【目次】

40代からの大人フレアスカートコーデのポイントは?


大人のフレアスカートコーデを成功させるには、凛とした空気感を纏うのがポイント。甘い方向に舵を切るのではなく、あえてエッジの効いたかっこいいアイテムを合わせたり、シンプルトップスで要素を削ぎ落として洗練させたり。そうすることで知性や品が引き立ち「大人かわいい」が成立します。トップスとのバランスは、フィット&フレアのシルエットを意識。普遍的な女性らしいシルエットが楽しめます。

フレアスカートってどんなアイテム?

バッグ『シシリー 58』・スカート・Tシャツ・ブレスレット(ドルチェ&ガッバーナ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2019年
バッグ『シシリー 58』・スカート・Tシャツ・ブレスレット(ドルチェ&ガッバーナ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2019年

フレアスカートとは、その名の通り裾にかけて広がるAラインシルエットのスカートのこと。ゆらゆらと揺れる裾に、ゆとりのあるふんわりとした形が女性らしく、着こなしをフェミニンな印象に仕上げてくれます。存在感もあるので、コーディネートに華やかなインパクトをもたらす「主役級アイテム」として取り入れて。

フレアスカート選びのポイントは?

アイテム自体がフェミニンなフレアスカートは、丈感にこだわって選べば、幼くなったり甘くなりすぎる心配もありません。条件は、膝が隠れる「長めの丈」。ロングフレアスカートならではのボリューム感や、動くたびに裾が弧を描く優雅な雰囲気が、大人の女性らしさや凛とした佇まいをかなえてくれます。

おすすめのフレアスカートコーデ。足元はどうする?


フレアスカートの足元には、ついシンプルできれいめなヒールを合わせたくなりがち。それももちろん素敵なのですが、ちょっとハズすことで今気分のスタイリングが完成します。季節によって様々だけれど、華奢サンダルで抜け感を作ったり、スニーカーでスポーティに崩したり。フラットシューズ合わせで気張りすぎないお洒落を楽しむのもおすすめです。ブーツなどであえて重めのバランスにするのも◎。

モードなフレアスカートにはきれい色の華奢ヒールで繊細な個性をトッピング

Tシャツ(アクネストゥディオズ アオヤマ)、スカート(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、ピアス・ネックレス・バングル(TASAKI〈TASAKI〉) バッグ(エドストローム オフィス〈サイモン ミラー〉)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious8月号』小学館、2019年
Tシャツ(アクネストゥディオズ アオヤマ)、スカート(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、ピアス・ネックレス・バングル(TASAKI〈TASAKI〉) バッグ(エドストローム オフィス〈サイモン ミラー〉)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious8月号』小学館、2019年

鎖骨がのぞく女らしい白Tシャツと、アシメトリーなすそがモード感を醸すチュールスカートで、こなれたフィット&フレアシルエットに。清涼素材のバッグやきれい色の華奢ヒールで個性をトッピング。ボリュームのあるスカートと繊細な足元のバランスで、女性らしい抜け感が生まれます。

フィット&フレアの着こなしは、スニーカーで軽やかにコーデをアップデート!

シャツ・スカート(アングローバル〈イレーヴ〉)、ピアス(アルテミス・ジョイエリ)、バングル(チェルキ〈ギャレッタ〉)バッグ(J&M デヴィッドソン青山店)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious7月号』小学館、2019年
シャツ・スカート(アングローバル〈イレーヴ〉)、ピアス(アルテミス・ジョイエリ)、バングル(チェルキ〈ギャレッタ〉)バッグ(J&M デヴィッドソン青山店)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious7月号』小学館、2019年

キャメルカラーのシャツとロングスカートを合わせたフィット&フレアシルエットを、巾着バッグとスニーカーでさらりとカジュアルダウン! エレガントなシルエットとスポーティな小物のミックステイストが、大人の女性らしいおしゃれ感度の高さを思わせます。

