顔の印象を決めるといっても過言ではない眉毛。ですが、地味なパーツゆえにおざなりにされることも多く、アイメイクやリップメイクは季節やトレンドやシーンによって使い分けているけれど、眉毛の描き方はずっと同じ、という人も多いようです。そんな放置された「マンネリ眉毛」をアップデートする方法をご紹介。若々しい印象をつくる眉メイクとホームケア法を教えます。

「ナチュラル・エッジイ眉」メイクで若々しさアップ!

ビバリーヒルズで人気を博し、ハリウッドセレブ御用達のアイブロウトリートメントサロン「アナスタシア」。そのアナスタシアが提唱する今年のトレンド眉毛は「ナチュラル・エッジイ眉」。細眉から一変、太眉ブームが続いている昨今のトレンドから、飾らないナチュラルさと力強さを兼ね備えた眉が人気です。しかし、ナチュラルなだけでなく、眉山と毛流れでエッジイ感を演出するのが今年らしさを出すポイント。そこで、ナチュラル・エッジイ眉をつくるおすすめの2アイテムを紹介します。

■1:アイブロウで、眉のベースと眉山を自然に整え「洗練眉毛」に

アナスタシアのアイブロウ
アナスタシアのアイブロウ

眉毛一本一本が生えているかのような繊細な眉から、ボリューム感のある眉までどんなタイプの眉毛もナチュラルに描きやすいポマード状のアイブロウ。まず最初に眉山に色味をのせ、眉山の位置を決めるのがコツ。眉山から眉尻に向かって毛流れに沿って色をのせれば、ナチュラルだけれど洗練された眉を簡単に仕上げることができます。

■2:ハイライトで眉に立体感をプラスして

アナスタシアのハイライト
アナスタシアのハイライト

眉の上下にハイライトを入れて眉周りを明るくすることで、自然と眉が際立ち、立体感をプラス。このひと手間で凛とした印象がつくれます。

ブラッシングでアンチエイジング眉を手に入れる

実は眉毛は年齢とともに「老け感」の現れやすい部分。目周りの皮膚は他の部位に比べて薄く、加齢によるまぶたや目尻のたるみなど、筋肉と皮膚の老化は眉毛にも現れます。そこで自宅でできるケアとして、目元を若々しい印象へと導くブラッシングマッサージがおすすめです。

このブラッシングを行うことで、眉毛の流れが整うとともに、新陳代謝がスムーズに。眉毛を健やかに育てて、眉周りの皮膚の緊張も和らげてくれます。

■1:ブラシの持ち方

できるだけブラシの端を持つのがポイント。腕の力を抜いて、親指、人差し指、中指の第一関節で軽く持って。
できるだけブラシの端を持つのがポイント。腕の力を抜いて、親指、人差し指、中指の第一関節で軽く持って。

2:まずは眉頭から

ブラシを水平に持ち、眉頭から真上に向かい垂直にブラッシング。手首だけを動かす感じで。これを5回繰り返す。
ブラシを水平に持ち、眉頭から真上に向かい垂直にブラッシング。手首だけを動かす感じで。これを5回繰り返す。

■3:眉山から眉尻へ

毛量が一番多い部分は斜め45度の方向に持ち上げ、最後は眉尻へブラッシングを。5回繰り返す。
毛量が一番多い部分は斜め45度の方向に持ち上げ、最後は眉尻へブラッシングを。5回繰り返す。
眉尻の毛は、横に4回ブラッシングした後、最後は一度上に持ち上げてから横へブラッシング。
眉尻の毛は、横に4回ブラッシングした後、最後は一度上に持ち上げてから横へブラッシング。

■4:もう一方の眉は…

持ち手は変えずに手首だけを返して。慣れていないと力が入りすぎてしまうので、リラックスした状態でブラッシングするのがコツ。
持ち手は変えずに手首だけを返して。慣れていないと力が入りすぎてしまうので、リラックスした状態でブラッシングするのがコツ。

スキンケア後にブラッシングをすれば、クリームなどの油分が眉に溜まって皮脂過剰になるのも防げるので一石二鳥。簡単なことから始めるだけで、眉だけでなく顔の印象全体が若々しくアップするので、今日からトライしてみてください!

この記事の執筆者
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COOPERATION :
アナスタシア
EDIT :
渋谷香菜子