木村拓哉さんが天才シェフを演じて話題のTBS日曜劇場『グランメゾン東京』とは?

木村拓哉さんが『BJ~身辺警護人~』(テレビ朝日系)から約1年半ぶりにドラマ主演を務めるとあって、発表されるや否や話題となっていたドラマ『グランメゾン東京』の第1回が放送されました。

木村さんがフランス・パリで2つ星を獲得したレストランのシェフを演じていることも注目されている同ドラマ。バラエティ番組などでそのプロ級の料理の腕前を披露してきた木村さんだけに、ファンの期待も高かったようです。

ドラマは、木村さん演じるカリスマシェフが、2つ星レストランの華々しいシェフ時代から一転、ある事件をきっかけにすべてを失ってしまいますが、再び仲間を得て夢に向かって挑戦していく姿が描かれます。

1話ではパリでの大々的なロケが行われ、本場の三つ星レストラン「ランブロワジー」での世界初の撮影も実現しました。

料理の監修は、12年連続でミシュランの3つ星を獲得しているフレンチレストラン「カンテンサス」の岸田周三シェフが務めています。ドラマを支えるもうひとつの主役とも言える華やかな料理の数々は必見ですね。

脚本は『謎解きはディナーのあとで』や『ようこそ、わが家へ』などミステリーの脚本に定評のある黒岩勉さん。主題歌は山下達郎さんの『RECIPE(レシピ)』で、ドラマの世界観とマッチしたメロウなナンバーがストーリーを優しく包み込みます。

それぞれの背景があぶりだされた『グランメゾン東京』第1話

*ネタバレを含みますので、気になる方は飛ばして次回のあらすじをお楽しみいただければと思います。

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第2話で、食材を選ぶ京野陸太郎(沢村一樹さん)、早見倫子(鈴木京香さん)、尾花夏樹(木村拓哉さん) ©TBS

パリで2つ星のフランス料理店を経営していた型破りな天才シェフ・尾花夏樹(木村拓哉さん)。そこで開かれた日仏首脳会談で、アレルギーのある大臣に提供しないことになっていたナッツが料理に混入していたことが元で、尾花は店も仲間も失い、表舞台から姿を消します。 

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第2話、畑で食材を確認する倫子 ©TBS

それから3年。東京でレストランのシェフをしていた早見倫子(鈴木京香さん)は、夢をかけてパリの三つ星レストラン「ランブロワジー」の面接を受けるも、失敗。その最中にあこがれだった尾花と出会い、彼の才能を再確認するのでした。

料理人として30年やってきてもミシュランの星が取れなかった倫子。尾花の元同僚で、現在はギャルソンとして成功しているものの、料理人としての道を挫折していることが明かされた京野陸太郎(沢村一樹さん)。そしておそらく自分のミスではなく、何らかのやむを得ない原因があってオーナーシェフの座を追われることになった尾花。

個性の異なる仲間がお互いを尊重しあい、共に新しい三つ星レストラン「グランメゾン東京」をつくり上げていくことが宣言された第1話でした。大人だからこそ、それぞれの思いを抱えつつ、リスタートしていく姿が胸に迫ります。

パリでのロケにより、ストリートを駆け抜ける木村さんや、ビストロのテラス席で尾花のつくった「手長エビのエチュベ」を食べる鈴木さんのシーンが印象深い回でした。また、木村さんの手早く鮮やかな調理風景は演技とは思えないクオリティで、目が離せませんでしたね。

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一流ホテル最年少料理長である平古祥平(玉森裕太さん)とパティシエ・松井萌絵(吉谷彩子さん) ©TBS

また、木村さんの事務所の後輩である玉森裕太さん演じる平古祥平の料理シーンも放送されました。かつては尾花のもとで見習いとして働き、現在は日本の一流ホテルの最年少料理長として働く平古ですが、今の自分の仕事に疑問を感じているよう。

これから一体、どのように尾花と絡んでいくのか……木村さんと並んで同じ画面に映る日が楽しみですね。

「見ていて引き込まれる!」カリスマシェフ役の木村に称賛の声

第1話放送中、SNS上では、約1年半ぶりの木村さんの主演ドラマの初回だけあって、大きな盛り上がりを見せていました。

「プライド高くてめんどくさそうな主人公かと思っていたけれど、実は仲間思いの熱い男で、木村さんにぴったり」「さりげない仕草や表情で、見ていて引き込まれる」など、天才シェフ・尾花役へのハマりっぷりに絶賛の声が。

また、共演俳優陣の演技に対しても「京野の複雑な感情を秘めた葛藤が痛いほど伝わってくる沢村さんの演技がすごい」「さすがのキャスト陣の演技。あっという間の75分だった」などの声が相次いでいます。

また、「話の展開がテンポよく、飽きない。料理がおいしそうすぎる!!」「謎解き要素があるのが意外だった。ドキドキする」など、ストーリーや料理に対する感想も盛りだくさん。Twitter上では「グランメゾン東京」と「木村拓哉」がトレンド入りするほどの盛り上がりを見せました。

第1話の視聴率は12.4%と上々の滑り出し。尾花と倫子がつくり上げる「グランメゾン東京」はまだまだ問題も山積みなだけに、続きが気になりますよね。それでは、TBSさんの協力のもと、気になる第2話のあらすじをご紹介します!

 10月27日(日)放送 TBS系ドラマ『グランメゾン東京』第2話あらすじ

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京野と相沢瓶人(及川光博さん)も、かつて尾花の2つ星レストランで働いていた ©TBS

 開業するために準備を進める「グランメゾン東京」。ですが、開店資金5000万円を用意しなければならないという大きな壁が。早見倫子(鈴木京香さん)と京野陸太郎(沢村一樹さん)は、銀行への融資を依頼しに行きますが、無念にも断られ続けます。

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相沢を説得する尾花でしたが…… ©TBS

一方で、尾花夏樹(木村拓哉さん)はメニュー開発に没頭。また、かつての同僚で、現在は料理教室や料理動画の配信を行う料理研究家として活躍する相沢瓶人(及川光博さん)の手を借りに行きます。

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娘との時間を大切にしている相沢 ©TBS

ですが、シングルファザーで娘を育てている相沢は、娘と過ごす時間のために、オファーを断ります。

そんな彼らの動向をつかみ、二つ星レストラン「gaku」のオーナー・江藤不三男(えとうふみお・手塚とおるさん)は冷ややかに見ていますが、尾花の元同僚であるシェフ・丹後学(尾上菊之助さん)だけは警戒を強めます。

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汐瀬智哉(しおせともや・春風亭昇太さん)に会いに行く京野と倫子 ©TBS

行き詰まる中、京野は以前勤めていた「gaku」で、付き合いのあった城西信用金庫の融資担当・汐瀬智哉(しおせともや・春風亭昇太さん)に相談。無担保で5,000万円の融資を5年で完済することを条件に、事業計画を説明しますが、汐瀬からは原価率の高さを理由に計画の改善を求められます。

それを聞いた尾花は、汐瀬に「最高の一品をつくるから食べてほしい」と直談判します。ですが、料理に全く興味がなく「味」には融資しないと言い切る汐瀬。彼が納得する一皿はできるのでしょうか?


仲間は増えたものの、新たな壁が大きく立ちはだかる「グランメゾン東京」。第2話でも、ストーリーと共に美しい料理を鑑賞できることは間違いなさそうです。尾花と仲間たちによる、三つ星レストランをめぐる大人の青春をかけたヒューマンストーリーを楽しみましょう。

気になる物語の詳細は、本放送でチェックしてくださいね。

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