ビジネスも人生も変わる、プロフィール写真を!
個人の起業家から会社に属すキャリアウーマンまで、撮影をプロに依頼する女性が増えているのをご存知ですか? プロフィール写真は、最近では仕事のみならず新しい出会いを生むツールとしても重要視されるため、ニーズが高いのだとか。そのため、フォトスタジオの種類も豊富にあり、何を基準に選べばいいのか迷いがち。人生が変えてしまうかもしれない力をもつ写真ですから、確かなクオリティーを求めたいですよね。
■85年目の伝統と革新を遂げる「伊勢丹写真室」とは
「伊勢丹写真室」は、1933年の新宿伊勢丹の開業ともに歩み、歴史を残してきた老舗の写真館のひとつ。豊富な実績をもちつつも、就職活動やお見合い写真を必要とする世代からは「成功に導くジンクス」として支持される一面も。世代を超え多くの顧客に信頼される有名店が、昨年夏、新店舗・「銀座三越 伊勢丹写真室」をオープン。他人と顔を合わせることなく完全な「プライベートな空間」で撮影できるよう個室を設置するなど、撮られる側に寄り添いながら「ハイテク」にグレードアップした写真室は早くも大人気とか。
写真室と聞くと「敷居が高いのでは?」、「予算が心配?」、「昔ながらの古いポーズ?」そんな不安もちらほら……。それを一掃するのがこの「銀座三越 伊勢丹写真室」です。クラシカルな伝統を守りながらも、最先端な技術を搭載した新店舗は、コンパクトながら効率よく幅広い撮影を実現できるよう工夫された、革新的なシステムが話題に。また、希望をすれば衣装やヘアメイクなどの相談にも応じてくれる、百貨店ならではのサービスに信頼を寄せる方も多いとか。事前準備に追われる必要もなく、短時間で完結するので、忙しいキャリア女性にもオススメです。
今回は、本気で「プロフィール写真を更新したい!」とお考えの、人材教育会社「アークアカデミー(ARK ACADEMY)」代表の橋本絵里子さんとともに、最新の写真スタジオの実力を解明しに体験取材を行いました。
チャンスを広げる「デジタル名刺」を作りたい
実際に体験したのは、人材教育会社「アークアカデミー」の代表を務める橋本絵里子さん。これまで使用していた写真では 「自分らしさ」を表現できておらず、ワンパターンの静止画だったといいます。自分自身の「デジタル名刺」となるので、ライフスタイルに寄り沿った写真が必要だと感じていました。自分のイメージを壊さず、親しみやすさ、マナー講師としてのエレガントさを伝えたいですね」
また、ビジネスブログや講演会、パンフレットなど特別な用途にも応じられるよう、写真のバリエーションもあると便利とも。「堅苦しい証明写真のような仕上がりではなく、相手に対する笑顔や心遣いも写真に込められるとうれしいです」。そんな橋本さんは、今回、プロフィール写真の定番メニューをセレクトしました。
3ステップで解説する撮影の流れ
■STEP1:カメラマンと事前打ち合わせ(約15分)
まずは、完全個室の控え室で、カメラマンとの事前打ち合わせからスタート。今回、橋本さんのプロフィール写真を担当してくれたのは、プロ歴20年の高山直樹カメラマン。完成イメージの希望や不安点なども相談できるので、事前に話しておくと撮影がスムーズに行えます。
服装も迷いがある場合は、いくつがパターンを用意しておくと、相談に応じてくれます。橋本さんは、スカーフの有無や顔写りのよい色味や柄など、高山さんからアドバイスをいただきました。
※着替え室が店内に設置されているので、衣装の持ち込みも可能
■STEP2:撮影(約45分)
ファーストカットは、伊勢丹写真室が守ってきた伝統のライティングによる王道のプロフィール写真から。基本コースから、約45分間に渡り背景やポージングを変える撮影がスタートです。
橋本さんが望む、自然な表情が出るよう高山カメラマンが声をかけてくれます。自分の枠を超えた、客観的で美しい表情が生まれます。
豊富な背景紙や、ドアや窓などがセットされたスタジオ内の壁を最大限に活かしながら、幅広いシチュエーションでスピーディーに撮影。シーンに合わせて的確なポーズや表情を指導してくれます。恥じらいや迷いを感じる暇もないほど、リラックスできる撮影時間を満喫できます。
