みなさんは、「メロン生産量日本一」が茨城県だということをご存知ですか? 実は全国シェア約27%を誇る茨城県は、メロンの一大産地なんです。(※平成30年出荷統計より)
おいしいメロンをつくるためには、「水はけのよい土地」「1年を通じて温暖な気候」「昼夜の寒暖差が大きいこと」が必要であり、そうした条件が茨城県には揃っているのだそうです。
茨城県が生産しているメロンは、全国的にも有名な「アンデスメロン」や「クインシーメロン」などのほか、茨城県のオリジナル品種の「イバラキング」や、秋に収穫される「アールス系」など種類も豊富であり、それぞれの旬が異なるため、4月から11月まで長期間楽しめることでも人気です。
中でも5月〜6月は茨城県のメロンが最も旬な時期を迎えます。そこで茨城県ではこの期間を「ハッピー・メロン・シーズン」と位置づけ、多くの人に「いばらきメロン」を知り、食べてもらえるようなさまざまな取り組みを行っています。
本記事ではその取り組みを一部ご紹介するとともに、茨城県で大人気のメロンをふんだんに使用したフードやスイーツをご紹介します。
メロンの生産量日本一!茨城県のメロンを使ったフード&スイーツ4選
■1:メロンひと玉を贅沢に使用!「メロンバーム プレミアム」
豪華な箱付きで販売されているこちらの大きなメロン。実は、バームクーヘンなんです。
メロン生産量日本一の茨城県鉾田市にある、「深作農園」が丹精込めて育てたメロンを、新鮮なうちにピューレにし、贅沢に使用した逸品です。
ふんわりと丁寧に焼き上げたメロンバームクーヘンの中には、しっとりとしたメロンようかんがぎっしり! 外側はメロンチョコレートでコーティングしたメロンパイ生地で、メロンひと玉まるごと、贅沢に使用したスイーツなんですよ。
どこを食べてもメロンの甘さが口いっぱいに広がるスイーツを、ぜひ家族や友人とご堪能あれ。
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■2:メロン果汁×梅干しの新感覚フード「ウメフル(UMEFULL) メロン味」
創業は天保元年(1830年)、200年近い歴史を持つ老舗梅干し屋「吉田屋」による新感覚の梅干し、「ウメフル(UMEFULL)」です。
こちらは、茨城県初のブランド梅「常陸乃梅」を、メロン果汁で漬け込んだもの。梅干しなのにふわりとフルーツの香りがする、新感覚のすっきりスイーツなのだそう。
メロンの甘みを存分に生かし、塩加減や酸っぱさを抑えてあるため、紅茶やワインにも合うそうです。オンラインショップでは、メロンのほか、りんご味、ぶどう味の梅干しも販売されていますよ。自宅用だけでなく、ちょっとしたギフトにもぴったりですね。
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■3:銘柄豚ローズポークもたっぷり「メロンカレー」
茨城県鉾田市産のメロンと、茨城県の銘柄豚である「ローズポーク」を合わせた、茨城ご当地のメロンカレーです。
カレーにはメロンのか肉がごろっと入っており、適度に熟した食べごろメロンのほのかな香りと甘さが、豚肉や特製直火焼きルウと、上手にマッチした一品です。カレーにメロンって……!?と、お味が気になる商品ですね。
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■4:料理に使えるメロン!?「摘果メロン」
こちらは先程ご紹介させていただいた、「メロンバーム プレミアム」と同じ「深作農園」の商品です。
メロン農家では、ひとつひとつのメロンが大きくおいしく育つように「摘果(てきか)」という作業を行います。この「摘果」された若くて小さなメロンを、深作農園ではまとめて販売しています。
摘果メロンはさっぱりとしていてクセがなく、さまざまな調理方法に使えるそう。漬物や天ぷら、ピクルス、チャンプルーなど、バリエーション豊かな食べ方で楽しめるそうですよ。
棄ててしまってはもったいない! という想いから販売されている、手のひらサイズの摘果メロン。気になる方はチェックしてみてくださいね。
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美味しいメロンを届けたい…「ハッピー・メロン・シーズン」の取り組み
「ハッピー・メロン・シーズン」では、メロンを使ったスイーツやフードの販売のほか、いろいろな取り組みを行っています。
日本一のメロン生産量を誇る鉾田市では、「全国のどこからでも手軽に笑顔を届けられるように」という想いを込めた「スマイル メロン プロジェクト(Smile Melon Project)」を実施中です。
専用のWEBサイトでは、全国配送を行っている産地自慢の直売所を紹介しているほか、「半カット(パカット)メロン」と称した、メロン半玉を使ったおすすめレシピなどを公開しています。
また、新型コロナウイルスの感染防止対策として、鉾田市のJA茨城旭村の直売所「サングリーン旭」では、テントを設置し、車に乗ったままメロンの購入ができる「ドライブスルー方式」の販売を行っています。これは6月中旬までの実施予定です。
サングリーン旭で扱っているのは、人気の「クインシー」と「アンデス」の2種類。今年は天候に恵まれたため、糖度が高く、大玉に仕上がっているそうですよ。
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ほかにも、JA茨城旭村によるメロンの生産情報をQRコードで管理しシールを添付する取り組みや、茨城県によるInstagramやTwitterを使ったSNSフォト投稿キャンペーンなど、おいしいメロンを届けるために、県やそれぞれの自治体がいろいろな取り組みを行っています。
今回ご紹介した商品の中には、オンラインショップで購入できるものも多いため、ぜひこの機会に、茨城のおいしいメロンを召し上がってみてはいかがでしょうか?
- TEXT :
- Precious.jp編集部