TBS日曜劇場で放送中の『グランメゾン東京』。木村拓哉さんが天才シェフ役を演じている同ドラマは、どん底まで落ちた主人公が、少しずつ仲間を増やしていき、三つ星レストランをつくるという大きな夢に向かっていくストーリー展開がアツい、と回を追うごとに話題性が増しています。
主題歌は、シンガーソングライターの山下達郎さんが書き下ろした「RECIPE(レシピ)」。おしゃれなストーリー、映像とマッチしたしなやかなナンバーは耳に心地よく、大人なナンバーで、こちらも「最後に優しく包み込んでくれるような曲」だと人気です。
木村さん演じる天才シェフ・尾花夏樹。かつてはパリで2つ星のレストランを持っていましたが、己の慢心から事件を起こし、転落。何もないどん底状態に。
そんなときに出会った、3つ星レストランをつくることを夢見る女性シェフの早見倫子(鈴木京香さん)と、東京で世界最高の3つ星レストラン「グランメゾン東京」をつくり上げようと奮闘する、大人の青春をかけたヒューマンストーリーです。
放送中は毎回、「グランメゾン東京」やキャストの名前はもちろん、扱っている食材までもがTwitterのトレンド入りするほど話題になる、このドラマ。次回に取り上げられる食材も楽しみですね。
第3話はジビエコンテストに出場!気になる結果は?
*ネタバレを含みますので、気になる方は飛ばして次回のあらすじをお楽しみいただければと思います。
がらんどうだった建物に調理設備が入り、本格的にメニュー開発に取り組む尾花(木村拓哉さん)と倫子(鈴木京香さん)。ですが、メインディッシュである肉料理をつくり出せずにいました。
そんな中、京野陸太郎(沢村一樹さん)はフードライター・久住栞奈(中村アンさん)の勧めで、ジビエ料理のコンクールにエントリーすることを決めます。
それは農水省と世界的な人気雑誌「マリ・クレール ダイニング」のコラボ企画による、ジビエを使ったメニューを開発するというもの。ジビエとは主に狩猟により獲られる野生動物の肉のことで、飼育された肉と異なり、扱いがとても難しい食材です。
当初、尾花は乗り気ではありませんでしたが、ライバル視する2つ星レストラン「gaku」の丹後学(尾上菊之助さん)が参加することを知り、やる気に。
ところが、「gaku」のオーナーである江藤不三男(手塚とおるさん)が、メイン食材として優秀な鹿のロース肉を市場から買い占めている上に、ハンターたちに手回しをして「グランメゾン東京」では生の鹿肉を買えない事態に。
食材が手に入らないとどうにもならないのが料理人。そんな中、オープンまでの2か月限定でメニュー開発シェフとして厨房に入っていた相沢から、伝説の猟師・峰岸(石丸幹二さん)の存在を教えられます。
上質な肉を求め、静岡の峰岸のもとへと向かう尾花と倫子。しかし、「生き物の命をいただいている」という信念のもとにジビエ料理を出している峰岸は、「単なる食材として欲しいだけ」の尾花たちには渡すものはないと断ります。
どうにか峰岸のジビエ料理を食べることができた尾花と倫子は、そのおいしさに驚き、改めて、肉が欲しい旨を伝えますが、またもや断られてしまいます。ですが、罠猟のことや加工場の様子をすばやく観察し、ただでは転ばないのが尾花の憎いところ。
そうこうしているうちに、京野がどこからか生の鹿もも肉を仕入れてきます。調理の難しいもも肉ですが、細心の注意を払い、最上級の「鹿肉のロティ」に仕上げます。合わせるコンソメには、峰岸が捨てていた鹿の血液を使うことで鹿肉に合う野性味を出すことにも成功。コンテストのメニューは無事に完成するのでした。
ところが、コンテスト当日に尾花は姿を消します。尾花抜きで調理を完璧に仕上げ、手ごたえを感じていた倫子たちでしたが、結果は丹後率いる「gaku」が優勝。
しかし、丹後はその裏でオーナーの江藤が鹿肉の買い占めや審査員へのロビー活動を行っていたことを知り、江藤への不信感を強めます。
一方尾花はというと、峰岸のところへ行って、鹿肉のロティを食べてもらっていました。尾花が、生命をいただいていることを理解して、完璧に仕上げたロティに峰岸も納得。ジビエだけなく山菜やキノコも「グランメゾン東京」に卸すことを約束したのでした。
また、栞奈の上司であるリンダ・真知子・リシャール(冨永愛さん)も「グランメゾン東京」に現れます。「マリ・クレール ダイニング」編集長のリンダは、実は尾花の元恋人であることが暴露され……。
尾花がつくったレベルの高いキャラ弁が話題沸騰!
