使って、使って、使い倒して、はじめてわかるものの価値…。『Precious』4月号では『心豊かに、美しい「愛用品」』と題し、女性ひとりひとりの心を豊かにし、ときに支えてくれる「愛用品」を特集しています。
今回は、数多くの名品企画に携わり、実際に手にしてきたPreciousだからわかるものの価値…。そんな現場スタッフに普段使いの愛用品を聞きました! 十人十色のバラエティ溢れるラインナップをお楽しみください。
〈Preciousスタッフの「愛用品」公開〉
■1:【Precious ビューティ ディレクター 五十嵐享子が愛用】「シャネル」の腕時計『J12』
どんな装いも、これ一本で鮮度アップ!
ヴァカンス先のイタリアで、日焼けしたマダムがつけていた『J12』の姿に憧れ、そのままブティックへ。10年以上愛用していますが、スポーティなのに装いを選ばず、本誌の出張にも必ず持参。それに艶のある白のセラミックは、年齢を重ねた肌のかげりを吹き飛ばしてくれる効果も!?(五十嵐)
■2:【スタイリスト 押田比呂美さんが愛用】「ルイスポールセン」のテーブルランプ
ポータブルで楽しめる名作ランプに夢中
友人から誕生日プレゼントにいただいた「ルイスポールセン」の『パンテラ』は、3段階に調光できるポータブルタイプ。どこに置いてもオブジェのように美しく、ダイニングやベッドサイド、バルコニーで愛用中。使って初めてわかるつくり手の深い思いに、真の豊かさを感じます。(押田さん)
■3:【エディター 兼信実加子が愛用】「ブラシの平野」のカシミア専用ブラシ
日々のブラシ掛けで服のもちが変わった!
この洋服ブラシ(上の写真・左)を知ったのは、Preciousの「カシミア」特集。一見脇役的な存在ですが、職人の情熱と真価に触れ好奇心がMAXに! 白馬毛が採用されているので1万円くらいしましたが、5年前後カシミア以外のデリケート素材にも愛用中。お値段以上の価値を実感しています。(兼信)
■4:【スタイリスト 戸野塚かおるさんが愛用】「ロジェ ヴィヴィエ」のカラーパンプス
靴好きが高じて、色ものだけで数十足に
スタイリストになりたての頃、パリでカラーパンプスの豊富さに圧倒されて以来、靴で色を取り入れるスタイリングに開眼! Preciousでも数多く提案してきました。なかでも「ロジェ ヴィヴィエ」は絶妙な配色が揃うので、いつの間にかいちばん多く集まってしまいました(笑)。(戸野塚さん)
■5:【ライター 本庄真穂が愛用】「スマイソン」のノート
仕事の格を上げる! 素敵な相棒
本誌で幾度となく取材させていただいた「スマイソン」の魅力は、なんといっても大切なことを書き留めたくなる美しいナイルブルーの紙です。これが今も英国で、100年以上前の製法でつくり続けられているなんて…。イニシャル刻印入りの一冊は、本企画から新たにデビュー!(本庄)
■6:【ライター 川口夏希が愛用】「エルメス」&「ロエベ」の大判ショール
一年中活躍できる柄ショールの愛らしさ
バンダナ柄に目がない私が最も愛用しているのが、「エルメス」の伝統的なモチーフをモダンに解釈した、写真手前の2枚! 数年前に本誌の撮影で出合い、即購入。奥は、愛らしいマーメイド柄にひと目惚れした「ロエベ」の一枚。どれもカシミアとの混紡だから、さらりと羽織るだけで様に。(川口)
■7:【スタイリスト 望月律子さんが愛用】「ホワイトローズ」のビニール傘
ビニール傘の価値観が変わった一本
私が3年ほど使い続けている「ホワイトローズ」のビニール傘は、持ち手がウッドでパイピングがベージュのデザイン。どんなスタイリングにもマッチしてくれるうえ、視界を遮らないので重宝しています。それにビニール傘のパイオニアが開発しただけに、修理も可能なのでエコ!(望月さん)
■8:【スタイリスト 犬走比佐乃さんが愛用】「エルメス」の『バーキン』
友人に描いてもらった絵でカスタマイズ!
20年以上前にパリの「エルメス」本店でせっかくオーダーした『バーキン』ですが眠らせていた時期もあり、やはり使ってあげなければと、友人に頼んで表と裏面に絵を描いてもらうことに! 自分仕様にカスタマイズしたら驚くほど愛着も増して、周囲からも好評です。(犬走さん)
■9:【ファッション エディター 藤田由美が愛用】「さるや」の楊枝
贈ると喜ばれる、普段使いの逸品
日本橋の老舗「さるや」さんがつくる、桐箱に干支のイラストを配した楊枝セットを、8年前からスタッフにお年賀で配っています。この楊枝には黒文字の樹が使われ、今も一本一本手づくり。江戸川柳の紙に丁寧に巻かれているので、ポーチに数本忍ばせて愛用。12支揃えるのも楽しみ!(藤田)
■10:【ライター 川村有布子が愛用】「シカ デザイン」のオットマン
ステイホームを癒やす名作の豊かさ…
本誌の「インテリア」特集で、デンマークの「シカ デザイン」のオットマンを撮影したとき、オブジェのようなフォルムと移動が楽にできる軽さに惹かれて購入しました。家にいる時間が長くなった今、ここに「バング&オルフセン」のスピーカーを載せて、サイドテーブルとして使っています。(川村)
■11:【Precious エディトリアル・ディレクター 喜多容子が愛用】「ジェイエムウエストン」の革靴
何度でも修理して履き続けたい名靴
当時パリでしか購入できなかった「ウエストン」のローファーは30年以上前のもの。タッセルが付いた名作『ゴルフ』は、Preciousが創刊して間もなく購入したので、18年ほどでしょうか。履いて、履いて自分の足になじませてきた靴だから、ケアをしながらまだまだ活躍させたい!(喜多)
■12:【スタイリスト 青木貴子さんが愛用】エディ・スリマンがデザインしたシャツ
こんな美しいシャツに出合ったことがない
「ディオール オム」のクリエイティブディレクターをエディ・スリマンが務めていた頃のもので、色違い、型違いで5〜6枚は持っています。信頼のおけるクリーニング店に出しながら、長年愛用中。メンズだからか襟周りが端正で、ボタンを開けても閉めてもビシッと決まります。(青木さん)
※掲載した商品は、すべてスタッフの私物です。ブランドへのお問い合わせはご遠慮ください。
- EDIT&WRITING :
- 兼信実加子、喜多容子(Precious)