おしゃれの気分は新しいシーズンへ向かっているものの、肌寒い日にはついニットに手が伸びしてしまう端境期の今。ワードローブの起爆剤として迎え入れるのにおすすめなのが「カラーパンツ」です。

落ち着いた色味にまとまりがちな寒い時期のコーディネートを新鮮にアップデートしてくれるので、ぜひ参考にご覧ください。

■1:エミリー・シンドレフは…トレンドカラー同士を合わせ旬のパワーを享受!

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華やかな色合わせながらシックにまとまっているのは全身を2トーンに抑えているから。

2022年3月4日にパリ ファッションウィークでキャッチされたコペンハーゲン在住のスタイリスト、エミリー・シンドレフ。ライラックカラーのカーディガンとグリーンのデニムの組み合わせに、パープルのバッグ&シューズを合わせた装いです。

トップスは今シーズン最注目のライラック系、ボトムは人気継続中のグリーンと、今どき感あふれる配色がそれだけであか抜けた印象を漂わせます。

さらに格上のコーディネートを実現させているのが小物使い。バッグやシューズはカーディガンと同系色ながら、彩度や質感の異なるものを選んで、統一感がありながらも程よい遊び心をプラスしています。

ニットより濃いめカラーのバッグが着こなしを引き締め、艶めくメタリックのヒールが洗練度をアップ。視線を奪う洒脱な装いを完成させています。

■2:グレース・ガネムは…ベーシックカラーに派手色をプラスして程よくモードに

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リアリティのあるバッグ2個持ちも、カラーに配慮すればクールな印象に。

グレイヘアのボブとアイウエアがトレードマークの、カナダ在住56歳の人気インフルエンサーであるグレース・ガネム。同じく3月4日、グレーのニットポロシャツに、ネオングリーンのワイドパンツを合わせたモードな配色のコーディネートでパリのストリートに現れました。

パンツは個性的な色味ながら、落ち着いたグレーのニットがそのエッジーさを柔らかく受け止め、程よくツイストの効いた、洗練された配色に。手に持ったネオンオレンジのもこもこバッグやイエローのメッシュバッグがモードな雰囲気をさらに後押ししています。

ベージュレザー製のイヤリングなど、おしゃれ通の風格漂う小物使いもさすが!

■3:ヤスミン・フォン・シュリーフェン-ナネンは…落ち着いた色味のトップスでヴィヴィッドなピンクを際立てて

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ピンクベースのカラフルなバッグで遊び心をプラス!

2022年2月7日、ドイツ出身、PR会社のファウンダーであるヤスミン・フォン・シュリーフェン-ナネンをハンブルグでキャッチ。鮮やかなピンクが印象的なパンツに揃いのカラーのシューズを合わせたスタイルを披露しました。

パンツは鮮やかトーンながら、センタープレスの効いたドレッシーなデザインで品のよさをキープ。フラットシューズと色をリンクさせることで格上のおしゃれ感を漂わせています。

ボトムスが華やかな分、トップスは色を抑え、引き立て役に。シンプルな黒のタートルニットにカーキのジャケットを合わせたジェンダーレス&ドライ配色のスタイリングで、全身を甘辛ミックスコーデに仕上げています。


今すぐトライしたい、ニット&カラーパンツのスタイリングをご紹介しました。

装いを華やかにアップデートするカラーパンツは、素材を選べばシーズンレスに愛用できるアイテムなので、ぜひこの機会に注目してみてはいかがでしょうか。

この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田 朝子