昭和、平成と駆け抜け、ついに令和も迎えた大人世代。若かったころと違い、肌や髪は衰えが見えつつも、習慣化されたスキンケアやメイク、ヘアケアからシフトできていない人が続出中。
そこで、美容のプロが肌の変化に合わせて、どうケアを変えてきたのかを徹底取材しました。
今回は、美容のプロが「やめる美容」をご紹介します。
今をより美しく見せるための「やめる美容」
1:「まつげの負担になるから、ビューラーをやめます!」(ビューティ エディター 近藤須雅子さん、柳田美由紀さん)
自然とビューラーを使わなくなってきた、という美容のプロのおふたり。その理由をうかがうと…。
「年齢を重ねるにつれ、まつげが細く、少なくなって使うのをやめました。実際にやめてもマスカラの進化のおかげで、メイク効果が全然ダウンしなかったのは発見で…。やめて、ビューラーでまつげが抜けることがなくなったのは、ひと安心です」と近藤さん。
また、柳田さんも使わなくなってきた派。「まつげの育毛剤を使うようになったら、クルンと自然にカールしてきたので、ビューラーの出番が減ってきたこと。同時に、マスカラがとても進化していて、コームで押し上げるだけで上がるものが増えたことも要因に」。
まつげが減るのが心配な人は、ぜひお試しを。
近藤さんと柳田さんがおすすめするマスカラ3選
併せて使いたい!やせてきたまつげをしっかり育めるオススメ育毛剤
2:「しぼんだ目元に不釣り合いな黒アイライナーはもうやめます」(トータルビューティアドバイザー 鈴木ハル子さん、美容家 山本未奈子さん、ビューティ エディター 入江信子さん)
「やめた」と言った美容のプロがいちばん多かったのが、黒ライナー。
「ある日ふと、黒のラインと肌とのコントラストが強くて、違和感があるなと思ったこと、年齢を重ね、ただでさえ表情に険があるのに、黒を使うとキツく見えるのもやめた理由です」と入江さん。
また、「黒はもちろん、リキッドタイプも避けています。リキッドの艶感がまぶたのたるみを目立たせてしまうから」という鈴木さんの見解も。
では何色を使うかというと、「メイクさんの提案で、黒からブラウンに替えるように。目元に優しさと大人の品格が出ました」と山本さんが言うように、きちんと目元が引き締まりながら、軽さもある色を共通で選ばれていました。目元が若々しい印象になるはず。
鈴木さん、山本さん、入江さんがおすすめするアイライナー3選
3:「パサついて老け見えしがちな粉はもう使いません!」(ヘア&メイクアップアーティスト 尾花ケイコさん、ビューティ エディター 長田和歌子さん)
乾燥しがちなお年ごろゆえに、粉が苦手になってきたふたり。
「ベースメイクでは極力、粉はのせません! また、何層にも重ねないようにしています。重ねるほど、くずれたときにヨレてしまうので」と尾花さん。
そして長田さんは、「乾燥しているところに粉をのせると、老けて見えるので、私もほぼ使いません。ですが、乾燥知らずに見える『ジェルおしろい』という水のような艶がオンでき、しかも一日中続くという新発想のアイテムは愛用しています」
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次回は、美容のプロによる「続ける美容」をお届けします。お楽しみに!
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