大好評!人気ヘア&メイクアップアーティストの長井かおりさんの連載です。シミやくすみ、たるみなど…、大人の女性を悩ませるエイジングサインを、長井さんの経験と知識、独自のテクニックをフルに生かし、メイクだけでお悩みをスッキリ解決。大人の肌や骨格の悩みをなかったことに…!
第41回目は、きつく見られがちな求心顔を、優しげな洒落顔にシフトさせるリップとチークテクニック。リップは下唇だけをオーバー気味に描くこと、チークは逆三角形に入れることが求心顔を緩和する鍵に。
求心顔を緩和するリップ&チークテクニック
【セルフメイク→長井メイク】
雑誌、インスタグラムやユーチューブなど、美容情報を抜かりなく収集している熊本さん。インナービューティにも気を使い、食材は産地にこだわって選び、ほぼ自炊。野菜や果物がたっぷり摂れるような食生活を心がけているそう。「年齢とともに似合う色が限られてきて、メイクがワンパターンに陥りがち。もう少し華のあるメイクにも挑戦したいですが、つい守りに入りがち…」
「雑誌やSNSなどで日々美容情報の収集を行い、自分に合いそうなテクニックを取り入れたり、気になるコスメを購入したりしています。顔のパーツが中央に寄っているのが悩みです。求心顔だと顔の余白が目立つのと、きつく見られることが多いだけでなく、どんなメイクをしてもなんだか古く見えるような気がして…。柔らかな雰囲気でおしゃれに見えるメイクテクニックを身につけたいです」
■A.「オーバーリップと逆三角チークで優しげに見える洒落顔に」(長井さん)
「求心顔を優しげで今っぽく見せるポイントは、リップとチークです。リップは、下唇のラインと口角だけ少しオーバー気味に、上唇は輪郭どおりにとります。チークは黒目の下より外側に逆三角を描くように入れます。外へ外へ広げるようなイメージで、色をのせていくのがコツです。知的さが損なわれないように、目元はあえて外へ向けての色のせをしないのもポイントです」
【優しげな洒落顔をつくるメイクアイテム】
【優しげな洒落顔をつくるリップ&チークプロセス】
1.下唇のラインをオーバー気味に描く
リップクレヨン(ポール & ジョー)で下唇のラインを引きます。実際の輪郭より0.5㎜だけオーバーして描き、輪郭もほんの少しだけ外側に設定するのがポイント。上唇のラインは輪郭どおりに。
2.ラインの内側を塗りつぶす
ラインの内側を同じリップクレヨンで塗りつぶします。リップを垂直に立てて塗ると、ムラなくきれいな仕上がりに。
3.リップをなじませる
「んー、ぱっ」でリップをなじませたあと、綿棒を使って輪郭を少しぼかします。自然なグラデーションになり、仕上がりの抜け感が格段にアップします。
4.逆三角形にチークを入れる
チーク(ルナソル)2色を混ぜてブラシにとり、黒目の下にブラシを置き、まずはそのまま真横へ。そのあと逆三角形を描くようにブラシを動かします。
【BEFORE→AFTER:求心顔を感じさせない優しげメイクへ】
【アイシャドウとネイルはこちら】
※掲載した商品の価格はすべて税抜です。
問い合わせ先
- カネボウ化粧品 TEL:0120-518-520
- THREE TEL:0120-898-003
- ポール & ジョー ボーテ TEL:0120-766-996
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- 永谷知也(will creative)
- HAIR MAKE :
- 長井かおり
- EDIT&WRITING :
- 新田晃与