北海道といえば、海の幸・山の幸に恵まれた食材の宝庫。そんな北海道にあるレストランから「札幌駅」「イタリアン」をキーワードに良店を絞り込み、この記事でまとめてご紹介しています。

選定元は、①プレステージなレストランの予約を得意とする『一休.comレストラン』内で口コミ評価が高いお店/②料理人の顔が見えるグルメ・レストランサイト『ヒトサラ』でシェフがオススメするお店。

北海道の食材にこだわったレストランはもちろん、おしゃれなカフェや、飲み放題プランがあるイタリアン居酒屋など、幅広く選んでいるので、記念日のランチやディナー、女子会、宴会など、さまざまな場面にお役立てください。

【目次】

ランチにおすすめ


【1】Trattoria/Pizzeria Terzina(トラットリアピッツェリアテルツィーナ)

Trattoria/Pizzeria Terzina
Trattoria/Pizzeria Terzina 情報提供:ヒトサラ『シェフがオススメするお店』

1軒目にご紹介するのは、「Trattoria/Pizzeria Terzina(トラットリアピッツェリアテルツィーナ)」。土地の食材を使った「札幌イタリアン」の店として、この地で長く親しまれる名店です。

ローマやベネトでの修行時代、シェフが実感したのは、街を愛し、その土地の食材を大切にする、イタリア料理の精神。若き日に感銘を受けたイタリア料理のあるべき姿を、ここ札幌で、見事に再現しています。

その舞台としてシェフが選んだのは、サッポロビール工場の跡地につくられた商業施設「サッポロファクトリー」。明治期の建物を活用したレンガ館に感じるものがあり、ここに移転を決めたそう。赤レンガの空間は異国情緒があり、それでいてどこか懐かしさも感じられて。不思議なノスタルジアの中いただく郷土の味に、胸がいっぱいになります。

Trattoria/Pizzeria Terzina
Trattoria/Pizzeria Terzina 情報提供:ヒトサラ『シェフがオススメするお店』

シェフがとにかく注力しているのが、その地で育まれた食材を使うこと。最良の食材を得るため、シェフ自ら道内の生産者と対話し、納得のいくものだけが料理に使用されます。こうして選び抜かれた野菜をはじめとする自慢の食材は、店内併設のショップで購入することも可能です。

土地の食材に惜しみない愛を注ぐシェフの料理からは、素材のおいしさをしみじみ感じられます。たとえば創業間もない頃より提供している「道産豚とリコッタチーズのテルツィーナ風スパゲティー」。豚バラ肉をロール状にして焼き上げるポルケッタという料理をパスタにアレンジしたもので、道産豚のうまみとチーズのまろやかさがマッチし、得も言われぬコクを生み出します。

その土地の季節に従った食材を使用しているため、シーズンごとの限定メニューも存在します。寒くなってくると登場するのが、「色々野菜のバーニャカウダソース」。赤ミズナや紫カリフラワー、コウシンダイコン、デトロイトなど、色とりどりの道産野菜を温かいソースで味わう、冬の人気メニューです。

問い合わせ先

  • Trattoria/Pizzeria Terzina
  • 営業時間/11:00~14:30(L.O.)、17:00~21:00(L.O.)
    定休日/不定休 ※サッポロファクトリーに準ずる
    予算/ランチ 1,600円、ディナー 4,000円
    キャパシティ/50人(宴会・パーティー時立席:100人着席:50人)
    TEL/011-221-3314
    住所/北海道札幌市中央区北二条東4丁目 サッポロファクトリーレンガ館

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【2】cafe&kitchen unique(カフェアンドキッチンユニック)

cafe&kitchen unique
cafe&kitchen unique 情報提供:ヒトサラ『シェフがオススメするお店』

続いてイタリアンの定番である、おいしい「パスタ」のお店をご紹介ます。札幌駅から徒歩圏内にある「cafe&kitchen unique(カフェアンドキッチンユニック)」。ランチ、カフェ、ディナーと一日のいつ訪れてもあたたかく迎えてくれる、癒しに満ちたカフェです。

