ウェディング、というと黒がシックで無難な気もしますが、ガーデンウェディングなどでは綺麗な色のドレスが緑に映え、よりハッピーな気分を盛り上げます。

特に注目したいのがプリントドレス。シンプルなカラードレスよりも、年齢関係なくフェミニンさが際立ち、会場を明るくします。また、靴やクラッチなどの小物も綺麗色やメタリックで、黒にしないことがポイント。梅雨の重たいムードも一掃するゲストスタイルは、男女問わず高評価で、思わず自分の気分も上がりそうです。

会場に爽やかな華を添える!プリントドレスが上品な「夏のゲストスタイル」6選

■1:タブーな白も個性的なプリントで清涼感あるシックな装いに

自身のブランド「ヴィクトリア・ベッカム」のプリントドレスとヒール

イギリスの元国民的アイドル、現在はファッションデザイナー兼、実業家として活躍中のヴィクトリア・ベッカム。スペインで行われたサッカー選手、セルヒオ・ラモスの結婚式に白地にチェーンのプリントがユニークなプリントドレスで登場しました。

ウェディングではタブーと言われる白を果敢にも選ぶあたり、ヴィクトリアのデザイナーらしい、非凡なセンスとファッションに対するアグレッシブさを感じます。しかし、白といえども全体に入ったチェーン柄が際立っており、合わせたホットピンクのサテンヒールが効いていて、不思議と白を意識させません。

ちなみに同じドレスをメーガン妃も3月に着用しており、大胆な柄ながら上品な印象で、大人のファッショニスタに人気のアイテムです。

 ■2:エスパドリーユを合わせて、夏らしさあふれるスタイリングに

ハットや足元を白でまとめて、プリントドレスの存在感が際立つ着こなしに

「最も美しいロイヤル」と称され、モデルも務めるレディ・アメリア・ウィンザーが、レディ・ガブリエラ・ウィンザーとトーマス・キングストンの結婚式に選んだのはグル・フリューゲルのデイジー柄のドレスです。

コットンの素朴さと、ピンクに白のデイジー柄が23歳の彼女らしくフレッシュ。フィリップ・トレイシーのハット、クラッチ、エスパドリーユはすべて、ドレスのプリントの中の一色である白をとり、エッジの効いたデザインのドレスを上品にまとめています。

■3:個性的なドレスに、メタリックな小物でビンテージ感をプラス

ドラマティックなプリントドレスにナチュラルなヘアメイクがケイトらしいバランス

モデルのケイト・モスが、ペルーで行われたモナコ皇室のクリスチャン王子の結婚式に、交際中のニコライ・フォン・ビスマルクと出席しました。

シックなカーキに、サーモンピンクのマーブル模様が点在し、同じ色味の足元まである長い胸のリボンが、個性的なドレスをチョイス。アンティークなトーンのドレスには、ヴィンテージなデザインのダイヤモンドのピアスやブレスレットを合わせ、サンダルはメタリックにし、ドレスの世界観を盛り上げています。

■4:ワントーンコーデにはヘッドバンドでアクセント

決して地味にならない秘訣はドレスの色味と素材感、そしてヘアアクセにあり

レディ・ガブリエラ・ウィンザーの結婚式に、ケイト・スペードのフラワー柄ドレスとジェス・コレットのヘッドバンドで登場した、キャサリン妃の妹、ピッパ・ミドルトン。

長袖、膝を隠すミモレ丈、ハイネックとコンサバなデザインながら、アイスブルーの爽やかなトーンと、透け感のある素材感が彼女のフェミニンさを際立たせています。クラッチやヒールなど小物も同じブルー系でまとめていますが、特注のヘッドバンドが上品な装いに適度なトレンド感をプラスして、センスの良さを感じさせます。

 ■5:大人のクラス感を演出するなら、マキシ丈が最適

圧倒的な存在感のドレスにはシンプルなヘアメイクが鉄則

アメリカ版『ヴォーグ』編集長のアナ・ウィンターが、4月にニューヨークで開催されたファッションデザイナー、マーク・ジェイコブスの結婚式に参列しました。

モデルのジジ&ベラ・ハディッド姉妹をはじめ、華やかなゲストがそろうなか、ひと際オーラを放っていたのがフローラルドレスで登場したアナ。一糸乱れぬボブヘアにサングラス、マノロ・ブラニクのヌーディーなサンダルはいつも通りの彼女のスタイルですが、大胆なプリントのドレスは周りを圧倒する華やかさ。長袖、マキシ丈とトレンドもしっかり抑えていてさすがの着こなしです。

 ■6:ドットは上品フェミニンを完成させる代表プリント

ドレスの爽やかさを一層引き立たせる足元のペールブルーがポイント

ネイビーブルーに白のドット柄のドレスで祖母の働いた諜報基地を訪問したキャサリン妃。実はこのドレス、一年前のメーガン妃のウェディングで、ドラマ『スーツ』でメーガン妃と共演した女優のアビゲイル・スペンサーが着用したものと同じです。

アレッサンドラ・リッチのドレスは白襟、白カフス、白ボタン。スカート部分はプリーツになっていて、フェミニンの王道を行くような定番のデザインです。シンプルな分、パールのイヤリングやシンプルなヒールを合わせれば品格を感じる着こなしになり、ヘアアクセなどの小物をプラスすれば華やかにも。一着持っていたら強い味方になってくれそうなベーシックな一着です。


ウェディングなどのおめでたい席やパーティーなど、普段と違う着こなしを求められる際は、ついつい無難な黒や紺など選びがち。しかし、夏やデイタイムのパーティーでは、綺麗なプリントのドレスを着ると、明るい涼を運んでくれて、自分も周りも気分が軽くなります。

写真映えもバッチリなプリントドレスで、華やかなゲストスタイルを目指してみてください。

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PHOTO :
AFLO
WRITING :
神田朝子