シンプルな着こなしを埋もれさせず、クラスアップさせるには、個性派フォルムのバッグを主役にしてみましょう。さまざまなフォルムのバッグを愛用していたファッショニスタの着こなしをチェックして、おしゃれの完成度を高めてください。
■1:アン・カトリン・ゲッツェは…立体感と鮮やかな色味がハイセンスなニュアンスづけに
ドイツ出身のモデル、アン・カトリン・ゲッツェは、ドバイでキャッチされていました。
白シャツとストレートシルエットのデニムを、どちらもオーバーサイズで投入して、ベーシックに。流行に左右されないこんなコーディネートには、小物を主役にするとスタイリッシュに決まります。
特に着こなしに映えるバッグは、全身の差し色やアクセントにしやすいアイテム。
立体的な三角形のバッグ、しかも色も鮮やかなイエローを取り入れると、パッと一気に明るいムードが漂います。
ボディバッグ風に、斜めにかけたアレンジもアクティブに見えて大正解です。
気になるウエスト部分をカバーする視覚効果も期待できます。
■2:ジュリア・コミルは…ラウンド型なら着こなしに新鮮なムードをもたらし女性らしく
エディターやファッションブロガーとして活躍するジュリア・コミル。
パリでSNAPされたときは、レザージャケットにチェックのフレアスカートを合わせていました。
ともすると、抜け感がなく重たく見えがちな着こなしですが、大きめサイズのラウンド型バッグに視線が集中し、重たい印象を回避できます。
迫力あるラウンド型でくり手になったデザインはもちろん、キルティング仕立てで表情があるところも、存在感十分です。色もアイボリーなので、フェミニンさも際立っています。
淡いカラーリングのバッグは春らしく軽やかな印象を高めるので、ぜひ取り入れてみてください。
■3:エリーゼ・ソーホーは…シンプルなカットソーワンピースに軽快かつヘルシーさをプラス
〝HEY SOHO〟というネットショップを経営するエリーゼ・ソーホーが、ドイツ、ハンブルグで見かけられたときの着こなしです。Tシャツがそのままロング丈になったワンピースを愛用していました。
流行のリラックス感が漂う一枚は、足元とバッグ次第でどんなテイストに仕上がるか決まります。
彼女は、ベルクロがあしらわれたスポーツサンダルと色がぴったりマッチした四角いクラッチバッグをコーディネート。書類ケースのようなデザインはモードな雰囲気を印象づけ、キルティングはフラットに見えず、リッチさをアピールできます。全般的に四角いフォルムのクラッチは、コーディネートを切れよくシャープに見せるのに効果的です。
一枚さらりと着るだけでは物足りなさを感じるワンピースには、個性的なフォルムのバッグで差をつけて仕上げてみましょう。
さまざまなフォルムのバッグを愛用したファッショニスタをご紹介しました。
シンプルな着こなしのアクセントになり、モードかつ新鮮さをもたらします。
ぜひ新たなバッグを取り入れるときに候補にしてはいかがでしょうか。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