ベーシックアイテムをこよなく愛し、ピリッとしたスパイスの効かせ方がいつもかっこいいヴィクトリア・ベッカム。最新のSNAP写真では大半がパンツルックということから、今回はそのスタイルに注目してみました。
靴が見え隠れするほどのフルレングスのパンツを、身長163cmとは思えないほどすらりと脚長に仕上げた美しい姿は圧巻です。クールさが際立つ黒と白、インパクト十分なレッド、クラシカルなツイードと、さまざまな4パターンのパンツの着こなしを見てみましょう。
ベーシックでも迫力十分!ヴィクトリア・ベッカムの脚長パンツスタイル4選
■1:ショート丈ニットで上半身をコンパクトにまとめ、黒パンツをさらに脚長に
自身がデザイナーを務めるブランドの秋冬コレクションを発表した2019年2月18日の着こなし。コレクションでも発表したリング柄のショート丈ニットを合わせて、黒パンツをハンサムにコーディネートしていました。
ニットの短さがウエスト位置を高く見せ、自然と脚長効果を発揮。袖からドット柄のブラウスをのぞかせて、抜け感をアピールしたアレンジもバランス良好です。
■2:ビビッドレッドの迫力に負けないスネーク柄シャツで、辛口フェミニンに
パンツだと敬遠しがちな鮮やかカラーのパンツですが、ベーシックカラーをコーディネートすれば意外にすんなりと着こなせます。
ヴィクトリアは、ビビッドな赤をセレクトして華やいだ雰囲気に。パンツのインパクトに合わせて、スネーク柄のブラウスで上下のバランスをとっています。アウターはベーシックな黒のチェスターコートにしてさらにかっこよさを加速させていました。
■3:重たいツイード素材のセットアップには、淡い色味のブラウスで軽やかさを強調
ハンサムなツイード素材のセットアップを着こなすのもお得意。ただ上下とも重たく見えるツイード素材だから、ブラウスには淡いピンクを合わせて女性らしく軽やかに。
もちろん白シャツでもマッチしますが、おしゃれっぽさが際立つのは断然淡いトーン。さらに襟にフリルがあるデザインなので、セットアップと甘×辛のテイストミックスになって、新鮮さが光ります。
■4:ベルトとバッグに赤を効かせて、モノトーンの着こなしをセンスよく引き締めて
シャツとパンツを白でまとめたときには、ベルトで引き締め効果を狙うのがおすすめ。この日、白パンツを着たヴィクトリアは、ベルトに赤をコーディネート。これでモノトーンの着こなしが一瞬にして華やかにグレードアップします。
ベルトだけだと赤の分量が少ないので、バッグにも赤を投入するとちょうどいいアクセントに。もちろんヴィクトリアを見習って、ネイルも赤で統一すればパーフェクトです。
パンツをかっこよく着こなすヴィクトリア・ベッカムは、トップスとのバランス、甘辛ミックスの色合わせ、アクセントになる小物使いなど、脚長スタイルをつくり上げる見逃せないポイントが詰まっていました。
ぜひ今後のおしゃれに取り入れて、センスのよいパンツスタイルを楽しんでください!
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