左から/ゲラン アクア アレゴリア リモン ヴェルデ 75ml ¥8,200、イヴ・サンローラン・ボーテ ル ヴェスティエール デ パルファム タキシード 125ml ¥35,000(西武池袋本店限定発売)、メゾン フランシス クルジャン アラローズ オードパルファム 70ml ¥26,000 (すべて税抜)

処女、少女、娼婦、そして淑女…なんて昔、郷 ひろみが歌っていましたが、女と生まれたからには、ひとりでいくつもの“顔”をもっていたいもの。そんなさまざまな表情を演出するための強力な武器がフレグランス。つまりシーンによって香りを変えるのは、もはや大人の嗜みといえるでしょう。

私の場合、デイタイムに愛用しているのはクルジャン。バラの香りだけど、単に甘いだけで終わらないのがいいところ。清々しさもあるおかげで凛とした雰囲気が漂い、品よく、できる大人の女性の顔に。

夜の外出にはサンローラン。これはもう、まとうとすぐさまファムファタル(注・あくまで脳内イメージです)。スパイスが効いて辛口で、でも女っぽさもあるのがたまりません。

そして休日にはゲラン。歩くたび柑橘がふわりと立ち上り、気分は何物にも縛られない自由人。

三者三様の香りの力を借りて違う女になる。もしかしてこれこそが忙しい現代女性のセラピーなのかも。

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この記事の執筆者
メーカー、出版社勤務後、1997年フリーに。美容誌、女性誌を中心に、広告などでも活動中。守備範囲はスキンケア、メイクを中心とする美容全般。自身の経験を基にした、わかりやすく、大人の女性の身になった記事を心がけている。 好きなもの:プリントの服、料理すること(特にグラタンをこよなく愛する“グラタニスト”)と食べること、旅(主に香港とフランスの田舎)、スポーツ観戦(ふだんはサッカー。ワールドカップやオリンピックの時期は寝不足でフラフラに)、深夜のひとり家呑み、海外ミステリー小説、グレージュのネイル、“メゾン フランシス クルジャン”のフレグランス、麻のベッドリネン、白い器、トニー・レオン、『ダウントン・アビー』 
クレジット :
撮影/戸田嘉昭(パイルドライバー) 文/入江信子