海外ならケニー・Gや、キャンディ・ダルファー、国内なら東京スカパラダイスオーケストラの谷中 敦さん、元チェッカーズの藤井尚之さんや、筋肉体操で話題の武田真治さんなど、有名な奏者の多い木管楽器が「サックス」です。
なんといってもその魅力は、格好良さ。ジャズにバラード、おなじみのポップスも、サックスで演奏するとなんだかお洒落な雰囲気になるから不思議です。ほかの吹奏楽の楽器に比べて音が出しやすく、また吹く力もそれほど必要がないのも、大人の女性におすすめしたいポイント。息を使う楽器なので、気分転換だけでなくフィジカルにも良い効果がありそう。
サックスにはソプラノサックス、アルトサックス、テナーサックス、バリトンサックスの4種類がありますが、本記事では初心者でも音の出しやすい、アルトサックスのおすすめをご紹介します。
おすすめ高級サックス【YAMAHA(ヤマハ)】
YAMAHA(ヤマハ) アルトサックス YAS-875EX
上質で威厳あふれる豊かなサウンド。重厚感のある音でクラシックを演奏する、吹奏楽団に人気のモデルです。
正確な音程を取りやすく、ストレスを感じさせないスムーズな操作性で、プロからの信頼も高いサックスです。
YAMAHA(ヤマハ) アルトサックス YAS-82Z
2002年ヤマハが「Z」の称号を与え、ジャズに特化したモデルです。重さを感じない、軽量デザイン。抵抗が少なく、息が通りやすい製品で、ポップスを演奏したい人にもおすすめです。
YAMAHA(ヤマハ) アルトサックス YAS-62S
1978年に第1世代が世に出て、35年の時を迎えた第4世代の「62」です。ヤマハの中でもミドルグレードで、初心者にもおすすめのモデルです。
落ち着いた、しっかりとした響きでジャズやポップス向き。早いパッセージを安心して演奏できるクオリティです。
おすすめ高級サックス【H.SELMER(セルマー)】
H.Selmer(セルマー) アルトサックス シリーズ3 Jubilee GL
130年以上の実績がる、フランスで最初の総合管楽器メーカーであるセルマー。100パーセント、メイド・イン・フランスで、サックスの世界的先駆者的な存在です。
こちらのモデルはジャズ、ポップス、クラシックなどオールジャンルに対応するクオリティの高さから、上級者向けと言われますが、セルマーの中でも音が出しやすいので初心者にもおすすめです。
H.Selmer(セルマー) アルトサックス Axos GL
1922年からセルマー・パリの名器を作り続けているフランス・マントの工場で製造されているモデルです。
華やかな音、そして演奏のしやすさ。それらの絶妙なバランスを実現した、廉価版モデルです。
おすすめ高級サックス【Yanagisawa(ヤナギサワ)】
Yanagisawa(ヤナギサワ) アルトサックス A-WO10
明治29年に創業したヤナギサワは、世界で賞賛される日本のサクソフォンメーカーです。このモデルはしっかりと芯を持った、太く重厚感のある音色が楽しめるヘヴィタイプ。彫刻入りで、白蝶貝のキーが美しいデザインです。
Yanagisawa(ヤナギサワ) アルトサックス A-WO20
ブラス製のA-WO10と材質違い、ブロンズ製のモデルです。ブロンズ(銅)が混ざると、よりマイルドでやわらかな音色になります。
ヤマハ、セルマーと並び、サックスの世界3大ブランドと評される日本メーカー、ヤナギサワ。その技術の粋を感じられる、絶妙な材料の配合割合により実現した、まろやかな音色。サウンドも佇まいも高級感溢れる逸品です。
- TEXT :
- Precious.jp編集部