みなさんと同じように年齢と経験を重ねながら、今この瞬間を一番に輝かせている綺麗のプロたちに、実践中の美容法や愛用コスメについて語っていただくビューティ連載企画、45回目です。
今回お話を伺ったのは、トップネイリストとして活躍する渡邉季穂さん。自粛生活が続く中、新たな自分磨き&おこもり美容として人気を博しているのがネイル。そこで、今だからこそ挑戦したい、大人のネイルの愉しみ方をご提案いただきました。
ピンクの指先でテンションを上げていこう!
「外出を控えるようになってから、早1年。自粛生活が始まってから、皆さんのネイルへの取り組み方が変わってきたなと感じる今日この頃です。今までジェル派だった方が”久々に自爪を育てる感覚が楽しい!”と、自爪ケアにはげまれていたり、自粛中だからこそ派手なネイルに挑戦したい! と、今までサロンへいらっしゃらなかった方がサロンに通われているケースも。また、マスクや自粛生活でメイクをする楽しみが減ってしまった分、ネイルは存分に楽しみたい! と思っていただけることも増え、爪への関心度が高まっていることがとても嬉しいです。
自粛中だからこそ、ぜひ大人の方に挑戦していただきたいのが、敬遠しがちなピンク。大人の女性は、グレージュなどのスモーキーな色を好みがちで、職業上濃い色を控えている方は、リモートワークで深みのある赤などを楽しまれている傾向があります。もちろん、今の気分で好きな色を楽しむのがネイルの醍醐味。ただ、ピンクは好きだけど、もう若くもないしと控えている方も多いと思うのです。
そこでおすすめなのが、ukaの”pink studyシリーズ”。ピンクのネイルポリッシュを塗った後、グレーのトップコートを重ねることで、大人の肌にもなじむピンクを演出できます。また、ピンクの色味も、落ち着いたトーンになっているので、爪だけ浮くようなことがありません。大人だって、ピンクを楽しめる! リモートワークでPC作業を行う際に、大人かわいいピンクの爪に、胸がきっと弾むはずです」(渡邉さん)
ファッションとマッチさせるのも楽しい!
「ネイルカラーを選ぶ際に、手が綺麗に見える色を選ぶという人が多いのですが、手の先にあるファッションと合わせるのもおすすめです。今はマスクをしているため、メイクがあまり見えないですよね。なので、ファッションとネイルをリンクさせると、気分が上がりやすいです。
とはいえ、毎日ネイルカラーを変えるのもリスキー。というのも、除光液に含まれるアセトンの使いすぎは乾燥を招き、二枚爪になる可能性があります。そのため、塗り替えではなく、ネイルの重ね塗りでネイルカラーのチェンジを楽しむのはいかがでしょうか。
ベーシックなベージュを塗り、
セルフネイルで除光液を使用した後は、ネイル用のセラムやオイルでしっかり保湿を。顔を洗ってファンデーションをつけての繰り返しでは、肌が荒れてしまいますよね。それと同じで、必ず保湿させることが大切です。また、ネイルポリッシュを塗布する前は、爪の表面の油分除去をするとネイルの持ちがアップ。爪を乾燥から守るためには、一回塗布したものはできるだけキープさせて欲しいです」(渡邉さん)
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今だからこそ挑戦しやすい、ピンクネイルや重ね塗りネイル。新たな挑戦で、自分に似合う色をたくさん知る絶好の機会。気分を上げてくれるだけでなく、自分の新たな魅力にもなるはず。ぜひ参考にしてみてください。
※掲載している商品の価格はすべて税込です。また商品はすべてご本人の私物です。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- EDIT&WRITING :
- むらなかさちこ