる監修メニューを提供。どちらもミシュランガイド東京にて三ツ星を獲得しており、両店共に日本を代表する和食の名店として名声を得ています」

日本発の洋食コース

日本発 洋食イメージ

「フランス料理の巨匠として名高いジョエル・ロブション氏の愛弟子として数々の新店舗オープンに携わるなどの経歴をもつ、『SUGALABO』の須賀洋介シェフによる監修メニューを提供しています。予約をとることが困難な有名店の味わいを、JALの機内でお楽しみいただけます。

海外発でも世界で活躍する日本人シェフ監修の機内食を提供しています。パリ発便ではオープンから1年半という早さでフランスのミシュランガイドにて一ツ星を獲得した『Restaurant PAGES』の手島竜司シェフと、同じくフランスのミシュランガイドで二ツ星を獲得している『パッサージュ 53』の佐藤伸一シェフによる監修メニューを3か月ごとに提供するなど、世界中の美食家が注目するシェフの料理をお楽しみいただけます」

日本発 洋食イメージ

「また、1776年に創設された老舗シャンパーニュメゾン『ルイ・ロデレール』が誇るトップキュベシャンパン『ルイ・ロデレールクリスタル2009』をはじめ、JALワインアドバイザーのマスターオブワイン大橋健一氏と、ワインテイスター大越基裕氏により選び抜かれたワインメニューをラインナップしています。

コーヒーにもこだわっており、コーヒーの匠、川島良彰氏が厳選した『Grand Cru Cafe(グランクリュカフェ)』をフレンチプレスで提供。Grand Cru Cafeは川島氏が社長を務めるミカフェートのトップブランド。生産者と共に農園のなかから真に優れたコーヒー豆だけを選別した究極のコーヒーを機内で味わうことができます」

ラグジュアリーな大人女性におすすめのポイント

国際線 パリ発 手島 竜司シェフによるメニュー例

どれも美しく、上質で貴重なメニューに、ため息が出そう。最後に、国内線、国際線それぞれのファーストクラスの機内食について、ラグジュアリーな大人女性へと向けたおすすめポイントを伺ってみました。

国内線の夕食では普段味わえない名店の味が楽しめる

「国内ファーストクラスの夕食に関しては、普段遠方まで足を運ばなければ味わえない名店・レストランのお食事やご当地食材・郷土料理を、ファーストクラスをご利用いただく事で実際に訪れなくてもお楽しみいただけるのが魅力のひとつです」

国際線では究極のストレートティーを味わえる

「国際線ファーストクラスでは、ワインボトルにボトリングしたロイヤルブルーティー『QUEEN OF BLUE』をご提供しています。シャンパンやワインのようにワイングラスでお召し上がりいただく究極のストレートティーです。中国茶の一種である高級青茶の中でも選び抜かれた手摘み茶葉のみを使用し、時間をかけて抽出しています。

日本発便ではジャン=ポール・エヴァンによるJALオリジナルショコラをご用意しており、一緒に召し上がるのもおすすめです」(※ショコラの内容は季節によって変更あり)


いかがでしたでしょうか。ファーストクラスの機内食は、国内線・国際線共に要チェックの贅沢なメニューばかり! 毎月、時間ごとに変わるなど、何度でも利用したくなります。まだ味わったことがない方は、ぜひファーストクラスの予約から!

Information

「JALファーストクラス(国内線)お食事」
「JALファーストクラス(国際線)お食事」

問い合わせ先

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
WRITING :
石原亜香利