今シーズン、パンツを買い足すならおすすめなのが「ワイドパンツ」。ゆとりのあるフォルムが体型をカバーし、大人の余裕を感じさせる装いに仕上がります。

トレンドのジェンダーレスなムードで、さらりと着こなしたファッショニスタ3人をチェックしていきましょう。

■1:キャロリーヌ・ドゥ・メグレは…クロップト丈ニットで脚長効果を満喫!

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無造作ヘアがシンプルな装いのアクセントに。

2022年3月7日、パリ ファッションウィークでキャッチされたモデル、音楽プロデューサーなどマルチに活躍するキャロリーヌ・ドゥ・メグレ。エフォートレスながら雰囲気あるワイドパンツの装いでストリートに登場しました。

サイドにあしらわれた、カーゴパンツのようなポケットがカジュアルなワイドパンツはホワイトを選んで軽やかに。トップスにはオリーブとベージュのカラーリングがプレイフルな、クロップト丈のニットを合わせて上半身をコンパクトに、バランスよく仕上げています。

肩に掛けたチェーンバッグでひと匙のフェミニンさをプラス。襟元から少量見えるインナーとスニーカーの白が爽やかさを後押しし、春夏にぴったりの爽やかなコーディネートを完成させています。

■2:クロエ・アルシュは…一歩先いく洗練度を授ける、旬カラーのメリハリ配色

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オープントウのシューズとニットのインナーの色味がさりげなくリンク!

ファッションコンサルタントでインフルエンサーのクロエ・アルシュを2022年3月5日、同じくパリで撮影。トレンドカラーである柔らかなイエローのニットと辛口なレザーのワイドパンツを合わせた、コントラストの効いたミックスコーデです。

パンツはレザー素材にワイドシルエット、色はブラック…と、ともすると重たい印象になってしまうところを、クロップト丈のニットを選ぶことで軽やかさを添えています。

さらに春夏らしさをプラスしているのがオープントウのヒールです。マニッシュな装いに足元から程よくフェミニンさを香らせて。ヘアにあしらったスカーフが着こなしにさりげない遊び心を演出し、艶やかなブラックのクラッチで洗練された大人のスタイルが完成。

■3:レイラ・スフェズは…デニムオンデニムはウエストインでバランスよく

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カジュアルでハンサムな着こなしに、甘いロングヘアでフェミニンさをプラス

2022年3月7日、パリのストリートでキャッチされたインフルエンサーのレイア・スフェズの、デニムシャツにワイドデニムを合わせたメンズライクな装いです。

Y2K(2000年代)ファッションが盛り上がりをみせる今、注目のデニムオンデニムスタイルですが、シャツはパンツよりも濃い色味を選び、裾をインしてコントラストをつけ、バランスよく着こなしています。ワイドなシルエットのデニムが今年らしさを後押しして、洒脱な印象に。オーバーサイズコートでジェンダーレスな雰囲気をさらに高めています。

デニムの裾と袖口は折り返して、こなれた雰囲気を演出。ローファーとバッグの艶やかなレザーがラフな装いにエレガンスを添えています。


注目のワイドパンツをバランスよく着こなした3人をご覧いただきました。

すっきり見せるコツは、トップスの丈やカラー、着こなしにこだわり、存在感あるパンツとメリハリをつけること。ぜひスタイリングの参考にしてみてくださいね。

この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田 朝子