ずっと着ているアウターにマンネリさを感じたら、スポーティーなテイストのブルゾンをワードローブに加えることをおすすめします。
リッチなファー素材や、袖が配色になった異素材ミックスのデザインを選んだりと、大人が着てこそ似合う、技アリのデザインを、かっこよく取り入れているものが今、ブティックには多く登場しています。
本記事では、これらのブルゾンを着こなした、海外のモデルや女優の着こなしを分析。着こなしのコツを解説いたします。
軽快な大人のスポーティーを生む!程モードなニュアンスも漂うブルゾンスタイル4選
■1:ジジ・ハディッドは…ナイロン×もこもこの素材ミックスでこなれたムードを漂わせて
モデルのジジ・ハディッドがN.Y.で目撃されたときの着こなしです。
ナイロンベースのブルゾンは、袖にもこもこのシアリングがあしらわれていて、トレンドを取り入れていました。
色のミックスだけでなく、素材もミックスされているので、表情豊かなアクティブさがアピールできます。
インに着たパーカに同トーンの色を投入しているところも、まとまりのある大人のクラスカジュアルが完成。
■2:カロリーヌ・ド・メグレは…カモフラ柄の辛口タイプなら大人のモードを切れよく表現
モデル出身で女優としても活躍しているカロリーヌ・ド・メグレ。
パリコレでSNAPされたときは、Sacai(サカイ)のカモフラージュ柄のブルゾンを主役に、ほかはオールブラックでシックにまとめていました。
ダークめな色味の着こなしなので、重たく見えないよう、シャツの襟元を深く開けている着こなしアレンジもお見事。
カジュアルなブルゾンを洗練されたオールブラックの着こなしに合わせれば、辛口の大人顔モードになるので、ぜひ参考にしてください。
■3:アレクサ・チャンは…ボリュームが出やすいファーはコンパクトなサイズを選べばすっきり
モデルののちデザイナーに転身したアレクサ・チャンは、いつもおしゃれな着こなしを披露してくれてSNAPの常連。
このSNAPの日は、清楚なジャンパースカートの装いに、ベージュのファーでできたブルゾンをON。
ファーにボリュームがあるので、ボディラインにぴったりなサイズで腰ジャストな丈をスマートに着こなしていました。
襟のファーが配色になっているデザインも顔周りを明るく彩り、女性らしい印象を高めています。
スポーティーかつラグジュアリーさも十分と、まさに大人が理想とするコーディネートです。
■4:オリビア・パレルモは…切れのよさが光るモノトーンで理想のシンプルスポーティーを完成
毎年冬になると黒のレザーレギンスをヘビロテしている、オリビア・パレルモ。
パリでSNAPされたこの日は、ゆるっとサイズのニットにレザーレギンスをオールブラックでまとめた着こなしに、ブルゾンだけ白をコーディネートしていました。
袖と裾にキャメルのリブ素材が組み合わされている配色は、爽やかでリッチさが漂います。
肩かけしている着方も自然にセンスのよさを印象づけるので、ぜひお手本にしてみてはいかがでしょうか。
スポーティーなブルゾンは単なるアクティブさが高まるだけでなく、ファー素材や異素材の組み合わせ、辛口のプリントなどを取り入れることにより、こなれたおしゃれっぽさを確実に高めてくれます。
ぜひ取り入れてみて、コーディネートを新鮮にアップデートしてみてくださいね。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