細眉ブームを経てきた40代にとって「眉を太くしよう」と言われても、それは眉のどの部分をどのくらい太らせるべき? そもそも眉自体が薄毛の加齢状態なのに…。
太眉に若返り効果があるのは理解できても、いざ自分の眉と向き合うとどこから手を加えればいいのかわからず放置状態の大人眉を美眉師・尾花ケイコさんが「塗り絵」方式で徹底指導。どのアイテムでどこを描き足して太らせるか、自眉別実践練習をしましょう。
今回は、「太眉ドリル」アイテム編をお届けします!
美眉師・尾花ケイコさんが愛用する、神コスメ7選
美眉師・尾花ケイコさんが、太眉を描くために必要なアイテムとしてリストアップしたのが、この7品。
自眉の欠点別に使い分ける色もの4選
この長さが重要。失敗知らずのブラシ3選
■1:自然に太らせるには太めブラシがうまくいく! イヴ・サンローラン・ボーテ「アイブレンダー ブラシ(ラウンド)13」
■2:細かい操作性に優れ、狙ったところに細く描ける。SHISEIDO「YANE HAKE プレシジョン アイブラシ」
■3:描いたラインを削らない、毛足が長くやわらかなタイプ。アディクション「アイブロウブラシスクリュー」
自眉の形によって使い分けをしますが、色ものは多いときは3アイテム、ブラシは必ず3本とも使用するそう。そんなにあれこれ使うのは面倒、という声が聞こえてきそうですが、
「たとえばペンシル1本で仕上げている人が多いと思いますが、1品で美しい太眉に仕上げられるのはプロでも厳しい。それぞれに役割が違うので、適材適所でアイテムを使い分けるほうがずっと簡単だし、仕上がりも完璧になるのです」(尾花さん)
色ものは、肌にも眉にもなじむオリーブブラウン一択。重くならない自然な影色で、さりげなく眉の存在感を生み出すベストカラーです。
そして美眉師の命ともいえるブラシにはこだわりあり。いわゆる私たちが認識している毛が硬くて短い、細身の「眉ブラシ」は使いません。なぜならちまちまと塗ることになり、ムラづきしやすいのが理由。実際に愛用しているのは、ふんわりと色をのせやすい「サンローラン」の小さめアイシャドウブラシ。これでササッと往復させながらパウダーをのせると自然に眉を太らせることでき、空気感のある尾花流「美・太眉」のベースが仕上がります。
さらに上辺、下辺ラインを修正するときは「SHISEIDO」の幅広ブラシを。スクリューブラシはやわらかめで肌にも眉毛にも負担のない「アディクション」を愛用。
苦手意識がある人ほど、道具にこだわったほうが上達は早い。まずは道具の真似からしてみて。
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いかがでしたでしょうか? 次回は、描き方ドリル「かっくん眉」編をお届けします。お楽しみに!
※掲載した商品はすべて税抜です。
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- PHOTO :
- 鈴木 宏(人物)、池田 敦(パイルドラ イバー/静物)
- STYLIST :
- 小林 綾
- HAIR MAKE :
- 尾花ケイコ
- MODEL :
- 真樹麗子(Precious専属)
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子、五十嵐享子(Precious)