大好評!人気ヘア&メイクアップアーティストの長井かおりさんの連載です。シミやくすみ、たるみなど…、大人の女性を悩ませるエイジングサインを、長井さんの経験と知識、独自のテクニックをフルに生かし、メイクだけでお悩みをスッキリ解決。大人の肌や骨格の悩みをなかったことに…!
第19回目は、メイクくずれを防ぐテクニックをご紹介。「塩」と「砂糖」2種のフェイスパウダー使いがポイントです。
フェイスパウダーは「塩」と「砂糖」の2種使いがマスト!
【セルフメイク→長井メイク】
証券会社に勤める木本さんが、メイクで気をつけていることは、きちんと見えること、厚塗りにならないこと。この季節、木本さんが悩まされるのがメイクくずれ。「朝、ちゃんとカバーしたはずのシミが夕方には浮き出ていたり、アイメイクがにじんでいたり…と、メイクのもちが悪く困っています」
メイク直しの時間を確保できないこともあるほど多忙な木本さん。「この季節、メイクが夕方までもたないのがいちばんの悩みです。メイク直しができない日でも、夕方までくずれないメイクのコツがあるのなら教えていただきたいです」
■A.「フェイスパウダーを『塩』と『砂糖』の2種を用意して、部分的に使いわけると、くずれ知らずに」(長井さん)
「ほとんどの方が、1種類のフェイスパウダーでメイクを仕上げていると思いますが、メイクくずれが気になるようなら、『塩』と『砂糖』の2種類のパウダーの使いわけを。
『塩』パウダーは、粒子が細かくサラサラで肌に溶け込むタイプ。いわゆるフェイスパウダーやおしろいに分類されるもの。『砂糖』パウダーはミネラルが主成分でしっとりとした質感が特徴です。ミネラルパウダー=『砂糖』パウダーとして覚えていただいてOKです」。
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【くずれないメイクをかなえるフェイスパウダー使いプロセス】
1.塩パウダーをTゾーンに
ファンデーション(イヴ・サンローラン)を塗った肌に、パウダーをのせます。まずはサラサラタイプの塩パウダー(ラ・プレリー)をパフに揉み込み、皮脂の多いTゾーンにオン。
2.塩パウダーを目の下にも
続いて塩パウダーをアイシャドウブラシにとり、目の下を2往復。これが、アイメイクのにじみやくずれを予防する防波堤に。
3.砂糖パウダーをブラシにとる
しっとりタイプの砂糖パウダー(オンリーミネラル)をブラシにとります。まず余分な粉を落とし、その後ブラシの先を上に向けてトントンと粉をブラシの中に入れ込みます。
4.Uゾーンと首筋に砂糖パウダーを
乾燥しやすいUゾーンに、ブラシに含ませた砂糖パウダーをオン。ファンデーションがよれないよう中央は点置き、フェイスラインのみ軽く払うようにのせるのがコツ。ブラシに残ったパウダーを首筋にものせます。
【AFTER:一日中くずれないメイクが完成!】
※掲載した商品の価格はすべて税抜です。
問い合わせ先
- イヴ・サンローラン・ボーテ TEL:03-6911-8563
- ヤーマン TEL:0120-776-282
- ラ・プレリー TEL:0120-223-887
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- 永谷知也(will creative)
- HAIR MAKE :
- 長井かおり
- EDIT&WRITING :
- 新田晃与