人気ヘア&メイクアップアーティストの長井かおりさんの連載がスタート。シミやくすみ、たるみなど…、大人世代を悩ませるエイジングサインを、長井さんの経験と知識、独自のテクニックをフルに生かし、メイクだけでお悩みをスッキリ解決。大人の肌や骨格の悩みをなかったことに…!
第5回目は、童顔甘め顔をこなれた印象の知的顔に変身できるメイクテクです。
ブルーグレーとミントグリーンを淡く仕込んだ「引き算メイク」で知的美人に
■お悩み「童顔をカバーして、知的に見えるメイクを知りたい」
美容好きの野崎さんらしく、定番メイクはアイシャドウとリップを同系色で統一したトレンドのテラコッタメイク。ただ「童顔が際立ってしまい、知的さに欠ける気がして…」と思い悩むこともあるのという野崎さん。野崎さんをより美しく見せるために、長井さんが提案したメイクとは…?
■A.「淡いブルーグレーやミントグリーンを仕込めば、童顔を凛とした知的顔にシフトさせることができます」(長井さん)
「テラコッタカラー、とてもお似合いですよ。色のチョイスものせかたもいいと思いますが、少しハマりすぎている印象も…。ブルーグレーやミントグリーンなどの寒色系を使ったメイクなら、甘いお顔立ちにシャープさが加わり、いつもと違った印象を演出できます。
それから、一点だけ気になるのが眉。位置が少し低く、眉と目が近すぎる気がします。ほんの1㎜高く描くだけで、もっとバランスよく見えるはず」
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【童顔を知的美人に導く寒色メイクプロセス8】
1.二重の内側にブルーグレーをオン
ブルーグレーのクリームシャドウを細めのアイシャドウブラシにとり、二重のラインの内側に薄く均一にのばします。
2.涙袋の上にミントグリーンを
目の下の涙袋の上にアイライナーブラシにとったミントグリーンのパウダーをオン。目尻側は、ベースメイク時に仕込んだハイライトと合流させて。
3.目尻のみにアイラインを入れる
ブルーブラックのペンシルライナーで、目尻の7㎜ほど内側から目尻から7㎜オーバーするところまでラインを引きます。
4.上下まつげにマスカラを塗る
上下まつ毛に黒のマスカラを塗って。上まつげは根元からしっかり持ち上げるように塗り、下まつげはブラシを縦にして塗るときれいに仕上がります。
5.地眉の1㎜上に眉山をつくる
眉を少し高い位置に設定。眉頭はさわらずに、中間〜眉尻にかけてペンシルで地眉の1㎜上に眉山を意識しながらアウトラインをとります。
6.ラインの内側にパウダーで埋める
5でラインどりした内側をアイブロウパウダーで埋めていきます。眉山〜眉尻からスタートして、その後、中央→眉頭の順で埋めていくとバランスよく仕上がります。
7.アイブローブラシで眉をとかす
ペンシルの逆側に付いているアイブローブラシで、目頭から目尻に向けて眉をとかしていきます。毛流れを整え、描き足した眉を肌に定着させる効果あり。
8.シアーな発色のベージュリップを直塗り
ベージュ系のリップを唇に直塗り。マットよりシアーな発色のタイプを選ぶと柔らかく上品な雰囲気に仕上がります。
【BEFORE→AFTER:甘さが緩和され、知的で凛とした雰囲気に】
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- 岩谷優一(vale./人物)、田中麻以(静物)
- EDIT&WRITING :
- 新田晃与