ミモレ丈のネイビースカート×黒トップスのシックなコーデには赤い靴を効かせる

スカート(サン・フレール〈レ・コパン〉)、アンスクリアのトップス・ザネラートのバッグ(アマン)、チョーカー・リング(ストラスブルゴ〈ソフィー ブハイ〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2018年
スカート(サン・フレール〈レ・コパン〉)、アンスクリアのトップス・ザネラートのバッグ(アマン)、チョーカー・リング(ストラスブルゴ〈ソフィー ブハイ〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2018年

繊細なビジュー刺しゅうが施されたミモレ丈のフレアスカートは、畳に座った際もひざまで隠してくれる理想の丈。シックカラーでまとめる日は、鮮やかな赤をアクセントにして色でハズしを効かせるのも手。

ブルー×白のクリーンなコーデはポインテッドトウのミュールパンプスで抜け感を

ブラウス(東レ・ディプロモード〈セブンティ〉)、スカート(ebure)、バッグ(モワナ メゾンGINZA SIX)、サングラス(TAKA ROCK〈クレア〉)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious9月号』小学館、2018年
ブラウス(東レ・ディプロモード〈セブンティ〉)、スカート(ebure)、バッグ(モワナ メゾンGINZA SIX)、サングラス(TAKA ROCK〈クレア〉)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious9月号』小学館、2018年

シルクサテンを使ったピーコックブルーのブラウスを、白に近いニュアンスグレーのフレアスカートで、明度を上げたクリーンな装い。足元はポインテッドトウのミュールパンプスで抜け感をプラスして清涼感を後押ししましょう。

白スカートと黒タートルのグッドガールな着こなしの足元は乗馬ブーツがおすすめ

ニット(スローン)、スカート(マディソンブルー)、ピアス・リング(TASAKI)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/長山一樹 BY:『Precious11月号』小学館、2020年
ニット(スローン)、スカート(マディソンブルー)、ピアス・リング(TASAKI)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/長山一樹 BY:『Precious11月号』小学館、2020年

グッドガールな黒タートルとフレアスカートの着こなしも、モノトーンなら甘くなりすぎず、モダンな印象を引き寄せます。フェルトのように起毛させたスカートはダブルフェースの贅沢な仕立て。あえて乗馬ブーツを合わせて、旬の重ためバランスに。ほんのりトラッドを香らせて。

春夏のおすすめフレアスカートコーデ


春夏の軽やかなフレアスカートコーデを集めました。足捌きもよく、通気性抜群のフレアスカートは春夏コーデの必須アイテム。涼しげな装いで可憐な雰囲気を纏って、暑い季節も心地よくお洒落に過ごしましょう!

華やかさ、きちんと感、心地よさの条件を網羅するジャケット&スカートスタイル

スカート(DES PRÉS〈デ・プレ〉)、麻ジャケット(三喜商事〈イレブンティ〉)、ノースリーブニット(クルチアーニ)、サングラス(アイヴァン 7285 トウキョウ〈アイヴァン 7285〉) ピアス(エスケーパーズオンライン〈ソフィー ブハイ〉)、バッグ(伊勢丹新宿店 本館1 階〈モワナ〉)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious4月号』小学館、2020年
スカート(DES PRÉS〈デ・プレ〉)、麻ジャケット(三喜商事〈イレブンティ〉)、ノースリーブニット(クルチアーニ)、サングラス(アイヴァン 7285 トウキョウ〈アイヴァン 7285〉) ピアス(エスケーパーズオンライン〈ソフィー ブハイ〉)、バッグ(伊勢丹新宿店 本館1 階〈モワナ〉)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious4月号』小学館、2020年

華やかさ、きちんと感、心地よさ、の条件を網羅するジャケット&スカートスタイル。ストライプ風に立体的に編んだニットのフレアスカートには、トップスにベルテッドジャケットを合わせて、活動的ながらもキリッとした印象を演出。出張先で到着後すぐに会議、というときも重宝しそう。

