『華麗なる一族』から12年ぶりとなるTBS日曜劇場での木村拓哉さん、鈴木京香さんのタッグに期待が高まるドラマ『グランメゾン東京』の第2話が放送されました。12年ぶりでも息がぴったりな様子が話題です。
パリで2つ星レストランを持っていた木村さん演じる天才シェフ・尾花夏樹。ですが、重要な会談でアレルギー事故を起こし、すべてを失ってしまうところからスタート。自身の才能ゆえに人当たりがきつかった尾花に、快く手を貸す仲間はおらず、どん底状態に。
こだわらない軽やかな女性シェフの早見倫子(鈴木京香さん)と出会い、東京で世界最高の三つ星レストラン「グランメゾン東京」をつくり上げようと、かつての仲間たちと奮闘する姿を描く、大人の青春をかけたヒューマンストーリーです。
バラエティ番組などでそのプロ級の料理の腕前を披露してきた木村さんだけに、ファンの期待も高く、また料理姿を見ることが出きて感激した方もいたようです。第2話の放送の視聴率は平均視聴率は13.2%と、第1話の12.4%を越え、絶好調! 話題が話題を呼んでいくドラマになりそうですね。
かつての仲間の今と5,000万円の融資が気になる第2話
*ネタバレを含みますので、気になる方は飛ばして次回のあらすじをお楽しみいただければと思います。
5,000万円の融資を受けるために奔走する京野(沢村一樹)ですが、結果ははかばかしくありません。銀行側としては、無担保で5,000万円の融資をするには、有名シェフの名前が欲しいというのです。そこで料理教室や料理動画の配信を行う料理研究家として活躍する相沢瓶人(及川光博さん)の手を借りに行きます。
ところが、相沢は娘との約束の為にディナータイムのあるレストランの厨房には立たないと断言。関係を断とうとしますが、娘と面識のあった尾花は、うまいこと立ち回り、相沢の家に押し掛け、設備の整ったキッチンを借りることに成功。さらに相沢と料理教室に立った尾花は日本人に人気の味がパリと違うことに気がつきます。
一方で、木村さんの事務所の後輩・玉森裕太さんはホテルで若きチーフを務める平子祥平役。木村さんと初共演ということで、放送前からSNSでは多くの喜びの声があがっていました。2話でやっと多くの言葉を交わすシーンが放送され、ファンからは歓喜の声が。
平古は尾花に憧れて渡仏し、尾花の元で修業したものの、尾花の人間性や事件のために尾花に失望している人物です。今回、尾花から手渡されたローストビーフのソースを一度は投げ捨てるものの、食材を大事にする心を持つ平子は結局サルベージ。味見をして、久々の尾花の味にときめいていましたね。
日本の一流ホテルのブッフェレストランという効率重視の職場で物足りなさを感じている平子。しかし、恋人の父親が政治家ということで、例の事件について釘を刺されるシーンも。若い平子の気持ちがどう変わっていくのか、気になるところです。
5,000万円の融資問題が暗礁に乗り上げる中、尾花は銀行の融資担当の汐瀬智哉(しおせともや・春風亭昇太さん)に試食を提案。
期日までにナスを使った前菜を仕上げることにしたものの、相沢のキッチンで頭を抱える尾花たち。それを目撃した相沢の一言で「ナスのプレッセ」のレシピが完成し、無事に提供でき、汐瀬の心を動かすことに。
パリで共に働いていた時代、ナスを使った料理で相沢を叱り飛ばしていた尾花。相沢のリベンジのためにナスをチョイスしたのか、そんなことは関係ないのか……。尾花の心境を考えながら見るのも楽しいですね。
実は汐瀬が試食した「ナスのプレッセ」は、「グランメゾン東京」の料理監修をしている岸田シェフのお店で、スペシャリテとして提供されていたもの。皮が固く、身もしっかりしていて、加熱しても崩れにくい秋ナスの特徴生かし、ホロホロ鳥のレバーとカカオ(甘くないチョコレート)でサンドした絶品料理なのだとか。
5,000万円の融資が決まり、ついに内部の工事が始まるところで終わった2話。「グランメゾン東京」の設計図を広げながら、言い合う尾花と京野たち。このシーンはフルアドリブなのだそう! 打ち合わせなしに繰り広げられるやり取りは本当にレストランをつくっていくかのようですね。今後の展開も見逃せませんね。
玉森さん演じる平古に「ツンデレすぎて可愛い!」との声が続々
SNSでは放送中から、「料理人の熱気も現実の厳しさもリアルに感じて、ワクワクしました」「早見さんの率直な物言いと、思い切りの良さがたまらなくカッコいい!」「セリフがなくても表情や目線、オーラで、木村拓哉さんの感情が伝わってくる。料理が人の心を動かしたところに涙を浮かべていたのが良かった」など、今回もキャスト陣の演技に対する称賛が多く見られました。
「男性陣はみんな素直じゃなくて、もうっ! ってなるけど、とても気になる」という意見も。中でも玉森さん演じる平古は、尾花がつくったソースを一度は捨てたもののもう一度手元に戻したり、最後には尾花を陰でアシストしていたことがわかると、「何あの最強のツンデレ」「憧れの人だから憎みきれないのかな」「尾花さんに対してこじらせ男子すぎる!」といった興奮の声があがっていましたよ。
また、ストーリーの中の料理は、人の心を動かしていますが、「録画はしているけれど、早く家に帰って、リアルタイムに見たいドラマ」「出てくる料理のレシピ本の発売予定はないのかな?」などのように、このドラマが人の心を動かし、行動を変えることになっているようです。
中には「お腹空いてたまらない」「おにぎりをつくって食べてしまった」「明日のお弁当はそぼろ丼に決定」という方も! 華やかなフレンチはもちろんですが、倫子の飾らない日常の料理に心を奪われる方が多かったようです。
それでは、TBSさんの協力のもと、気になる第3話のあらすじをご紹介します!
