一見難しいと思われがちな白ブーツですが、全身コーデのどこかに白をリンクさせれば、浮かずにバランス良好な新鮮スタイルが完成します。
お手本にしたい3人のコーデを見ていきましょう。

■1:ナタリア・オストロフスキーは…トップスから足元までオール白ならなじみよくスマートさを強調

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オール白の着こなしがフラットに見えないように、ボリュームネックレスを投入。視覚効果もあり着こなしに奥行きが出ます。

ファッショニスタのナタリア・オストロフスキーが2021年2月、パリでSNAPされたときの着こなしです。
カットソーとスエットパンツというオール白の上下に、カーキのレザージャケットを羽織ったスポーツテイストの装いで颯爽と。
白いパンツに違和感なくしっくりなじむショートブーツは、流行のサイドゴアを取り入れていました。白パンツには抵抗なくマッチするので、白ブーツ初心者はまずトライしたいコーデです。さらにソールとサイドゴアの黒い部分が、全体を引き締まって見せてくれるので、すっきりとした印象に。ヒールにパールが並ぶデザインも、さすがのセレクトといったところ。
彼女のように切れのいい大人のスポーツスタイルに仕上げるのがおすすめです。

■2:クセニア・アドンツは…バッグとブーツを2点ホワイトにしてハッとする映えポイントに

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バッグを斜めがけすると、アクティブさが倍増。やや長めのストラップにして後ろにまわしてもスタイリッシュ。

2021年4月末、パリでキャッチされていたのは、ドイツ出身の人気インフルエンサー、クセニア・アドンツ。
黒でまとめたパンツスタイルに、白いバッグとレースアップブーツをコーディネート。
足元だけ白にするとそこだけ浮いて見えてしまう可能性もありますが、バッグと色をリンクさせることで、全身に一体感が生まれます。
黒のコーデを映えさせるには、メリハリのつく白が、なんといってもシャープさ、軽快さとも抜群。
メンズライクなレースアップのデザイン&フラットタイプということも、今どきのリラックスしたムードに仕上がります。
小物2点の白を、全身にちりばめるテクニックもぜひお手本にしてください。

■3:エカテリナ・ママエヴァは…チェックの白を足元にもちりばめれば統一感ある華やぎムードを演出

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赤っぽいブラウンを、クラシックなデザインのバッグで取り入れて。センスのよさが光ります。

インフルエンサーのエカテリナ・ママエヴァは、2021年9月末にミラノで見かけられていました。
この日のコーデは、サテン素材のドレスにチェックのジャケットを羽織って、フェミニン×カジュアルのテイストミックスに。チェックの中から白をピックアップし、足元にON。チェックのブラウンや黒を、ブーツにセレクトするよりずっと新鮮に仕上がります。

さらに白い足元は軽やかさ十分で、理想のスマートカジュアルが完成。トップスの柄の1色から、ブーツの色をピックアップするのも、参考にしたいおしゃれテクニックです。トータルで見てもしっくりとおさまりがいいので、おしゃれの完成度を高めるために実践してみては。


白いブーツをかっこよく取り入れた3人の着こなしを解説しました。
白ボトムとなじませたり、バッグとの2点ポイント使い、トップスの柄とリンクさせる、といった3つのコーデテクニックを駆使して、トータルで見てもなじみよく着映えを楽しんでいました。
白いショートブーツの足元で、秋のおしゃれをグレードアップさせてください。

この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
佐野有紀