秋といえば栗。栗といえばモンブラン。モンブランの、あのマロンペーストが幾重にも渦巻状に絞られ、てっぺんに渋皮煮の栗がのったかわいらしいルックスは、季節を感じるのにぴったりのスイーツですよね。

そんなモンブランのなかでも、高級ホテルでいただけるものは、素材選びやつくり方のアイディアへのこだわりが、さすが!というものばかり。乳酸菌入りや、マロンペーストに高級和栗を使ったもの、外がサクッとしたモンブランなど、ラグジュアリーな上に、ユニークさも極めたモンブランを、ふたつご紹介します。

女友達や会社での話題づくりのためにも、秋の味覚を存分に堪能しに、出かけてみませんか?

ユニークでラグジュアリー! 高級ホテルの「贅沢モンブラン」2選

■1:船橋屋とコラボの乳酸菌入り!? まさにスーパーづくしの「ホテルニューオータニ」のモンブラン

ホテルニューオータニの東京、幕張、大阪の直営3ホテルでは、秋から旬を迎える、「和栗」の味わいを最大限生かした「スーパーモンブラン」を、「パティスリーSATSUKI」で販売中。

「スーパーモンブラン」¥3,300(税・サービス料別)
「スーパーモンブラン」¥3,300(税・サービス料別)

この「スーパーモンブラン」は、厳撰された素材のみを使用した、「スーパーシリーズ」の秋季限定スイーツで、通常のモンブランと比較すると、その大きさはなんと3倍!

そして注目していただきたいのが、老舗和菓子店・元祖くず餅「船橋屋」の、植物性乳酸菌である『くず餅乳酸菌®』を採用していること。

『豆乳葛』をモンブランの中に忍ばせたほか、モンブランの土台の「リンツァ生地」にも加えられており、しっとりもっちりした食感に。豆乳をふんだんに使っている一面は、健康志向が強い、現代人のニーズにもフィットしていますね。

魅惑の断面に釘付け!
魅惑の断面に釘付け!

そしてこだわりの「マロンペースト」は、「奇跡の栗」と称される「利平」や、「栗の王様」と呼ばれる「銀寄」、希少品種「人丸」などの和栗のなかから、そのシーズンに一番食べごろのものを、シェフパティシエが厳撰して使用。9月のモンブランは、「利平」が使われる予定だそう。

生クリームの使用量は、最小限に抑えてあり、和栗本来のホクホクとした食感と、ふわっと口の中で広がる、上品な甘みが味わえるのだとか。

モンブランの中央部分には、熊本県産和栗の「甘露煮」が! それを優しく包み込むのは、爽やかでキレのある味が印象的な、アーモンドミルククリーム。繊細な味わいは、もはやモンブランの領域を超えた、まさに「スーパー」な異次元の世界に没入しそう!

店内で食べられるほか、テイクアウトもできるので、手土産にもおすすめです。

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■2:モンブランなのにマシュマロ!? さまざまな食感や味わいが楽しめる「シャングリ・ラ ホテル 東京」のモンブラン

「マシュマロ モンブラン」¥1,200(税・サービス料15%別)
「マシュマロ モンブラン」¥1,200(税・サービス料15%別)

「シャングリ・ラ ホテル 東京」のラウンジ&バー「ザ・ロビーラウンジ」で、2019年9月1日(日)~11月30日(土)まで期間限定で提供される「マシュマロ モンブラン」は、キャラメリゼしたメレンゲで周りを覆い、さまざまな食感が楽しめます。味わいは、ほどよく甘く、まろやか。

ほんのり香ばしくキャラメリゼされたメレンゲ
ほんのり香ばしくキャラメリゼされたメレンゲ
中身も贅沢!
中身も贅沢!

中には、香ばしいアーモンド風味の生地の上に、ほどよい酸味のカシスジャムや、ラム酒風味のマシュマロ、栗の渋皮煮、食感のアクセントとなる胡桃(くるみ)のキャラメリゼが。

さらにその上には、栗のクリームとヘーゼルナッツのアイスがあしらわれ、周りがメレンゲでコーティングされている、贅沢三昧な繊細仕立て。

コーヒーや紅茶はもちろん、シャンパンと一緒に優雅にいただくのも、おすすめです。

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見た目や中身がユニークなのはもちろんのこと、こだわりの栗や材料が使われたこれらのモンブランは、この秋の話題づくりにぴったり。ぜひとも、秋の味覚を堪能しに出かけましょう。

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
WRITING :
石原亜香利
EDIT :
安念美和子