髪が細くなると、せっかくブローをしても時間が経つとペタンコになりがち。ボリューム不足のスタイルは、見た目年齢も上がってしまいますよね。
そこで、髪が短くてもボリュームを出せるスタイルと、ボリュームがなくても立体的に見えるカラーリングテクニックをご紹介します。
【お悩み】髪のボリューム不足を解消しつつ、フェイスラインをシャープに見せたい!
ショートヘア代表:弓削雅子さん(39歳/ベビーシッター)の悩みを解決するには…
■髪型:ハイライトで自然な立体感、前下がりのカットであごのラインをシャープに
弓削さんのHAIR CHART
- やわらかさ(柔→硬)★★☆
- ボリューム(少→多)★★☆
- 髪の太さ(細→太)★★☆
- 髪の潤い(乾→潤)★☆☆
- 白髪の量(多→少)★★★
正面、サイド、バックの3方向から見ると、それぞれに印象が変わるスタイル。「サイドは前下がりにして、シャープなラインをつくりました。表面にレイヤーを入れ、ちょうど耳のあたりにふっくらとしたボリュームが出やすくなっています」(スタイリスト 佐野みづほさん)
カラーリングにはアッシュベージュを使用。「明るくなった部分をハイライトで残し、それ以外の部分のトーンを調整することで立体感を出します。リタッチするとき、ハイライトを中心にすると白髪が目立ちにくくなりますよ」(佐野さん)
■スタイリング:頭頂部と前髪に立ち上がりをつくり、ボリューム感を演出
頭頂部と前髪の根元に立ち上がりをつくるのがポイント。「頭頂部は毛束の根元からストレートアイロンで伸ばすことで高さを出し、前髪は額の生え際、中央あたりにドライヤーをあてて立ち上がりをつくります。これでボリューム感が出せます」(佐野さん)
<老け見えをくい止めるポイント3か条>
- □中間にボリュームを持たせ、襟足はスッキリ
- □1色で染めずハイライトで立体感を出す
- □前下がりのラインであごのラインをシャープに
「白髪を染め続けると髪がどんどん明るい色になってしまいがち。明るくなった部分はそのまま残しておくと、色が抜けていくときにバランスのいいトーンになります」(佐野さん)
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大人のヘアカタログ
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- 古谷利幸〈F-REXon〉
- MOVIE :
- 浪元 一孝〈ビーゴー〉
- WRITING :
- 中島祐美
- DIRECTION :
- 青木 笑