【目次】
- 「ボタニカル柄」とは?
- 「トップス」シャツやブラウスで顔周りを華やかに
- 「スカート」でフェミニンを味わう
- 「パンツ」スタイルを新鮮に
- 「ワンピース」なら優雅にきまる
- 「小物」をアクセントに着映えを叶えて
「ボタニカル柄」とは?
ボタニカルとは「植物の」という意味であり、ボタニカル柄は草木や花など、自然の植物をモチーフにした柄の総称です。慣れ親しんだ小花柄もボタニカル柄の一種で、他にもペイズリー柄やリーフ柄などもボタニカル柄に含まれます。
「トップス」シャツやブラウスで顔周りを華やかに
まず最初に「トップス」でボタニカル柄を取り入れたコーディネート実例をお届けします。顔に近いトップスで取り入れることで、華やかな印象を演出できるので、是非参考にしてみてくださいね。
黒ベースにしてシックを両立
ブルーやレッド、イエローといった彩りが鮮やかなボタニカル柄フリルトップスも、黒ベースだからこそトゥーマッチにならずきりっと大人顔。ボトムも黒で統一しつつ、デニム素材で適度に力を抜けば垢抜けます。小物は、上品なブラウンをセレクト。
グリーン×エクリュでナチュラルに
透け感やプリーツ加工がエレガントなブラウスは、グリーンのボタニカル柄で爽やかに。そこに柔らかなエクリュのパンツを合わせれば、穏やかなアースカラーコーディネートに仕上がって優雅にきまります。
オールブラックはボタニカル柄で単調にさせない
トップスからシューズまで黒で繋いだオールブラックコーディネートは、小花柄のブラウスとレザー素材のパンツを選び間延びと単調さを回避。足首を覗かせ抜け感を宿しつつ、ベルトとローファーのビット飾りでゴールドをあしらえば、リッチなムードがぐんとアップ。
柄シャツを挟んで奥行きを作る
黒で統一したタートルニットとファーコートの組み合わせは、間にブルーの小花柄シャツを挟むことで奥行きを演出。ボトムにはシャツと色をリンクさせたブルージーンズを持ってきて、まとまりのあるカラーバランスを意識。
デニムスカート合わせで程よくドレスダウン
鮮やかグリーンの花柄に、黒のレースがあしらわれたフリルネックという華やかさたっぷりのトップスは、デニムスカート合わせで適度にドレスダウンすると良バランス。ミニスカートからすらりと伸びる素足を、トップスと同じカラーのレディなグリーンパンプスで受け止めて。
「スカート」でフェミニンを味わう
ボタニカル柄の「スカート」を活用すれば、華やかさがぐっとアップしてフェミニンな装いを楽しむことができます。甘くなりすぎない、大人に似合うコーディネート術をピックアップ。
愛らしいデイジーで黒が親しみやすく
黒を基調としたシックなコーディネートも、こんなデイジー柄のスカートを合わせれば親近感を両立できます。とろみのあるブラウス、落ち感のあるスカートが淑女なムードを引き上げて。
優しい色使いで優雅にきめて
ペールトーンで統一したジャケットとボタニカル柄スカートで、優雅な佇まいへ。真っ白なシャツとパンプスを上下に配置すれば、シャープなキレが加わってニュアンス配色がぼんやりする心配がありません。
黒×鮮やかカラーでキャッチーに
印象の引き締め効果のある黒Tシャツは、ゆとりシルエットを選び気負いなく。そこにヴィヴィッドオレンジのボタニカル柄スカートを合わせれば、くっきりとしたカラーバランスになり絵になります。
カジュアル×フェミニンのバランスが絶妙
使い勝手の良いベージュのタートルニットだからこそ、レースやボタニカル柄があしらわれ華やかスカートもすっと馴染みます。足元にはあえて重厚感のあるハイテクスニーカーを合わせ、テイストミックスに仕上げて。
グリーンまとめでナチュラルに見せる
ベビーピンク地にリーフ柄があしらわれた、リゾート気分高まるスカートには、くすみグリーンのTシャツを合わせることで調和と大人らしさをオン。真っ白なスニーカーで外しつつ、軽快な足取りをアピール。
「パンツ」スタイルを新鮮に
ボタニカル柄のスカートにチャレンジしたことはあっても、「パンツ」はない、という方も多いのではないでしょうか。ボタニカル柄パンツなら新鮮さが宿り、いつものトップスも見違えます。
レトロな趣のボタニカルパンツで絵になるスタイルへ
レトロなタッチのボタニカル柄パンツで、ぱっと目を引くキャッチーな着こなしへ。クラシカルな白シャツも、こんなパンツ合わせなら新鮮さを味わうことができます。
レイドバックなムードにぴったり
程よいゆとりがあり、爽やかな色味のボタニカル柄パンツはレイドバックに着こなしたいです。白カットソー、かごバッグ、コンフォートサンダルを合わせ、上質リラックスをメイク。
タフな黒に親近感を添えて