こちらの名物となっているのが、ストウブ鍋で焼き上げる「パンケーキ」。そのほか料理やスイーツには北海道の食材がふんだんに使用されており、ランチタイムは道産小麦を使った「生パスタ」が人気です。

店内はまるで、北欧の森にあるカフェのよう。優しい白をベースに、北海道の木を使ったナチュラルなインテリアを配置。空間を包む穏やかな空気が、自然とくつろぎを誘います。

cafe&kitchen unique
cafe&kitchen unique 情報提供:ヒトサラ『シェフがオススメするお店』

料理には可能な限り道産の食材を取り入れているそうで、八百屋さんから直接仕入れる野菜はじめ、バターやミルクももちろん、北海道のものが使用されています。

ランチタイムに人気を集めているのが、江別産小麦「はるゆたか」をブレンドした「生パスタ」。中でも一押しは、定番「カルボナーラ」です。卵やチーズ等、こだわりの材料を使ったソースがもちもちの麺によく絡み、なんとも濃厚な味わいを楽しめます。そのほか、秋から春にかけて登場する「牡蠣と岩のりのクリームソース」など、限定メニューも見逃せません。

カフェタイムは名物「パンケーキ」を求めて、多くの女性客で賑わいます。ストウブ鍋でつくるふわふわのパンケーキはビジュアルもかわいく、SNS映え抜群。また、店主が惚れ込んだ円山の人気店、「カフェ ドゥ ザザ」のケーキも味わえます。

ディナータイムになると、店内は落ち着いた雰囲気に。ソムリエでもある店主が選んだワインを「ビーフシチュー」などの洋食に合わせ、ゆっくり楽しみましょう。

問い合わせ先

  • cafe&kitchen unique
  • 営業時間/11:00~14:00、カフェ 14:00~17:00、17:00~22:00
    定休日/不定休 ※第一木曜、第三木曜は定休日
    予算/ランチ 980円、ディナー 1,500円
    席数/20人(宴会・パーティー時着席:20人)
    TEL/011-839-3976
    住所/北海道札幌市東区北十条東3-2-6

cafe&kitchen unique の詳細はこちら >>

【3】リストランテ カノフィーロ

リストランテ カノフィーロ
リストランテ カノフィーロ 情報提供:一休.com

ビルの2階に潜む名イタリアン「リストランテ カノフィーロ」。「カノフィーロ」とは、「CANORO(歌う)」「FILO(紡ぐ)」を掛け合わせた造語だそう。北海道の食材を使った料理が歌うようにコースを彩り、記憶に残る豊かな時間を紡いでいきます。

エレベーターを降りると、そこはまるで別世界。空間づくりにあたっては、湖畔に佇む貴族のヴィッラを思い描いたそうで、まさにそのイメージ通りの、エレガントな空間が広がります。ダークブラウンとホワイトを基調にした内装はレストランらしい高級感がありつつ、やわらかな照明がくつろぎを演出。どこか時間の流れがゆったり感じられる、極上の隠れ家です。

リストランテ カノフィーロ
リストランテ カノフィーロ 情報提供:一休.com

こちらで楽しめるのは、北海道の旬食材を使った、季節感あふれるイタリアン。素材の魅力を引き出した料理が、一皿ごとに季節の喜びを運んでくれます。約200種そろうイタリアンワインも、芳醇な時間を引き立てて。また食後に「生チョコ」のサービスがあり、最後の最後まで新鮮な驚きを与えてくれます。

おすすめのランチプランは「【Pranzo S】その日の最高の厳選食材で織りなすオリジナルコース 7,700円」。構成の一例として、「アミューズ」、「前菜2品」、「パスタ」、「メイン」、「デザート」、「食後の飲み物+小菓子」。

またメインを省いたライトコース「【Pranzo A】前菜・パスタ・リゾット・デザートなど 旬の北海道産の食材を愉しむ! 1,980円」なども用意されています。

問い合わせ先

  • リストランテ カノフィーロ
  • 営業時間/11:30~15:00、18:00~23:00
    定休日/不定休
    予算/ランチ 3,000円~3,999円、ディナー 10,000円~11,999円
    席数/32席(個室1室)
    喫煙可否/全面禁煙
    住所/北海道札幌市中央区南2条西1丁目 アスカビル2F

