大好評! 人気ヘア&メイクアップアーティスト・長井かおりさんの連載記事をお届けします。シミやくすみ、たるみなど…、大人の女性を悩ませるエイジングサインを、長井さんの経験と知識、独自のテクニックをフルに生かし、メイクだけでお悩みをスッキリ解決。大人の肌や骨格の悩みが、みるみるなかったことに…!
第29回目は、肌のザラつきをカバーして、なめらかな肌に整えるテクニック。マットな下地をすり込むように塗り、クッションファンデを重ねると、理想のなめらか肌に!
マットタイプの下地で、なめらかな均一肌を手に入れる
【セルフメイク→長井メイク】
スキンケア商品をメインで扱う化粧品メーカーに勤めていたことがあり、スキンケアにはこだわっているものの、メイクには無頓着な松澤さん。「いろいろカバーしたい部分はありますが、どういうメイクをすればいいのか知識がなくて…」
■A.「肌の凹凸を埋めるようにマットタイプの下地をすり込むことでなめらかな質感がかないます」(長井さん)
「スキンケアで解決できない肌のザラつきや凹凸は、毛穴の開きやシワが原因です。そんな場合は、マットに仕上がるタイプのプライマー(下地)を。パウダー状のシリコンが凹凸をなめらかに整え、ヴェールをかけたような質感に仕上がります。重ねるファンデーションも、ややマットに仕上がるタイプを。クッションタイプなら、テクニックがなくてもかんたんに理想のなめらか肌に」
【なめらかな肌に整えるベースメイクアイテム】
【なめらか肌ベースメイクプロセス】
1.マットタイプの下地をオン
マットタイプの下地(Amplitude)を手にとり、ザラつきや凹凸が気になる部分にのせます。
2.肌を引き上げながら下地を広げる
片手でフェイスラインを引き上げ、肌をリフトアップさせた状態で下地をすり込むように塗り広げます。ほうれい線やマリオネットラインなどが気になる口元は、口をすぼめ肌をのばしてから広げると◎。
3.ファンデーションを塗る
下地同様にクッションファンデ(イヴ・サンローラン・ボーテ)も、片手でフェイスラインを引き上げてから塗ります。その後、ファンデーションを押し込むようにパフを肌に押し当て、表面をフラットに整えます。
【BEFORE→AFTER:ツルンとなめらかな均一肌に】
※掲載した商品の価格はすべて税抜です。
問い合わせ先
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- 小川 健(will creative)
- HAIR MAKE :
- 長井かおり
- EDIT&WRITING :
- 新田晃与