11月3日(日)放送 TBS系ドラマ『グランメゾン東京』第3話あらすじ
日本の食材を使ったフレンチを提供することにした「グランメゾン東京」。尾花と倫子はメインディッシュである肉料理のメニュー開発に取り組むものの、入手した食材で納得できるメニューをつくり出せずにいました。
そんな中、京野はフードライター・栞奈(中村アン)の紹介で、ジビエ料理のコンクールにエントリーすることを決めます。それは農水省と世界的な人気雑誌「マリ・クレール ダイニング」のコラボレーション企画による鹿肉を使ったメニューを開発するというもの。
尾花は乗り気ではありませんでしたが、ライバルである丹後(尾上菊之助さん)の2つ星レストラン「gaku」が参加することを聞き、やる気を出します。ところが、「gaku」のオーナー・江藤(手塚とおるさん)が、メイン食材となる鹿の上質なロース肉を市場から買い占めてしまい、尾花たちは購入すらできないという事態に。
絶体絶命のピンチに陥った尾花たちですが、相沢から、伝説のジビエハンターと言われている猟師・峰岸剛志(みねぎし・つよし 石丸幹二さん)の存在を聞かされます。
上質な肉を求め、早速彼のもとへと向かいますが、峰岸の哲学により門前払いされてしまいます。そこで尾花は、峰岸よりおいしいジビエ料理をつくれたら要望を聞いて欲しい、と真剣に頼み込みますが……。
圧倒的な不利な状況の中、「グランメゾン東京」は「gaku」に勝つことができるのでしょうか?
グランメゾン東京×ミシュラン プレゼントキャンペーン!
ドラマ内で重要なワードになっている「ミシュラン」の星。元々はフランスのタイヤメーカーのミシュランが1900年に自動車でドライブに欠かせない宿泊施設やレストラン、車の情報をまとめた赤い表紙の小冊子を「ミシュランガイド」と呼んでいたものでした。
今では、世界各国の飲食店・レストランや宿泊施設を紹介する「ミシュランガイド」になっています。評価が星の数であらわされているため、世界中のシェフがあこがれ、食通たちが参考にしているわけです。
そこで、グランメゾン東京とミシュランのコラボ企画で、プレゼントキャンペーン「グラメシュランクイズ!!」が開催されています。
毎話ドラマを見た人だけがわかるクイズが出題され、正解された方の中から毎回抽選で5名様に番組特製クリアファイルとミシュラングッズがプレゼントされます。さらに番組終了から30分以内の応募だと、抽選で5名様に番組特製グラスもプレゼントされるそう。
毎週、日曜日の番組終了後から木曜日の23:59までが応募期間。番組特製グッズを手に入れるチャンスです! キャンペーン専用のサイトから応募してみてくださいね。
応募サイト
絶体絶命の第3話。少しずつ夢を共にする仲間が増えていきますが、次回は果たして……。新しいキャラクターも登場し、ますます目が離せませんね。尾花と仲間たちによる三つ星レストランをめぐる、大人の青春をかけたヒューマンストーリーを楽しみましょう。
気になる物語の詳細は、本放送でチェックしてくださいね。
番組詳細
- グランメゾン東京
- 11月3日午後9時スタート予定 TBS系