主張が強すぎず、控えめすぎず、飽きのこないデザインで毎日つけたくなるジュエリー。そんな、お守り感覚で日々身に着けたい「相棒ジュエリー」は、さまざまなおしゃれの経験を経て、自分の好みを確立した大人の女性だからこそ、選ぶことができるアイテムではないでしょうか?
今回はHERMÈS(エルメス)の新作から、長くデイリーに愛用したくなるジュエリー「エクスリブリス」にフォーカス。雑誌『Precious』6月号(150ページ)で、モデルの立野リカさんが重ね付けしたアイテム5点を、詳しくご紹介します。
デイリーに楽しむエルメス、決定版! 伝統が宿る新作ジュエリー「エクスリブリス」4選
飽きがこないうえ、着こなしのスパイスにもなる絶妙な存在感
「エクスリブリス」は、エルメスのエクスリブリス(蔵書印)のモチーフをコンテンポラリーに再解釈したジュエリーコレクション。キーとなるモチーフは、何百年も前に発明されたスタンピング技術へを引用しています。
どのアイテムもフィニッシュは手作業で研磨して仕上げるなど、細かな部分にまで伝統とクラフツマンシップへの誇りが息づいています。
ここでは、モデルの立野リカさんが重ね付けした「エクスリブリス」を詳しくご紹介します。
■1:ペンダント「エクスリブリス」
まずは、重ね付けが楽しい首元のアイテムから。写真左は女性らしい印象が際立つピンクゴールドを使用。留め具の近くにさりげなくあしらわれたダイヤモンドが、動くたびに上品な輝きを放ちます。
写真右は、大ぶりのモチーフが映えるシルバーのロングネックレス。留め具部分にピンクゴールドのサークルモチーフが隠れたポイントです。2連でも使用できるので、さまざまな着こなしにマッチします。
ふたつのアイテムを重ね付けしてもよし、手持ちのネックレスと合わせてもよし。スタイリングの幅が広がる2点です。
■2:ピアス「エクスリブリス」
先にご紹介したシルバー×ピンクゴールドのロングネックレスと合わせてつけたい、揺れるピアス。エクスリブリスのモチーフとピンクゴールドのサークルモチーフが、耳元に軽やかさや抜け感をプラスしてくれます。
■3:ブレスレット「エクスリブリス」
こちらも上に登場したピアスと同じく、シルバー×ピンクゴールドを組み合わせたデザイン。エクスリブリスのモチーフが気高い存在感を漂わせながら、シンプルで飽きのこない一品。単品使いはもちろん、合わせやすく、重ね付けにも威力を発揮してくれます。
■4:リング「エクスリブリス」
存在感たっぷりの、厚みのあるフォルムが目を引くリング。エクスリブリスのモチーフを主役にしたカレッジリングを思わせるデザインですが、丸みとピンクゴールドが女性らしさや柔らかさを感じさせます。シンプルな着こなしも格上げしてくれるアイテムです。
モデルの立野リカさんは上記の5点を着用していますが、同じモチーフを重ね付けしてもうるさい印象にならないのは、アイテムによってモチーフの大きさが異なるため。重ね付けすることで新しい表情がうまれる点も「エクスリブリス」コレクションの魅力です。
飽きがこず着こなしのスパイスにもなる、絶妙な存在感をもつ「エクスリブリス」。印象的なモチーフは少しラッキーチャームのようでもありますよね。まさにこれこそ、大人の女性が毎日つけたくなる上質な「相棒ジュエリー」。日々エルメスを身につける喜びを、ぜひ「エクスリブリス」で実感してみてください。
問い合わせ先
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 『Precious6月号』小学館、2020年
- PHOTO :
- 唐澤光也(RED POINT)
- WRITING :
- 門前直子
- EDIT :
- 石原あや乃