リストランテ カノフィーロ の詳細・Web予約はこちら >>

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【1】SALVATORE CUOMO & BAR 札幌(サルヴァトーレ クオモ アンド バール サッポロ)

SALVATORE CUOMO & BAR 札幌
SALVATORE CUOMO & BAR 札幌 情報提供:一休.com

札幌駅西口に位置する、高架下の商業施設「サツエキBridge」。駅からすぐのこの施設内にあるのが、「SALVATORE CUOMO & BAR 札幌(サルヴァトーレ クオモ アンド バール サッポロ)」です。

サルヴァトーレ・クオモといえば、ナポリピッツァを広めた功労者として、もはや日本でもおなじみの存在。スタイリッシュな空間はいかにもこの店らしく、アイコンの薪窯も健在です。

薪窯を目の前にするカウンターや広々としたテーブル席、ワイン棚に囲まれた半個室など…好みのシートに陣取り、会話に華を咲かせながら、自慢のピッツァが焼き上がるのを待ちましょう。

SALVATORE CUOMO & BAR 札幌
SALVATORE CUOMO & BAR 札幌 情報提供:一休.com

外せないメニューといえば当然「ナポリピッツァ」。本場の職人が手掛けたこだわりの窯で焼くピッツァは、約450度の炎で一気に焼き上げることにより、薄生地なのにもちもちした食感、そして薪の香ばしい風味を楽しめます。

たくさんの種類があるピッツァの中でも、世界最高峰の祭典で最優秀賞に輝いた「D.O.C” ~ドック~」は、何度も食べたくなる逸品。厳選されたチェリートマト、モッツァレラにバジル…。シンプルな具材が織り成す、深い味わいが病みつきになります。

そのほかアンティパストやグリルなど、おいしいイタリア料理をさまざまにラインナップ。ワインはもちろんリモンチェッロといったイタリアの代表的な飲み物まで、豊富にそろうドリンクとともに、あれこれ楽しんで。

おすすめはディナープラン「【サルヴァトーレコース】熟成牛&四元豚のグリルなど全16品+スパークリングワイン含む2時間飲み放題付 4,730円」。

構成の一例として、冷前菜「イタリア産生ハム・プロシュートコット・彩り野菜のピクルス・サーモンとアボガドのブルスケッタ・タコのマリネ エストラゴンの香り・カプレーゼ・青海苔の揚げパンゼッポレ」、温前菜「小海老とマッシュルームのガーリックオイル煮・バケット」、サラダ「10品目野菜のミックスサラダ」、肉料理「熟成牛のステーキ・四元豚のグリル・フライドポテト」、ピザ(一品選択)「人気No.1!マルゲリータ/4種のチーズとハチミツのピッツァ/ハーブチキンとピリ辛サラミのピッツァ/季節のおすすめピッツァ」、パスタ「いろいろな貝とチェリートマトのスパゲッティ」、ドルチェ「ガトーショコラとジェラートの盛り合せ」。スパークリングワインなど含む、2時間の飲み放題付き。

問い合わせ先

  • SALVATORE CUOMO & BAR 札幌
  • 営業時間/11:30~15:00、15:00~23:00 金土・祝前日/11:30~15:00、15:00~24:30
    定休日/なし
    予算/ディナー 2,000円~3,999円
    席数/82席(半個室エリア有)
    喫煙可否/全面禁煙
    TEL/011-223-6865
    住所/北海道札幌市北区北6条西5丁目1番地 サツエキBridge 1F

SALVATORE CUOMO & BAR 札幌 の詳細・Web予約はこちら >>

※本記事で紹介したプランの価格はすべて税込です。
※本記事は2020年4月17日(金)時点での情報をもとに作成しています。コロナ禍の影響により、営業日時や定休日などに変更がある場合があります。

この記事の執筆者
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