ライカといえば、やはり「Mシステム」だろう。スーツに合うクラシックなルックス、金属削り出しの圧倒的な質感、レンジファインダーの操作性、味わい深い描写。これさえあれば、野暮ったい一眼レフカメラなんて必要ない!

完全無欠の『ライカSL2』

4700万画素のセンサーによる描写力に加え、高レベルの動画撮影機能、エルゴノミクスなデザイン……。すべてにおいてハイレベルな一台だ。『ライカSL2』¥810,000・レンズ『アポ・ズミクロンSL f 2.0/50㎜ ASPH.』¥ 570,000(ライカ カスタマーケア)ブルゾン¥98,000(ヘルノ・ジャパン)
4700万画素のセンサーによる描写力に加え、高レベルの動画撮影機能、エルゴノミクスなデザイン……。すべてにおいてハイレベルな一台だ。『ライカSL2』¥810,000・レンズ『アポ・ズミクロンSL f 2.0/50㎜ ASPH.』¥570,000(ライカ カスタマーケア)ブルゾン¥98,000(ヘルノ・ジャパン)すべて税抜、参考価格

そんな頑固なM信者である筆者をも虜にしてしまったフルサイズミラーレス一眼カメラが、同じライカの新作『ライカSL2』だった。やや大ぶりながらバウハウスイズムを湛えたモダンなフォルムと、手応えのある金属製のボディは、M型とはまた違った嗜好性を感じさせる。

そして新しい映像エンジン『ライカ マエストロ Ⅲ』を搭載したその描写力は、あたりまえだが完璧。シンプルな操作性も相まって、素人の筆者にも手にした瞬間から別次元の写真を撮らせてくれるのだ。Das Wesentliche(ダス・ウェーゼントリッヒ)=本質的なものを追求し続けた、ライカだけがつくれるこのカメラ。プロだけに独占させておくにはもったいない!

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MEN'S Precious編集部 
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MEN'S Precious2020年春号より
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PHOTO :
川田有二
STYLIST :
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