人気ヘア&メイクアップアーティストの長井かおりさんの連載がスタート。シミやくすみ、たるみなど…、大人世代を悩ませるエイジングサインを、長井さんの経験と知識、独自のテクニックをフルに生かし、メイクだけでお悩みをスッキリ解決。大人の肌や骨格の悩みをなかったことに…!

第5回目は、童顔甘め顔をこなれた印象の知的顔に変身できるメイクテクです。

ブルーグレーとミントグリーンを淡く仕込んだ「引き算メイク」で知的美人に

■お悩み「童顔をカバーして、知的に見えるメイクを知りたい」

美容好きの野崎さんらしく、定番メイクはアイシャドウとリップを同系色で統一したトレンドのテラコッタメイク。ただ「童顔が際立ってしまい、知的さに欠ける気がして…」と思い悩むこともあるのという野崎さん。野崎さんをより美しく見せるために、長井さんが提案したメイクとは…?

野崎玲欧奈さん(37歳)
美容に関する情報収集は熱心に行なっているというの野崎さん。「最近、目元とリップをテラコッタカラーで統一したメイクが定番になっているのですが、童顔の自分にこのメイクがベストなのかどうか自信がありません…」

■A.「淡いブルーグレーやミントグリーンを仕込めば、童顔を凛とした知的顔にシフトさせることができます」(長井さん)

「テラコッタカラー、とてもお似合いですよ。色のチョイスものせかたもいいと思いますが、少しハマりすぎている印象も…。ブルーグレーやミントグリーンなどの寒色系を使ったメイクなら、甘いお顔立ちにシャープさが加わり、いつもと違った印象を演出できます。

それから、一点だけ気になるのが眉。位置が少し低く、眉と目が近すぎる気がします。ほんの1㎜高く描くだけで、もっとバランスよく見えるはず」

【こなれた知的美人に導くアイテムはこちら】

1.ほんのり青みを帯びたグレーのクリームシャドウ。シルキーな質感で洗練された印象に。Amplitude コンスピキュアス クリームアイズ 03 ¥4,000(2019年5月29日限定発売) 2.目元、頬、唇に使えるミネラルのピグメント。大人に似合う絶妙カラーが勢ぞろいの長井さんコラボ色。ヤーマン オンリーミネラル ミネラルピグメント NO4 ¥1,800(限定発売中) 3.繊細なニュアンス出しにぴったりな先端細めのブラシ。Amplitude アイシャドウブラシ ポインテッド ¥4,000 4.コシのある筆先で、目の際にラインを引いたり色を乗せたり思いのままに。Amplitude アイライナーブラシS ¥3,000 5.なめらかな描き心地とクリアなタッチで思い通りのラインが引ける。水や汗に強いウォータープルーフ処方。Amplitude  ロングラスティング アイライナー 02 ¥3,500 6.まつげを根元からグッと持ち上げ、1本1本がくっきりと際立たせてくれる。軽やかなつけ心地も◎。SHISEIDO インペリアルラッシュ マスカラインク 01 ¥3,800 7.まるで自分の眉のようにリアルな描き上がりがかなう極細ペンシル。にじみにくく、描きたてのタッチが長続き。セルヴォーク インディケイト アイブロウペンシル 01 ¥2,000 8.ふんわり仕上がるパウダーアイブロウ。ペンシルとのダブル使いで、思いどおりの形に整う。セルヴォーク インディケイト アイブロウパウダー 01 ¥3,500 9.ライン取りもぼかしも自在にこなすアイブローブラシ。完成度の高い眉を目ざすなら1本もっておきたい。THREE アイブラウ ブラシ ¥3,000 10.唇にのせた瞬間にとろける滑らかなテクスチャー。ヌーディな色もワンストロークで美しく発色。シャネル ルージュ ココ フラッシュ 53 ¥4,000

【童顔を知的美人に導く寒色メイクプロセス8】

1.二重の内側にブルーグレーをオン
目頭は二重のラインよりもやや内側に入れ、目尻側にかけて入れる範囲を少し広げていくととスッキリした印象に。

ブルーグレーのクリームシャドウを細めのアイシャドウブラシにとり、二重のラインの内側に薄く均一にのばします。

2.涙袋の上にミントグリーンを
色みをほぼ感じさせないパール感のあるペールカラーをセレクトするのがポイント。

目の下の涙袋の上にアイライナーブラシにとったミントグリーンのパウダーをオン。目尻側は、ベースメイク時に仕込んだハイライトと合流させて。

3.目尻のみにアイラインを入れる
目尻のみに入れるこの「引き算ライン」で、抜け感のある目元に。

ブルーブラックのペンシルライナーで、目尻の7㎜ほど内側から目尻から7㎜オーバーするところまでラインを引きます。

4.上下まつげにマスカラを塗る
下まつげに塗るときは、余分な液をティッシュオフしておくと失敗しない。

上下まつ毛に黒のマスカラを塗って。上まつげは根元からしっかり持ち上げるように塗り、下まつげはブラシを縦にして塗るときれいに仕上がります。

5.地眉の1㎜上に眉山をつくる
地眉よりワントーン明るいペンシルを選ぶと、柔らかな印象に。

眉を少し高い位置に設定。眉頭はさわらずに、中間〜眉尻にかけてペンシルで地眉の1㎜上に眉山を意識しながらアウトラインをとります。

6.ラインの内側にパウダーで埋める
ペンシルと同じ明るさのパウダーを使うのがポイント。

5でラインどりした内側をアイブロウパウダーで埋めていきます。眉山〜眉尻からスタートして、その後、中央→眉頭の順で埋めていくとバランスよく仕上がります。

7.アイブローブラシで眉をとかす
ブラシのヘッドを少し折り曲げておくと、眉にフィットしやすい。

ペンシルの逆側に付いているアイブローブラシで、目頭から目尻に向けて眉をとかしていきます。毛流れを整え、描き足した眉を肌に定着させる効果あり。

8.シアーな発色のベージュリップを直塗り
ラインどりせずに、輪郭を意識しながら直塗りするときちんとしすぎず、こなれた印象に。

ベージュ系のリップを唇に直塗り。マットよりシアーな発色のタイプを選ぶと柔らかく上品な雰囲気に仕上がります。

【BEFORE→AFTER:甘さが緩和され、知的で凛とした雰囲気に】

目元をほんのり彩る寒色を使用したアイメイクで、甘さが緩和されてキリッと知的な印象に。目尻のみに入れたアイラインとベージュ系のリップによる引き算で、上品さとこなれた感もプラス。  
長井かおりさん
ヘア&メイクアップアーティスト
多くの女優やモデルからの指名を受ける人気ヘア&メイクアップアーティスト。雑誌や広告など第一線で活躍する傍ら、メイクレッスン講師としても活躍。ひとりひとりの個性や魅力を引き出す、上品なメイクテクニックにファン多数。このたびスタートしたPrecious.jpでは、大人のリアルな肌や骨格の悩みをメイクだけで見事解決!
※掲載した商品の価格はすべて税抜です。

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PHOTO :
岩谷優一(vale./人物)、田中麻以(静物)
EDIT&WRITING :
新田晃与