京野が仕入れていた謎の鹿肉は、実は平古祥平(玉森裕太さん)の名前を借りて仕入れていたものでした。京野が平古に届けた、完成したスープと肉を終業後にこっそり食べ、その完成度の高さに思わず涙を流す平古が印象的でしたね。
この場面にSNSでは「セリフはないのに感情がとても伝わってくる!」「早くグランメゾンのチームに入っちゃえばいいのに!」といった意見が聞かれました。 ファンからは「ツンデレ」と評判の平古が、尾花と素直に相対する日が楽しみですね。
また、尾花がつくっていた相沢の娘・アメリのお弁当にも注目が集まりました。保育園でちょっと孤立していたアメリは、尾花のお弁当によって笑顔が増えたのでした。
このお弁当が、フランスでも人気の少年漫画『NARUTO-ナルト-』の主人公のキャラ弁だったりと、とっても凝っていたんです。
「キャラ弁で友だちと話ができるようになったのか、尾花さんやるな!」「ナルト! まさか木村さんの『だってばよ』が聞けるとは」といった投稿が見られました。この「だってばよ」は木村さんのアドリブなのだそうですよ。
そして、今回のテーマであった鹿肉にも関心が集まり、「どんな味なのだろう?」「食べてみたい」といった声も。獣害対策としてジビエを利用している地方が多くありますから、見かけたら挑戦してみてはいかがでしょうか?
それでは、TBSさんの協力のもと、気になる第4話のあらすじをご紹介します!
「グランメゾン東京」第4話のあらすじは?
プレオープンの日が決まったグランメゾン東京。その日に「マリ・クレール ダイニング」の編集長・リンダ(冨永愛さん)が来店することになります。世界的にも名声が高く、店の評価が彼女のひと声で決まってしまうほどの影響力を持つリンダ。なんと、尾花(木村拓哉さん)の元恋人だというのです。
やる気を燃やす尾花に対し、緊張と不安が高まる倫子(鈴木京香さん)。
そんな中、尾花は決まっていたコースメニューの中の、デザートをつくり直すと言いだします。コースの最後に提供され、コース全体のイメージを決めるデザートはとても重要なもの。リンダを納得させるためには、完璧なデザートが必要で、そのためにはパティシエの力が欲しいところでした。
尾花と京野は、祥平(玉森裕太さん)の元で働く、パティシエの松井萌絵(吉谷彩子さん)をスカウト。萌絵はさっそく試作品をつくりますが、尾花と倫子の舌を満足させることはできませんでした。
萌絵と尾花は、栗を使ったデザートで対決することに。話を聞いた祥平は、萌絵のデザートづくりを手伝いますが……。
刻々と近づくプレオープン。尾花たちは、リンダが認めるデザートを完成させることができるのでしょうか?
どうにかプレオープンにこぎつけそうな第4話。次々と問題は起きますが、今回はどう乗り越えるのか……。第4話のテーマはデザートということで、美しいスイーツがたくさん登場して視聴者の目を楽しませてくれそうです。
気になる物語の詳細は、本放送でチェックしてくださいね。
番組詳細
- グランメゾン東京
- 11月10日午後9時スタート予定 TBS系