イケメンバディが難事件を解決!フジテレビ系月9ドラマ『シャーロック』
ミステリー小説『シャーロック・ホームズ』シリーズ(アーサー・コナン・ドイル著)を原作とし、舞台を現在の日本に置き換えて実写化されている月9ドラマ『シャーロック』(フジテレビ系で放送中)。
主人公の犯罪コンサルタント・誉獅子雄をディーン・フジオカさんが演じ、彼の相棒として活躍する元・精神科医の若宮潤一を岩田剛典さんが演じています。
毎話の題材となるのが、原作中で、少しだけ語られるも事件の全容については明らかになっていない“語られざる事件(=アントールドストーリーズ)”。毎話のストーリーのところどころには、原作のエッセンスが散りばめられており、ドラマファンのみならず原作ファンからも支持を集めているドラマです。
第5話では、ふたりが自然とお互いを信頼し合い、事件を解決に導く様子が描かれ、SNSでも「ふたりのバディっぷりが増してきた!」と感想が続々集まっています。
歩く死体の謎を解明!5話のストーリーをおさらい
*ネタバレを含みますので、気になる方は飛ばして次回のあらすじをお楽しみいただければと思います。
ある日、彼氏の町田卓夫(永井大さん)の部屋に訪れた女性は、部屋に大量の血液の血液を発見し、通報します。凶器と見られる包丁と電動ノコギリも発見されますが、その場には被害者と思われる死体は見つかりませんでした。部屋の住人である町田も無傷です。
事件解明をしたいと考える刑事の江藤(佐々木蔵之介さん)でしたが、町田が政治家の息子であったことから圧力がかかり、獅子雄(ディーン・フジオカさん)に捜査を依頼。
獅子雄は事件に関心がない様子でしたが、報酬が欲しい若宮(岩田剛典さん)も江藤に加勢し「死体は何処にあるのかな」「死体が歩いたのかな?」など獅子雄の興味を刺激し、捜査に誘い出します。
現場からは、町田と同じ会社に務める乾貴之(葉山奨之さん)のイニシャルが刺繍された衣服が発見されます。乾は数日前から行方不明になっており、DNA鑑定の結果、今回の見つかった大量の血液との一致も確認されます。ただ、町田の家から見つかった電動ノコギリや刃物からは、皮膚片は採取されていないことも判明。
江藤は乾の母・千沙子(若村麻由美さん)から「町田によるパワハラを受けていた」と事情を聞きます。さっそく町田のもとを訪れた獅子雄と若宮。獅子雄は話を聞く中で、乾の話をする際に町田がスマホを気にしていることに気づき問い詰めます。そこには乾から「パワハラで訴える」とメールが来ていました。
町田が乾に会いに行くため部屋を留守にしていた間に、乾の部屋に血液がばらまかれており、「町田はハメられたのかもしれない」と予想を立てる獅子雄。ハメたのが乾なら、彼が生きている可能性は高いというのです。
「致死量をはるかに超えているので生きている可能性はない」という若宮に「例えば献血のように何度かに血を分けていれば」と、獅子雄は仮説を立てます。
会社関係者に事情を聞くと、みな口を揃えて「(町田は乾を)可愛がっていた」と答え、パワハラの実態が明らかになりません。ただひとりだけ、清水という同僚がパワハラの事実を告白するのでした。
そんな中、町田が何者かに襲われます。町田は「犯人は乾だ」と言い出し、町田がパワハラを行っている証拠となる音声と「音声を消したければ、公園に来い」とのメッセージがスマホに届いたことが判明。町田は、「乾は生きていて、俺に復讐をしている」と語ります。
一方、乾の母・千沙子(若村麻由美さん)がマスコミに「町田がパワハラしていた」とリークし、話題になります。ニュースを見た若宮が「本当に乾は生きているのか?」と疑問に思い、獅子雄と乾の自宅を訪れることに。
乾の自室で「殺す殺す殺す」と書かれた手帳を発見する獅子雄。リビングには、季節外れに出されたクリスマスツリーも。若宮は、千沙子の怪我の包帯の巻き方を見て「あれは医療関係者の巻き方だった」と獅子雄に話すと、その事実に食いついた獅子雄が「どこの病院で看護師をしていたのか調べてくれ」と言います。
そんな中、江藤と獅子雄が乾の同僚・清水を問い詰めると、彼は「乾に(スマホのメールで)脅され、町田を襲った」と言うのです。実は町田のパワハラに加担していた彼もまた、「乾は生きている。全員に復讐しようとしている」と言います。
若宮は、乾の母・千沙子が優秀なオペナースだったことを突き止めます。さらに諜報係のレオ(ゆうたろうさん)に乾の父を追わせていた獅子雄は、父に接触。父には息子からあるメールが来ており、メールを見た獅子雄は、全ての事実を整理し、「歩く死体の謎」を突き止めるのでした。
乾は生きているのか、死んでいるのか? が今回の事件のカギでしたが、乾は自宅のドアノブを使い自殺していたという真相が判明。息子を溺愛していた母・千沙子は、町田を自分で裁くべく、オペナース時代の知識で水槽のポンプを使って貴之の血を抜き、それを町田の部屋にばら撒いていたのです。これが歩く遺体の真実でした。
季節外れのクリスマスツリーは、それを仕舞っていた場所に息子の遺体を隠していたために、やむなく出していたもの。
そして乾が父に送った最後のメールから、彼を苦しめていたのは、パワハラだけではなかったという衝撃の結末が描かれたのです。
胸を締め付けられる結末と読めない展開に反響続々!