フレアシルエットのマキシ丈スカートは白のシャツや帽子で爽やかに

スカート(アマン〈アンスクリア〉)、シャツ(エリオポール代官山)、帽子(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、バングル(ザ ダラス ラボ)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、サンダル(ビルケンシュトック・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2019年
スカート(アマン〈アンスクリア〉)、シャツ(エリオポール代官山)、帽子(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、バングル(ザ ダラス ラボ)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、サンダル(ビルケンシュトック・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2019年

フレアシルエットのマキシ丈スカートは、リネン×コットン素材のドライな風合いで肌に心地よく、旅の主役にしたい一着。フロントスリットが深めに入っているため、足さばきもよく街歩きに最適。ブリックカラーのスカートを軽やかに仕上げるべく、白の帽子やシャツで爽やかに仕上げましょう。

リネン素材のフレアスカート×モカベージュの端正シャツでエレガントシルエット

シャツ・スカート(マディソンブルー)、バングル(エスケーパーズ〈リジー フォルトゥナート〉)、バッグ(TOMORROWLAND〈TOMMASO CANDRIA〉)、靴(ブルーベル・ジャパン〈フランチェスコ ルッソ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2019年
シャツ・スカート(マディソンブルー)、バングル(エスケーパーズ〈リジー フォルトゥナート〉)、バッグ(TOMORROWLAND〈TOMMASO CANDRIA〉)、靴(ブルーベル・ジャパン〈フランチェスコ ルッソ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2019年

モカベージュの端正シャツと両サイド下がりのフレアスカートは、注目のリネン仕立て。エレガントシルエットを旬の気分で着こなせる。質感の異なるナチュラル小物で、色調とシルエットにメリハリをつけて。

白シャツ+グレーのカーディガンのレイヤード風ニットとも相性抜群

スカート・レイヤードデザインニット(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、ピアス(ウノアエレ ジャパン〈ウノアエレ〉)、その他/私物 撮影/熊澤 透 BY:『Precious5月号』小学館、2019年
スカート・レイヤードデザインニット(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、ピアス(ウノアエレ ジャパン〈ウノアエレ〉)、その他/私物 撮影/熊澤 透 BY:『Precious5月号』小学館、2019年

ふんわりしつつもふくらみすぎないシルエットを計算し尽くしたチュールスカートは、トップスを選ばず活躍。パンツスタイルに合わせることが多い白シャツ+グレーのカーディガンのレイヤード風ニットとも相性抜群。ウエスト位置を高く見せるレザーベルトの装飾とスカートの軽やかなボリュームが、大げさにならないフィット&フレアシルエットを演出。淡いグレーの着こなしをすっきり見せつつ辛口フェミニンな印象に。

ベージュで上下の統一感を出し、エレガントなセットアップ風に

スカート(アクリスジャパン〈アクリス〉)、マレーラのブラウス・バンフォードのストール(三喜商事)、ピアス・ネックレス・バングル・時計(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(アマン〈エレメ〉)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious3月号』小学館、2019年
スカート(アクリスジャパン〈アクリス〉)、マレーラのブラウス・バンフォードのストール(三喜商事)、ピアス・ネックレス・バングル・時計(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(アマン〈エレメ〉)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious3月号』小学館、2019年

ブラウスのベージュトリミングが、たっぷりとしたイレギュラーヘム(裾)のフレアスカートとの自然な統一感を演出する、ベージュ系スカート+ベージュ系小物でまとめたラグジュアリーな雰囲気のスカートスタイル。ドラマティックなフィット&フレアシルエットも、白ブラウスならすっきりと着こなせます。

黒ニットとベージュのフレアスカートの組み合わせで気品や知性を際立たせる

スカート(アングローバル〈イレーヴ〉)、カーディガン(スローン)、ピアス・ネックレス・ブレスレット・腕時計(カルティエ)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious8月号』小学館、2018年
スカート(アングローバル〈イレーヴ〉)、カーディガン(スローン)、ピアス・ネックレス・ブレスレット・腕時計(カルティエ)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious8月号』小学館、2018年

大人の女性の気品や知性を際立たせる、黒ニットとベージュのフレアスカートの組み合わせ。フェミニン度の高い着こなしには、ワンハンドルバッグや端正な時計など辛口小物を添えると、引き締まってぐっと洗練される。

辛口のシャツ×甘口のフレアスカートならスニーカーでバランスを!

