厚めのソールやストームが付いたショートブーツは、脚が長く見えて履きやすく、今季注目の存在です。
ボトムを選ばずにコーディネートできるところも見逃せないポイントに。
参考にしたい3人のSNAPをお見せします。
■1:ベラ・ハディッドは…レザーパンツとIラインをつくればすっきりスマートさが高まって
2021年6月、パリで見かけられていたモデル、ベラ・ハディッド。
シャツにBIGシルエットのニットを重ね、ボトムにレザーパンツを合わせていました。
レザーパンツの足元には、ボリュームソールのショートブーツをON。
ちょっと前まではレザーパンツなどといったクール系の足元には、華奢なヒールを合わせてテイストミックスを楽しむおしゃれが主流でしたが、今っぽい足元はこんなショートブーツでリラックスムードを演出しています。
ボリュームソールは履きやすく歩きやすいことはもちろん、パンツからの延長となり美脚ラインを生み出すこともうれしいデザインです。
どんなパンツにも似合うので、ぜひ活躍させてください。
■2:レオニー・ハンネは…ワンピーススタイルを新鮮かつこなれた印象にアップデート
メンズ風ジャケットにワンピースをコーディネートしていたのは、ドイツ出身の人気インフルエンサー、レオニー・ハンネ。
辛口のジャケットに女性らしいワンピースといったまさにミックステイストのおしゃれが、今どきのこなれた雰囲気に仕上がっています。
足元はバイカー風デザインのブーツを合わせて、さらに旬の印象に。
もちろんペタンコのバレエシューズや厚底のローファーでも似合いますが、脚のラインがちょっと見えるくらいの丈のブーツだと、秋らしさ抜群でさらに軽快さをアピール。
ジャケットの黒を足元でリピートしているところも、全身の配色バランスがよく、引き締まった効果をもたらしてくれます。
■3:ナタリー・オスマンは…モード感を光らせて自然とスタイルアップできる、旬の足元を主役に
ロシアのインフルエンサー、ナタリー・オスマンは、手をつないでパートナーの後姿を撮影してSNSに投稿するスタイルを世界中に流行させたムラド・オスマンの妻。
2021年9月22日、ミラノでキャッチされた日は、チョークストライプのコートとミニスカートのセットアップを愛用していました。
ロングコートとミニスカートをつなげる役目として重宝しているのが、ミドル丈のブーツです。
脚のラインを肌見せできているので、抜け感になってコートでも重たく見えません。
ストームも付いていて、自然とスタイルアップできるところもポイントに。
ミニスカートだけでなくショートパンツなど膝が出るボトムのときに、取り入れるのがおすすめです。
ストーム付きやボリュームあるソールのショートブーツをバランスよく履きこなしていた3人をご紹介しました。
パンツだけでなく、ワンピース、膝上丈のスカートとオールマイティなボトムに合わせられ、万能な存在です。
ぜひ秋のおしゃれに投入して、新鮮なコーディネートを完成させましょう。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