■STEP3:撮影後の写真セレクト(約30分)
撮影後は、プロジェクターで壁に映し出された写真を見ながら、お気に入りの写真を選出していきます。セレクトした後に「その人がもつ自然な美しさ」を引き出すようなレタッチの相談にも応じてくれます。このとき、データもしくは紙焼き納品を指定し、約5週間で仕上がります。
橋本さんは「デジタル名刺」に3枚の写真をセレクト
使用用途に合わせて最終的に3枚の写真をセレクトした橋本さん。「クラシカルな背景が紫色の写真は、講演会やパンフレットに。背景が薄グレーの写真は、オフィシャル用に。白バックのものは、HPや定番のプロフィール写真として活用したいと思います。早速Facebookなどの『デジタル名刺』も更新していきたいと思います」と、ご満悦のご様子。
「敷居が高いイメージで緊張していたのですが、実際は現代的でとてもカジュアルでした。高山カメラマンが気持ちを和らげてくれたので、自然な表情を出せたと思います。自分ではわからない角度や姿勢までアドバイスしてくれたので、安心感もありましたね」
幅広い角度から提案をしながらも、迅速に撮影をこなしてくれる「銀座三越 伊勢丹写真室」。進化を遂げながら歴史を重ねてきた信頼できる写真館は、忙しいキャリア女性にも役立つスポットです。プロフィール写真の新調だけでなく、晴れの日の集合写真や家族で撮る記念写真など、大切な日の記録を残すのにお役立てください。
【体験したメニュー】
スタジオ写真(1時間)/¥20,000 ※プリント、台紙またはアルバム、データ料金は別途
【その他メニュー】
証明写真 ¥3,000、ポーズ証明写真 ¥6,000 他
より美しく映るためのオプションメニュー
美しい写真を残すために、プロにメイクをしてほしいと考える人も多いのでは。そんなときには、スタジオ内へ出張してくれるヘアメイクサービスを利用することも可能です。今回は、日本橋三越の美容サロン「シルクハウス」から、晴れの日のメイクを得意とするヘアメイクさんが対応してくれました。百貨店ならではのトータルサービスを活用し、よりスムーズに、そしてより美しい写真に仕上げましょう。
体験者の橋本さんの職業は、マナー講師のため「シックでエレガントに魅せたい」とオーダー。完成のイメージ像はもちろん、顔のお悩みに応じたメイクを施してくれます。プロフィール写真なので、本人が持つ素材を活かすメイクを基本とし、チーク、眉、リップはデイリーメイクよりもやや強調するのがポイント。橋本さんの悩みをカバーしながら、素顔を活かすメイクで、美しさを引き出すメイクを施してくれました。
目尻が垂れ気味というお悩みには、アイシャドウでグラデーションを付けメリハリをオン。表情を変える眉は、カウンセリングを交えながら、今どきの傾向を掴んだ眉の太さとカーブに。
口角を自然にあげるために、コンシーラーでキリッと引き締める。プロフィール写真のリップは、明るい色の方が良いのだそう。
気になるフェイスラインも、シェーディングテクで小顔に。目の下の三角ゾーンにピンクのハイライトをほんのり乗せ、鼻筋(目の間)を、白のペンシルでぼかせながら自然に強調し立体感をメイク。
「なりたい自分に演出してくれて感動しました」と橋本さん。プロの腕前に感激する表情そのものが、活き活きと魅力的に輝かせてくれるポイントなのかもしれません。
【ヘアメイクのオプションプラン】
フルメイク¥6,500〜・ポイントメイク¥3,000〜・ヘアアップ¥6,500〜・ヘアセット¥4,500~・ヘアブロー¥4,000~
※掲載した商品の価格は、すべて税抜きです。
問い合わせ先
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銀座三越 伊勢丹写真室
営業時間/10:30~20:00
TEL:03-6263-0933
住所/東京都中央区銀座4-8-4 三原ビル6階
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- 田中麻以
- WRITING :
- 鶴巻裕子
- EDIT :
- 石原あや乃