この春、エルメスのビューティ・コレクションに、待望のフェースメイク『エルメス・プラン・エア』が、誕生します。
フランス語で「屋外」を意味するPlein Air。インスピレーションの源は、開放的なライフスタイル提案でメゾンに新たな息吹をもたらした、3代目社長、エミール・エルメスの美の哲学へと遡ります。第2の皮膚とも呼べる薄いレザーや、アウトドアウエアを多く手掛けたエミール。
そのエスプリをマニフェストとして掲げ、肌本来のナチュラルな美しさを際立たせるコレクションへと昇華させたのです。ラインナップは、軽やかなバームファンデーション『ボーム ドゥ タン』をはじめとする全5アイテム。
「『エルメス・ プラン・ エア』は内面や美しい生き方に寄り添うオブジェ。シンプルで本質的な機能美を追求しています」(エルメス ビューティ部門 オブジェ・クリエイター、シューズ/ジュエリー部門クリエーティブ・ディレクター ピエール・アルディ氏)
第4章を象徴するのは、汚れなき白のエクスリブリス。より崇高でピュアな肌を約束してくれるものなのです。
今回は、携帯サイズのブロッティングペーパー(あぶらとり紙)『エルメス プラン エア パピエ ドゥ ソワ』をご紹介します。
『エルメス・ プラン・ エア』コレクション|Blotting Paper
日本の伝統が息づく優美なモチーフで、高貴なしぐさを誘って
「エルメスオレンジ」が眩しい携帯サイズの小さな箱の中に、薄く繊細なブロッティングぺーパー(あぶらとり紙)という意外性に、はっとされた方も多いのではないでしょうか。日本古来の美の慣習からインスパイアされ、誕生した『パピエ ドゥ ソワ』は、シルクの紙という意味。
麻の繊維や楮(こうぞ)【和紙の原料となるクワ科の低木】などからつくられ、その名のとおりシルクのように柔らかく、風にふわりと舞い上がるようなタッチです。シート一枚一枚には、透かし模様で小さな「H」が。額や頬全体を一度でカバーできる大判サイズは、メゾン独自のこだわり。奥ゆかしく優美なしぐさへと誘ってくれます。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
問い合わせ先
- PHOTO :
- 戸田嘉昭(パイルドライバー)
- STYLIST :
- 小倉真希
- WRITING :
- 安倍佐和子 (ビューティ エディター)
- EDIT&WRITING :
- 五十嵐享子(Precious)