スカート(アングローバル〈イレーヴ〉)、シャツ(アマン〈フィナモレ〉)、靴(J.M. WESTON 青山店)、帽子(タア トウキョウ〈タア〉)、ピアス・ブレスレット(日本橋三越 ミグジュアリー〈ドナテラ・ペリーニ〉)、バッグ(エストネーション〈ペラン〉)、サングラス(プロポデザイン〈プロポ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2018年
スカート(アングローバル〈イレーヴ〉)、シャツ(アマン〈フィナモレ〉)、靴(J.M. WESTON 青山店)、帽子(タア トウキョウ〈タア〉)、ピアス・ブレスレット(日本橋三越 ミグジュアリー〈ドナテラ・ペリーニ〉)、バッグ(エストネーション〈ペラン〉)、サングラス(プロポデザイン〈プロポ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2018年

辛口のシャツに甘口のフレアスカートを合わせると、それだけでニュアンスのある着こなしに。さらにかごバッグとスニーカーで「甘×辛」ミックスを繰り返すと、シンプルでも奥行きのある着こなしが完成! 

愛らしいフレアスカートは華やかなゴールドでリュクスな品格を添えて

ニット(コロネット〈エリザベス アンドジェームス〉)、スカート(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダ〉)、ブローチ(サン・フレール〈レ・コパン〉)、ストール(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、バッグ・靴(JIMMY CHOO) 撮影/小池紀行・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious6月号』小学館、2018年
ニット(コロネット〈エリザベス アンドジェームス〉)、スカート(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダ〉)、ブローチ(サン・フレール〈レ・コパン〉)、ストール(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、バッグ・靴(JIMMY CHOO) 撮影/小池紀行・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious6月号』小学館、2018年

フロントのゴールドボタンが、クラシカルな雰囲気を醸す白いフレアスカート。ハリのあるコットン素材だから、甘すぎず程よくカジュアルなのが今年風。ニットは黄みの強いゴールドラメで、顔周りを華やかに演出。胸元のブローチのきらめきも重要なポイントです。

パワフルなピンクブルゾンにたっぷりしたフレアスカートで華やぎをプラス

ドゥロワーのブルゾン・ドラゴンのバッグ(ドゥロワー 丸の内店)、アバティのTシャツ・エリザベス アンド ジェームスのスカート(コロネット)、時計(ブライトリング・ジャパン)、靴(ebure〈アルムナエ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2018年
ドゥロワーのブルゾン・ドラゴンのバッグ(ドゥロワー 丸の内店)、アバティのTシャツ・エリザベス アンド ジェームスのスカート(コロネット)、時計(ブライトリング・ジャパン)、靴(ebure〈アルムナエ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2018年

今取り入れたい大人のスポーツテイスト。ブルゾンはパワフルなピンクを選択。その迫力に負けないようにたっぷりしたフレアスカートで女力ある華やぎを加味。端正なアイボリーカラーとなら、軽快さも十分。

秋冬のおすすめフレアスカートコーデ


秋冬のフレアスカートコーデは、季節感のある厚手生地でしっかりとボリュームを出すとリッチな印象に。裾の揺れる表情豊かなフレアスカートでドラマティックに、品格ある大人のコーデを楽しんで。足元はブーツなどで重ために仕上げると旬バランスに仕上がります。

テクスチャーにこだわったクロッケ(ふくれ織り)ジャカードスカートを主役に

ディオールのスカート・ジャケット・ブラウス・靴・ディオール ファイン ジュエリーのピアス・リング(クリスチャン ディオール) 撮影/滝川一真(Perle) BY:『Precious1月号』小学館、2020年
ディオールのスカート・ジャケット・ブラウス・靴・ディオール ファイン ジュエリーのピアス・リング(クリスチャン ディオール) 撮影/滝川一真(Perle) BY:『Precious1月号』小学館、2020年

