J.Crewのニットに、UNIQLO and JW ANDERSONのブルゾンを合わせて

白、黒、ベージュに続く色として、カーキは
すっかりMYベーシックカラーのひとつになりました。
もともとカジュアル感のある色だから、
どうコーディネートしても、着慣れた風に見えるのが魅力。
そこで冬の間はもっぱら黒に合わせて、
無難になりがちな黒という色を、
新しい印象で着こなそうと試みていました。

ニット_1,デニム_1,時計_1,靴_1,バッグ_1
ブルゾンはJW Andersonが手がけるユニクロ。そで口がゴムになっていて、たくし上げるとふんわりパフスリーブのようになるところも秀逸です。ブルゾン・デニム/ユニクロ ニット・ネックレス・ピアス/J.Crew 時計/シャネル バッグ/DRAGON 靴/ジミー チュウ

とはいえ陽気がここまで春めいてくると、
さすがにカーキ×黒は、肌を出さないかぎり、
重く、暑苦しい印象になりがちです。
そこで最高気温が20℃を超えたこの日は、
白、しかも分量多めのボトムの白と合わせてみました。

カーキのトップスをコンパクトにまとめることで、
上半身もキュッと引き締まって見えるよう。
ワイドシルエットの白デニムも、
これでバランスよく着こなせたかと思っています。

デニム_2,ホワイト_1
今年買ったデニムは、気づいてみたらすべて、すそが切りっぱなし。スニーカーでもよし、あえてきれいめの靴を合わせても映える気がしています。左/ユニクロ 中/ヤヌーク 右/RE/DONE 

ちなみに、このワイドシルエットのデニムも、
この春、入手したお気に入りのひとつ。
サイズが豊富で、小柄でも自分に合った一着が見つかるから
デニムは私にとって欠くことのできないアイテムです。
それだけに出番も多いので、デニムがちょっと古いだけで、
着こなし全体が、急に古くさく見えるようなのです。

だからこそ最近、買い換えたデニムは
どれもジャストウエストで
ボーイフレンドタイプかワイドシルエット。
ジャストウエストということは、
ヒップポケットの位置も上になるということで、
たとえトップスをアウトで着たとしても
後ろ姿で今どき感を醸し出してくれるように思います。

かつて知り合いの、とてもおしゃれなマダムが、
「デニムをアップデートしたいのよね」と
おっしゃっていたことを思い出します。
デニムや白シャツ、冬なら黒タートルなど、
永遠のベーシックアイテムと思いがちなものこそ、
今の気分を反映させることの大切さを感じています。

(写真/エディターH&J 文/エディターJ)

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