年齢を重ねるごとに増えていく肌の悩み。それをメイクでカバーしようとしても、やればやるほど厚塗りになってかえって老けて見えるし、かといって若いころと同じメイクを続けるのもなんかしっくりこない…。そんなジレンマに陥っていませんか?

年齢とともに肌も日々変化していきます。それが顕著に表れ始めるのが30代後半くらいからといわれていて、今までと同じメイクに違和感を覚えるのはそのため。若い人には若い人の、大人には大人に見合ったメイク法があり、年齢に応じてメイクの仕方も変えていく必要があるのです。

前回の「大人に合う赤リップの使いこなし術」に引き続き、今回もメイクアップアーティストの岡野さんに、大人のアンチエイジングメイク術について教えていただきました。

ファンデーションだけで顔が変わる!シーズン毎のリニューアルが不可欠

大人のベースメイクTIPS

「30代後半~40代はちょうど肌の変わり目の世代と言われています。もう若くはないけど、そこまで歳を取っているわけではない。そんな中間地点にいるので、メイクのやり方にも色々迷いが出てくるんです」。

そう語るのはモデルや女優など多くの有名人から絶大な支持を集め、大人の女性を輝かせるメイクで評判のメイクアップアーティスト・岡野瑞恵さん。今までと同じやり方では通用しなくなってくるこの世代。それでは何から変えていけばいいのかというと、一番手っ取り早いのはファンデーションなのだそう。

「ベースは顔のパーツで一番面積が広く、最も質感が表れやすい部分。なので、ファンデーションを変えるだけで顔が変わるくらい違ってきます。ファンデーションなんてどれも同じだと思われがちですが、毎年どんどん進化しているうえに、それぞれ肌の悩み別に機能も違ってくるので、どんどん新しいものをチャレンジしてみることをおすすめします。できればシーズン毎に、新作のものを選ぶといいですよ」(岡野さん)。

塗る時の注意点は、全部同じ質感で統一しないこと。たとえばテカリが目立つ中央の部分だけパウダーで抑えたり、肌の欠点が少ない側面はなじませる程度にすると顔に立体感がでてメリハリがつくのだそう。また、厚塗りを防ぐためには肌になじみやすい大きなスポンジが活躍します。

若々しい肌をつくる、今秋の最新ファンデーション

NARS アクアティックグロー クッションコンパクト SPF23/PA++ 全6色 ¥6,300(税抜セット価格・9月15日発売)

「のばしやすくて、しっとりカバーしてくれるので大人の女性の質感を高めるのにぴったり。これだけでほうれい線を目立たなくしてくれます」(岡野さん)。

クレ・ド・ポー ボーテ ル・フォンドゥタン 全7色 ¥30,000(税抜)/資生堂インターナショナル

肌そのものを美しく見せ、ひと塗りでハリまで感じさせるツヤと、クリアで生命感に満ちた輝く美肌に。スキンケア効果が高く、心地よい使用感も魅力。

大人のベースメイクTIPS、いかがでしたか? ファンデーションは自分を変えるチャンス。今のメイクに違和感のある人は、まずはベースメイクの見直しから始めてみましょう。

PROFILE
岡野瑞枝(おかの たまえ)さん
ヘア&メイクアップアーティスト。1969年生まれ。大手化粧品メーカーでのヘア&メイクを経て、2006年よりフリーとして活動。数多くの女優、タレントから指名を受け、雑誌・広告・TVなど多方面で活躍する。シンプル&ベーシックを基調とした大人の女性を輝かせるメイクテクニックが支持を集めている。

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この記事の執筆者
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WRITING :
廣瀬真理子
EDIT :
渋谷香菜子