メゾンの正統を継ぐ華麗なAラインシルエットを、テクスチャーにこだわったクロッケ(ふくれ織り)ジャカードで仕立てたスカートを主役にしたスタイリング。立体的な小花模様を浮かべたネイビー×ブラックの生地は、絶妙な光沢感と軽やかなフレアで、日常使いにも最適なエフォートレスなムードに。ダークネイビーとブラックをボーダー状に配してカジュアル感を高めたミンクジャケットを合わせて、ネオ・クラシックなスタイルを堪能。

カーキニット×素材感のある黒のフレアスカートで品よく女らしい装いに

ニット/Precious創刊15周年記念コラボ商品・中に着たノースリーブのラメ入りタートルニット・スカート・靴( ブルネロクチネリ ジャパン) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious12月号』小学館、2019年
ニット/Precious創刊15周年記念コラボ商品・中に着たノースリーブのラメ入りタートルニット・スカート・靴( ブルネロクチネリ ジャパン) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious12月号』小学館、2019年

深くて広いニットのVネックラインは、下にタートルニットやシャツを重ねやすいデザインなので、レイヤードスタイルにも重宝。ニットインで着こなして、ボトムにシースルーシフォンのフレアスカートを合わせると、品よくドラマティックな印象になります。

カーキのフレアスカートとリラックス感のある白ニットを重ねて旬バランス

ニット・スカート(ブラミンク)、URSA MAJORのピアス(GALERIE VIE 丸の内店)、バッグ(showroom SESSION〈アシーナニューヨーク〉)、靴(TOMORROWLAND〈SARTORE〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious1月号』小学館、2019年
ニット・スカート(ブラミンク)、URSA MAJORのピアス(GALERIE VIE 丸の内店)、バッグ(showroom SESSION〈アシーナニューヨーク〉)、靴(TOMORROWLAND〈SARTORE〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious1月号』小学館、2019年

幸せ感漂う休日スタイル前後に入った斜めスリットで、歩くたびにすそが揺れるフレアスカートは、草木を想わせるどこかレトロなハーベストカーキ。光沢感のあるウールのダブルフェース仕立てで、ガーリーにならずリュクスに見えるところもうれしい。リラックス感のあるニットを重ね、旬のバランスに。

ロングフレアとダブルジャケットで旬のバランスを楽しむ

ジャケット・シャツ・リボン・スカート・バッグ・靴(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイアンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/戸田嘉昭・宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious9月号』小学館、2018年
ジャケット・シャツ・リボン・スカート・バッグ・靴(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイアンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/戸田嘉昭・宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious9月号』小学館、2018年

ダブルジャケットも前を開けて着ても広がらない秀逸シルエットなら、フレアスカートと合わせても好バランスに。白シャツ×リボンタイでクラシカルに装って。

カシミアの白ニット×フレアスカートで女らしく

カシミアのタートルニット(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、カシミアのストール(三喜商事〈バンフォード〉)、キャメルのスカート(コロネット〈エアロン〉)、ピアス・ブレスレット・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ・靴(JIMMY CHOO) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2017年
カシミアのタートルニット(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、カシミアのストール(三喜商事〈バンフォード〉)、キャメルのスカート(コロネット〈エアロン〉)、ピアス・ブレスレット・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ・靴(JIMMY CHOO) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2017年

シンプルな着こなしが、決して地味にならずに見えるのは、フレアスカートが全体を女らしく華やげてくれているから。靴とスカートを繋ぐようなトーンを合わせたタイツで洗練感もアップ。

40代からのフレアスカートコーデのおさらい


フレアスカートのコーディネートで意識したいのは、品のある長め丈のものを選び、バランスのいいフィット&フレアのシルエットをつくること、そして甘く盛らずに辛口アイテム合わせやシンプルなスタイルを心がけることでした。さらに足元で旬感や個性を楽しんで、大人の「かわいい」を実践してみてくださいね。

この記事の執筆者
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