胸が締め付けられるような悲しい結末が描かれた第5話。
パワハラをした町田が裁かれる結末はありませんでしたが、若宮が元精神科医として、「あんたが殺したんだ」と叱責。江藤もパワハラに加担した清水に「パワハラは犯罪なんだよ」と強く言い放つシーンがあり「そう言ってくれたことが唯一の救いだった」との意見も見られました。
また、放送中にSNSでは「これからどう展開するの?」「謎がさっぱり分からない!」との声が上がり、事件の推理が難解だったと感じる方も多かったようで、見応えたっぷりな回となったようです。
また、今回の事件の被害者でもある乾を演じた葉山奨之さんとディーン・フジオカさんは『モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-』以来の共演! 今回、ドラマの中でからむシーンはなかったものの、公式SNSでは仲良く肩を組んでいる姿も見られ、ファンからは喜びの声があがっていましたよ。
ディーンさんと岩田さんの息の合ったバディっぷりが最高すぎる!
第5話では、獅子雄と若宮がふたりで並んで捜査をするシーンや、事件のことについて真剣に話す姿も描かれ、「バディ感が増してきた!」「若宮が獅子雄の扱い方に慣れてきているのもかわいい」と回を増すごとにお互いを信頼し合い事件を解決に導く姿に、視聴者も目を奪われているようです。
なんと、ふたりの名バディぶりはドラマ内に収まらず、番組公式SNSでも発信されています!
先日は、ドラマ『シャーロック』で使われているディーン・フジオカさんの「Shelly」のMVを若宮が観ているところに獅子雄が現れ、「踊ろうよ」とふたりがノリノリで踊り出す映像が公開! これには番組ファンも「最高!」「ただひたすらにかっこいい」と大喜びの様子。
しかし、そんなふたりの関係の雲行きが怪しくなっていく気配も見られました。
5話のラストで「命は死によって終わる。事件は真相がわかれば終わる、この男と僕の関係にもいつか終わりが訪れる。それはどんな終わりなんだろう。少なくとも幸せな結末ではない。そんな気がした」と若宮のモノローグが流れ、視聴者もざわざわ。「悲しい結末が提示されているのかな」「意味深」との声が寄せられています。
さて、次回ふたりが挑む謎はどんなものなのでしょうか? 気になる第6話のあらすじを、フジテレビさんご協力のもと、ご紹介します!
前世の殺人を告白!?『シャーロック』第6話のあらすじを紹介!
いつものように捜査依頼にきている江藤礼二(佐々木蔵之介さん)。誉獅子雄(ディーン・フジオカさん)は、珍しく眠っているようです。
江藤と若宮潤一(岩田剛典さん)は、テレビやネットで話題持ちきりの前世殺人のニュースをみています。17歳の女子高校生・高遠綾香(吉川愛さん)が、自ら告白した殺人。警察が捜査すると、本当に遺体が発見されたのです。しかし、発見された遺体は死後20年以上が経過していることが判明。
綾香は、自分が生まれる前の殺人について「前世で殺害した」と証言したのです。若宮と江藤が事件について意見を交わしていると、獅子雄が起きてきます。獅子雄は過去に発生した前世の記憶について語り、「前世殺人だったら盛り上がる」と今回の事件に飛びつきます。
早速、獅子雄は若宮と江藤と一緒に綾香の家に向かいます。「娘を罰するつもりで来たのか」と憤激する母親の美樹(霧島れいかさん)でしたが、それに反し、父親の一也(二階堂智さん)は冷静に対応します。
獅子雄は前世の記憶を持つと言われる人間が存在したことを綾香に話します。心を開いた彼女を話す機会を得た獅子雄は、綾香の部屋に入って話を聞く中で、彼女が不眠症であることを見抜きます。獅子雄の推測通り、綾香は塾帰りに男から襲われそうになったPTSDから不眠症になり、大学病院でカウンセリングを受けていたのです。
綾香を治療していたのは、PTSDの権威である平田初雄教授(伊藤洋三郎さん)。しかし、平田はすでに退官していたことが分かります。獅子雄たちは、平田が勤めていた大学病院を訪ね、平田退官後、患者を引き継いでいた准教授の宇井宗司(和田正人さん)と会うことに……。
第6話でも、難解な事件に挑むことになるふたり。ひとつひとつ明らかになる真相を元に、みなさんも名探偵シャーロックのごとく、事件を推理してみてはいかがでしょうか。放送は、11月11日(月)午後9時から! どうぞお見逃しなく。
番組詳細
- シャーロック
- 11月11日(月)午後9時スタート予定、フジテレビ系