シミやくすみ、たるみなど…、大人の女性を悩ませるエイジングサインを、人気ヘア&メイクアップアーティストの長井かおりさんが、その経験と知識、独自のテクニックをフルに生かし、メイクだけでお悩みをスッキリ解決。大人の肌や骨格の悩みを、なかったことに…!
連載第6回目は、手ごわい目の下のくすみやクマのカバーテクニックです。
目の下のくすみやクマはファンデーション前後の仕込みと仕上げで目元を明るく仕上げる!
【セルフメイク→長井メイク】
ネイリスト、アイリストとして経験を積み、現在はサロン経営を手掛けている小田倉さん。職業柄、美容トレンドには敏感で、情報収集もしっかり行なっているそう。
「年齢を重ねてからは、今のナチュラルメイクに落ち着きましたが、たまにマンネリ感を感じることも…。最近、目の下のくすみやクマが目立ちはじめたのですが、上手にカバーできず悩んでいます」とのこと。
そんな小田倉さんのお悩みを解決するために長井さんが提案するテクニックは…?
■A.「ファンデーションの前後に気になる目の下のみ、ピンポイントで仕込みと仕上げを行なうことで、気になるくすみやクマをカバーできます」(長井さん)
「目元のくすみやクマなどの色ムラや影は、顔が疲れて見える原因になるので、しっかりカバーしておくことが鉄則。やみくもにカバーしようとすると顔全体が厚塗りになってしまうので、ファンデーションの前後に目の下のみ、ピンポイントで仕込みと仕上げを行なうことが大切です」(長井さん)
【目の下の色ムラをカバーする3つのベースアイテム】
【目の下のくすみやクマをカバーして肌色を均一に整えるベースメイクプロセス3】
1.目の下の三角ゾーンにハイライトを
目の下の三角ゾーンにパールホワイトのハイライト(クレ・ド・ポー ボーテ)をのせ、放射状に広げます。乾燥しやすい部分なので、リキッドタイプを選ぶのが正解。パールホワイトの反射効果で、目元のくすみやクマをあらかじめ飛ばしておきましょう。
2.顔全体にファンデーションをのばす
肌色に合わせたファンデーション(ローラ メルシエの10)を顔全体に広げます。適量を指で素早くのばし、ナチュラルに仕上げるのがポイント。
3.目の下に1トーン明るいファンデーションを
目の下に肌色より1トーン明るいファンデーション(ローラ メルシエの07)をのせ、先に塗ったハイライトとファンデーションがよれないようにスポンジで叩き込みながらのばします。ファンデーションを重ねて厚みを出すことで、くすみやクマが透けにくくなり、均一な肌トーンをかなえることができます。
【完成:くすみやクマを感じさせない均一な肌トーンへ】
問い合わせ先
- 資生堂インターナショナル TEL:0120-81-4710
- ローラ メルシエ TEL:0120-343-432
※掲載した商品の価格はすべて税抜です。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- 永谷知也(will creative)
- HAIR MAKE :
- 長井かおり
- EDIT&WRITING :
- 新田晃与