パッと目を引く、新鮮な印象のクリームイエロー。鮮やか過ぎない優しいトーンが、今の空気感に寄り添い、トレンドに敏感なおしゃれ賢者たちも早速愛用しています。
しかし服で取り入れる場合、ふんわりカラーなだけにボンヤリとした印象になりそうで不安な人も少なくないかもしれません。そこで、クリームイエローで程よいモード感が漂うあか抜けたスタイリングを楽しんでいた、おしゃれ賢者3人の着こなしをご紹介します。
■1:ミーヤ・クネツェヴィクは…白デニム&オレンジ小物で鮮度の高い着こなしに
2022年2月2日、コペンハーゲンファッションウィークでスナップされた、モンテネグロ出身のファッションブロガー、ミーヤ・クネツェヴィク。クリームイエロー&オーバーサイズが今っぽい、キルティングジャケットが主役のスタイルです。
優しく繊細なカラーと、スポーティなデザインのテイストミックスが程よくモードなジャケットのインにはオレンジをチョイス。クラッチバッグも揃いのカラーで切れ味を効かせて。鮮やかカラーのトッピングによりジャケットのマイルドなトーンが引き立ちます。
ボトムには白デニムを選び、フレッシュな印象を高めて。ローファーの足元が今っぽさを後押ししています。
■2:キャロライン・イッサは…スネーク柄のブーツでエッジーな雰囲気をプラス
カナダ出身ロンドン在住のファッションディレクター、キャロライン・イッサをパリでキャッチ。クリームイエローのロングニットに、同色の光沢素材のミディスカートを組み合わせ、アウターにはグレーのチェスターコートをオン。コートの洗練されたシェイプが、インの柔らかなトーンを引き立て、すっきりバランスよくまとめていました。
足元にはヴィンテージなムードの、スネークプリントのポインテッドトウブーツを合わせることで、シックな装いにモードな味付けを。脱無難なスタイルを完成させています。
■3:レオニー・ハンネは…鮮やかブルーを組み合わせ、大胆なカラーコーデに
ドイツ出身のインフルエンサー、レオニー・ハンネがパリのストリートに現れた際の着こなしです。ブルーとイエローのコンビネーションが視線を奪う、エッジーなスタイリングを披露していました。
ニットはオーバーサイズ&ふわふわとしたモヘア風の素材感で今っぽさ抜群。裾はカーゴパンツのウエストにインしてバランスよく着こなしています。
実はクリームイエローはどんなカラーとも相性がよく、こんなヴィヴィッドな色味のほか、ブラックやブラウン、グレーやネイビーといった定番色に合わせると装いに新鮮さをプラスし、小粋にまとめてくれます。
この春夏注目のクリームイエローを取り入れたコーディネートをご紹介しました。一点投入するだけで、手もちのアイテムを今っぽくアップデートできるので、ぜひワードローブに迎え入れてみてはいかがでしょうか。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田 朝子