きりっと格好良い、タフな表情のレザージャケットは、花柄のパンツを合わせ親近感をプラス。パンツも他のアイテムと同じ黒地なので、浮かずに一体感を演出することができます。
鮮やかグリーンでフレッシュオーラを放つ
クリームホワイト地に鮮やかグリーンのボタニカル柄が施されたパンツに、同じくぱきっとしたグリーンのジャケットを合わせ生き生きと。ボタニカル=グリーンという直球なカラーセレクトで着映えを実現。
リゾートライクなボタニカル柄を活用
ぱりっとクリーンな白シャツに、リゾートライクなボタニカル柄パンツを合わせアーバンリラックスな着こなしへ。レザースニーカーやかごバッグなど、テイストミックスな小物セレクトでムードを盛り上げました。
「ワンピース」なら優雅にきまる
ここからは、ボタニカル柄「ワンピース」のコーディネートをご紹介します。自然モチーフの柄を活用することで、優雅にきめて。
ボタニカル×プリーツでエレガントに誘導
くすみイエローベースに、カラフルなボタニカル柄がプリントされたワンピースは、落ち感があるので華美になりすぎずエレガントにきまります。さらにスカート部分がプリーツになっているので、レディなムードが倍増。
ベルトマークでメリハリを授ける
かごバッグ合わせでヴァカンスドレスのように着こなしたボタニカル柄ワンピースは、黒のベルトできゅっとウエストマークすることでメリハリシルエットへ。そうすることで凛とした雰囲気がアップしてシティにも馴染みます。
柄切り替えでメリハリアップ
スリーブ部分とスカート部分がリーフ柄の切り替えになったワンピースなら、リズムを感じる装いに。白とグリーンのワンピースに、鮮やかオレンジのバッグがよく映えて。
レイヤードで洒落感を高める
エキゾチックなペイズリー柄のワンピースに、アイスブルージーンズを合わせることで洒落た印象とメリハリをアップ。華奢ストラップのサンダル、きちんとバッグを合わせればクラスアップが図れます。
カラフル×ボタニカルで着映え力抜群
ボタニカル柄だけでなく、カラー切り替えになったワンピースなら、それ一枚で抜群の着映え力を発揮。ワンピースのベースカラーとリンクしたバッグで調和を意識しつつ、足元はスニーカーで外すとこなれ顔。
絵画のようなプリントでモダンに
絵画のようなタッチのボタニカル柄ワンピースで、モダンな雰囲気を醸して。ベージュジャケット合わせでエレガンスを上乗せしたら、シューズはあえて重厚感のあるゴツめブーツにして変化球を加えると垢抜けます。
ショートトレンチコートと合わせクラシカルに
襟付きがグッドガールな趣のボタニカル柄ワンピースに、同じ丈のトレンチコートを重ねクラシカルな佇まいへ。黒のロングブーツで肌見せバランスを調整すれば、大人でも気負いなくミニ丈にトライできます。
「小物」をアクセントに着映えを叶えて
最後に「小物」でボタニカル柄を取り入れたコーディネート例をご紹介します。キャッチーな小物をひとつ持っておくだけで、シンプルなコーディネートも華やぐのでぜひワードローブに加えてみてはいかがでしょうか。
ボタニカル柄バッグでぐっと華やか
赤みブラウンのレザージャケットに白パンツを合わせたシンプル上下に、ボタニカル柄バッグを効かせ華やかさを実現。コーディネートがベーシックカラーだからこそ、バッグの存在感が際立ちます。
チャーミングなバッグを外し役として投入
レザージャケットにレオパード柄パンツというアバンギャルドな着こなしに、あえてチャーミングなボタニカル柄バッグを投入し抜け感をオン。バッグの色とTシャツのプリントカラーがリンクされているので、まとまりよく仕上がっています。
ボタニカル柄ブーツならモードに着地
しなやかなスウェードのトレンチコートは、きゅっとベルトマークすることでドレスライクな着こなしへ。コートの裾にロングブーツを繋いで重厚感を作りつつ、ボタニカル柄をセレクトすればモードな雰囲気がアップします。
ぱきっとしたグリーン小物でリズミカルに
キャメルのトップスにブラウンパンツを合わせた穏やかな配色は、それぞれレザー素材を選ぶことでぴりっと辛口に。静かな色合わせだからこそ、ネオングリーンの小物が良いアクセントになります。ボタニカル柄パンプスで、さらなる立体感アップを目指して。
ペールトーンのハットでさりげない華やかさを
ライムグリーンのワンピースとバッグ、キャメルのロングコートとブーツ。優しい色使いには、ペールトーンのボタニカル柄ハットがお似合いです。顔周りの華やぎに貢献しながらも、淡い色なのでトゥーマッチにならずちょうどいいバランスです。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香