本物の音楽体験にひとり、没入できる音響機器と言えば、ヘッドホン(ヘッドフォン)を置いてほかにはないでしょう。特に、CDでは入りきらなかった音の情報量をもつ「ハイレゾ音源:を楽しむなら、必須とさえ言えます。
「音の太さ・繊細さ・奥行き・圧力・表現力」がCDよりも豊かで、アーティストの息づかいやライブの空気感など、細部まで聞き取れるハイレゾ音源で、好きなアーティストの音楽や映像を楽しみたい…という人には、ヘッドホンのクオリティがその体験を左右すると言えます。
そこで本記事ではソニー製品を中心に、ハイレゾ音源を楽しむのに最適なヘッドホンを8つ、ご紹介します。
「SONY(ソニー)」のおすすめ高級ヘッドホン
SONY(ソニー) 高級ヘッドホン MDR-Z1R
カセットプレイヤー、ウォークマン、CDウォークマン、MD、ソニーレコード、ソニー吹奏楽団、着うた®など、音楽と切っても切れない関係があり、日本の音楽文化を切り拓き、育ててきた企業・ソニー(SONY)。そんなソニーが手掛けるヘッドホン「 MDR-Z1R」をご紹介します。
追求したのは空気感の表現。120kHzの超高音域再生を実現する大口径70mmHD(High Definition)ドライバーユニット、微小音を余すところなく再現するレゾナンスフリーハウジング、快適なリスニングを約束する優れた装着性など、ソニー最高峰の技術を注ぎ込んだフラッグシップモデルです。
SONY(ソニー) 高級ヘッドホン MDR-Z7M2
一般的な人の耳殻を上回る大口径70mm振動板により、平面に近い波面を再現するヘッドフォン。音の波面が広く平らになることで、生演奏を聴いているような自然な響きを体感できます。ドームを大型化し形状を最適化することで、中低音域の表現をクリアにし、中高音域をさらに艶やかに表現。
さらに、ハウジングに設けたポート(通気孔)により、空気の流れを調整することで低音をコントロールしています。振動板の動作を最適化することでリズムを正確に再現します。
「SONY(ソニー)」のおすすめ高級ワイヤレスヘッドホン(ブルートゥース)
SONY(ソニー) 高級ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン WH-1000XM3
「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1」に内蔵のDACとアンプにより、ワイヤレスでも高品質な音を表現。ワイヤレスでもハイレゾ相当の高音質を楽しめるLDACに対応したヘッドホンです。
長時間の外出も心配いらない最大30時間のロングバッテリーライフ、周囲の音を取り込みながら音楽を楽しむことができる外音取り込み機能など、多彩な機能で、さまざまな用途に活躍してくれます。
人気メーカーのおすすめ高級ヘッドホン
audio-technica(オーディオテクニカ) 高級ヘッドホン ATH-ADX5000
プロの愛用者も多いことで知られる、オーディオテクニカのヘッドフォン。国内最大級の、オーディオ機器の総合アワードである「VGP2018」で、「開放型オーバーヘッド型ヘッドフォン(20万円以上30万円未満)」部門で、見事大賞を受賞したのが、このAUDIO-TECHNICAの「ATH-ADX5000」です。
イヤパッド&ヘッドバンドに使われているイタリア製アルカンターラは、肌触りがよいだけでなく、耐久性と通気性に優れています。さらに、耳を優しく包み込むフィット感と、剛性の高いマグネシウム成型フレーム&アームを採用することで、ヘッドフォンの重量を軽くしました。長時間つけていても、快適にリスニングが楽しめるモデルです。
軽量で長時間使用にも最適な「ATH-ADX5000」は、自宅で優雅な時間を過ごしてみたいというニーズを満たしてくれそうです。
SHURE(シュアー) 高級ヘッドホン SRH1840
SRH1840は、アメリカを代表するマイクやイヤホンメーカー「SHURE(シュア/シュアー)」の、フラッグシップモデルとなるプロフェッショナル・オープンバックヘッドホンです。
左右のドライバー特性を揃えることで、スムーズに伸びる高域と正確な低域を実現。これにより、圧倒的な音響性能を獲得しています。プレミアム素材を使用し、精密なエンジニアリングを施すことで丹念に作り込まれたデザインは、極めて軽量かつ耐久性に優れているのも特徴。
保管ケース、ベロア素材イヤパッド1組と交換用ケーブルが付属しており、長期に渡りヘッドホンを楽しむことができます。
Sennheiser(ゼンハイザー) 高級ヘッドホン HD 820
SENNHEISER(ゼンハイザー)は、映画や音楽などのプロの現場で愛されるマイクロフォンやヘッドフォンを手掛け、ビジネスシーン向けのヘッドセットも多数展開している、ドイツ生まれの音響機器メーカーです。
密閉型デザインのダイナミックステレオヘッドホン「HD 820」は、反響音を最小限に抑制する独自のガラストランスデューサーカバーにより、驚くほど透明感のあるサウンドを実現してくれます。どこまでもリアルでナチュラルな音場を生み出す、革新的なヘッドホンです。
HIFIMAN(ハイファイマン) 高級ヘッドホン SUSVARA
2007年に創業するやいなや、その豊かな音、印象的なビジュアルで世界各地のオーディオメディアに絶賛され、賞も多数受賞してきた「HIFIMAN(ハイファイマン)」。そのフラッグシップモデルとなる平面駆動のヘッドホンが「SUSVARA」です。
注目すべき特徴は、音波の乱れを劇的に減少させる特許を取得した「ステルスマグネット」機能。これにより、歪みが軽減され、よりピュアでより調和のとれたサウンドを実現します。さらに、極薄ナノダイアフラム、高伝導の金コーティング、非対称イヤーカップ、人間工学デザインのヘッドバンドなどを採用。装着のしやすい人間工学と、アーティストが耳元でささやいているかのような音楽体験を両立させた、まさに最高級のヘッドホンのひとつと言えます。
Bose(ボーズ) 高級ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン QuietComfort 35
1964年にアメリカで創業、その高品質なスピーカーやイヤホン、ヘッドホンで、日本でも名前を聞いたことがないという人は少ないほど、世界的に著名なブランドがBOSE(ボーズ)。低音を求めてBOSEの音響機器を買いに走った…という経験がある人も多いのではないでしょうか?
そんなBOSEが手掛けた、業界最高クラスのノイズキャンセリングヘッドホンがこちら。Googleアシスタントを搭載し、音声操作が可能です。音楽再生、メールの送受信、日常作業の管理、着信応答など、すべてを音声でコントロールすることが可能に。ワイヤレステクノロジーと最長20時間再生のバッテリーを搭載した、あらゆる環境下で活躍するヘッドホンです。
関連記事
- TEXT :
- Precious.jp編集部