ショートパンツをはきたいけれど、カジュアルすぎると敬遠している方も多いはず。
そんなときは、ジャケットとのセットアップで取り入れるのが良策です。
きちんと感とともに、今っぽいムードもアピールできるので、着こなしテクニックをマスターしてバランスよく仕上げてみては。
■1:ガーラ・ゴンザレスは…インナーの色を効かせてネイビーを明るくセンスアップ
パリでSNAPされたスペインのソーシャライツ、ガーラ・ゴンザレス。
ネイビーのノーカラージャケットに細身のパンツを合わせていました。ジャケットのVゾーンが細く深いので、襟が付いてなくてもすっきりして見えます。
ショートパンツの丈も膝が隠れるほど長めで、シルエットも細身のため、美スタイルが実現。
特に膝が隠れる丈ということが、大人っぽさの決め手に。
ショートパンツのセットアップにTRYしたいときは、まず膝が隠れるデザインを選べば子供っぽくならず、スマート見えも叶います。
インナーはもちろんベーシックな色味はすべてマッチしますが、あえてオレンジ系の赤を合わせることで、春らしいマリンっぽさが高まり、フェミニンなムードに仕上がります。
■2:ナース・エルベンは…軽快なパーカ&スニーカーの投入で今どきのスポーティーを生む
ジュエリーデザイナー兼デジタルインフルエンサーとして活躍中のナース・エルベンも、ショートパンツのセットアップ愛用者のひとり。
清涼感のあるペパーミントカラーをメインのセットアップに、インには黒のパーカを合わせて爽やかさをアピール。
ジャケットはオーバーサイズ気味で、黒のボタンが配されているため、パーカの黒ともリンクし、すっきりまとまっています。
足元のハイテク系タイプのスニーカーでも、アクティブな雰囲気を確実にアップ。
白がアクセントになって、クリーンな持ち味が際立ちます。
スポーティーなテイストはまだまだ流行継続中で、こなれた今っぽいムードを自然と演出できます。
ぜひ積極的に取り入れましょう。
■3:ティファニー・スーは…端正なキャメルでつくる上質エレガンスに新鮮さが際立って
オンラインストアでバイヤーを務めるティファニー・スーが、パリでSNAPされたときのコーデです。
ステラ・マッカートニーのベージュのセットアップを、ブラウンのロングブーツでシャープに仕上げていました。
ボリュームショルダーかつダブルのジャケットは、メンズライクなデザインなので、胸元の開いたインナーのちら見せで女子力を高めています。
ショートパンツに抵抗があるときは、足元をロングブーツにすればOK。
ロングブーツなら脚のラインが気になることなく、引き締まった印象に。
ブーツがスーツよりダークな色味ということも効果的で、クロコダイル調の表情でリッチさは格別です。
ショートパンツのセットアップを着こなした3人にクローズアップしました。
膝下丈のボトムで美スタイルが実現することや、軽快なスポーツテイスト、×ロングブーツとの引き締めテクニックなど、着こなしのヒントが多数判明。
春からのセットアップは、こんな新鮮さを加えて仕上げてみませんか。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