ピンクは女性をいきいきと美しく輝かせる色。くすみを解消して清潔感が増し、華やかさをもたらす若返りカラーなのだから、むしろ年齢を重ねた人ほど意識して取り入れたい。
それなのに、かわいすぎて気恥ずかしい、色が浮きそう、腫れぼったく見える…だから使わない、という人は多いですが、そんな苦手意識がある人ほど2020年は「春ピンク」の取り入れどき。青みを含んでいて浮かない、幼くならない、大人の色気が宿るクールなピンクアイテムが多くそろっています。
ただし、目元、頬、口元がオールピンクだと甘さが過剰になり、古く野暮ったい顔に映ることもあるので、さじ加減が大事。色、質感を吟味して、どこかひとつだけ取り入れることをルールにすれば失敗することはありません。
ここで紹介する大人が選ぶべき色、正しい塗り方を参考にし、若返りピンクメイクに挑戦してみてください。
今回は、ディオールとシャネルの「フレッシュピンクアイシャドウ」をご紹介します。また、定番ブラウンにピンクを重ねてクールさのある女らしい目元をつくる、3ステップのアイメイクプロセスも併せてチェック!
定番ブラウンにフレッシュなピンクアイシャドウをトッピングで、クールさのある女らしい目元に
限定品で今どきの目元に! 清涼感ある青みピンク&ラメ効果で透明感を上げる
いきなりピンクのアイシャドウを塗りましょうといわれても、ピンクを使い慣れない人には抵抗があるはず。でも考え方を少し変えて、いつものブラウンメイクにピンクアイシャドウをトッピングするのが間違いのないテクニック。そして、今どき感を演出する最新の色と質感を取り入れるのが鉄則です。
今季のポイントは、ラメ入りのクールな青みピンクがセットされていること。
ここで紹介するのは、ピンクアイシャドウをきっちり塗るのではなく、3段階でピンクを足していく方法なので、ピンクの量を好みでカスタマイズすることも可能です。
ステップ1では上まぶたの中央のみ、ステップ2では上まぶたの際に、ステップ3では下まぶたに足していきます。ピンク特有の清潔感と華やぎを感じつつも、ベースにブラウンを仕込んであるので、腫れぼったくなることなく、深みのあるモーヴトーンに。まぶたに自然に溶け込んで、大人の色香が宿ります。
クールピンクを足してくすみを浄化。清潔感が増すアイメイクプロセス3
ピンクは膨張色なので、アイホールに広げすぎないのが鉄則。ブラウンアイメイクに重ねて使用するのが正解です。また上まぶただけでなく、下まぶたにピンクを効かせると、涙堂がふっくらと見えて、人相学的には女らしさを強調し愛され顔になるのでお試しを。
■1:指でまぶたの中央にパールピンクをのせてくぼみの影を払拭
■2:上まぶたの際にピンクを重ねて温かみのある眼差しに
■3:下まぶたにピンクをのせてクマ、くすみをカムフラージュ
※掲載した商品は、すべて税抜です。
問い合わせ先
- PHOTO :
- 戸田嘉昭(パイルドライバー/静物)、鈴木 宏(人物)
- HAIR MAKE :
- 尾花ケイコ
- MODEL :
- 真樹麗子(Precious専属)
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子、五十嵐享子(Precious)