4月に開催され、ラグジュアリーウォッチメゾンの多くが参加した「ウォッチズ&ワンダーズ」をはじめ、主にオンラインでの新作発表となった2021年。
雑誌『Precious』9月号では特集「『知性』と『品格』を宿す、新作ラグジュアリーウォッチ図鑑」を展開中です。続々と上陸した珠玉のニューモデルから、Precious目線で目線で目線で厳選したとっておきのタイムピースを一挙にお届けします!
特集のなかから、本記事ではシャネルの『ボーイフレンド』をご紹介します。
マスキュリン、それでいてフェミニン—魅惑的なマトリックスがひそむ現在進行形のアイコンウォッチ|シャネル『ボーイフレンド』
時計界に一大センセーションを巻き起こした『J12』の大成功以来、コンプリケーションからハイジュエリーウォッチまで、メゾンの美学を宿す豊かなウォッチメイキングを展開し続けている「シャネル」。2021年は幅広いコレクションに新たな解釈を加えたニューモデルの数々を発表し、時計界でも存在感を示しました。
6月に発売された『シャネル エレクトロ カプセル コレクション』が大きな話題を呼んだ一方で、改めてフォーカスしたいのが、2015年に誕生しすっかりメゾンのアイコンとなった『ボーイフレンド』の最新作です。
新しいオパールホワイトの文字盤が特徴的なケースの輪郭を美しく際立たせ、より凛とした表情に。「シャネル」ならではのキルティングパターンのストラップはインターチェンジャブルで、時計を「着替える」という悦楽も享受できます。
八角形のケースは、フレグランス『シャネル N°5』のボトルストッパーや、パリのヴァンドーム広場の形がモチーフ。ステンレススティールという本来カジュアルな素材も、「シャネル」のエレガンスとダイヤモンドの輝きによって、ソワレの手元にもふさわしい優美な佇まいに。
※文中の表記は、SS=ステンレススティールを表します。
※掲載した商品は、すべて税込です。
問い合わせ先
- PHOTO :
- 池田 敦(パイルドライバー)
- EDIT&WRITING :
- 岡村佳代、遠藤智子(Precious)