40代髪のお悩みを解決｜トップにボリュームを出して、小顔シルエットを完成させるには？

年齢を重ねた髪は根元が立ち上がりにくく、トップのボリュームを出しにくくなります。

そんな髪悩みには、「耳の下あたりにボリュームゾーンをつくったAラインのシルエットがおすすめです」とアドバイスするのは、「DIFINO akasaka」のスタイリスト、重久愛実さん。

「このシルエットはエラの張っている方や丸顔の方にもおすすめで、小顔効果もあります」（重久さん）

さっそくAラインのつくり方をご紹介します。

40代の髪型のお悩みを解決【ショートヘア】：トップがすぐにペタッとなるのを何とかしたい！

ショート代表：荻村恵理子さん（46歳／歯科助手）のお悩みを解決するには…

■解決ヘアスタイル：裾に重みを生かしたAラインにレイヤーで動きを出す

完成

サイド

バック

荻村さんのHAIR CHART

1. やわらかさ（柔→硬）★★★
2. ボリューム（少→多）★★★
3. 髪の太さ　（細→太）★★
4. うるおい　（乾→潤）★★★★
5. 白髪の量　（多→少）★★★★★

ボリュームはしっかりあるものの、毛が細くてトップがすぐにペタッとなりやすい荻村さんの髪質。

「裾を重めに残しているので、毛先を内巻きにするだけでAラインは簡単につくれます。また裾に厚みがあるので、アイロンを通すだけでツヤ感とまとまりが生まれます」（重久さん）

■スタイリング術：トップは太めカーラーで、裾はアイロンで内巻きにしてAラインに

カーラーとカールアイロンで巻いたら、そのあとの「ほぐし」を忘れずに。

「巻き終わったら、巻きっぱなしにしないで最後に手ぐしで髪をほぐしてください。このひと手間で、空気感のあるスタイルになります」（重久さん）

スタイリリング前

■１：頭頂部の髪を前後2つに分けて、太めカーラーでそれぞれを巻く

分け目をまたぐように毛束をとってカーラーで巻くこと。

■２：カールアイロンで毛先を1回、内巻きにカールする

トップのカーラーは、毛先を巻き終わるまで、そのままで。

■３：カーラーを外し、根元をほぐすようにドライヤーをあてる

手ぐしで髪を左右に振りながら、カールをなじませること。

POINT＜老け見えをくい止めるポイント3か条＞

1. 毛先に重みを残したAラインのシルエットにする
2. 巻き終わったらカールをほぐすように、手ぐしでブローする
3. 毛先にいくほど明るくなるカラーリングで、ツヤ感をプラス

毛先に重みのあるシルエットなのでカラーリングの色選びも重要。

「ツヤ感のあるアッシュベージュを、根元は暗めに、そして毛先にいくほど明るくなるようにグラデーションにして入れておくと、毛先を厚めに残しても重たい印象になりません」（重久さん）

今回、教えてくださった「DIFINO akasaka スタイリスト」重久愛実さん

DIFINO akasaka スタイリスト・重久愛実さん。友人に誘われてパン教室に行ってから、すっかりパンづくりに夢中。「もちもちっとした生地の感触がたまりません！」ブログはこちらから

問い合わせ先

DIFINO akasaka
住所／東京都港区赤坂3-17-1いちご赤坂317ビル8F
TEL：03-6441-2067
営業時間：月・水・木11:00～20:00、金12:00～21:00、土10:00～19:00、日・祝10:00～18:00
定休日：火・第3月

その人の個性やライフスタイルに寄り添ったヘアスタイルを提案してくれる。