時計界では、ラグジュアリーメゾンのほぼすべてが、その年の春に新作を発表。そして今、その新たな名品たちが続々と上陸してきています。
そこで、雑誌『Precious』8月号では特集「新たな『時めき』を手元に ラグジュアリーウォッチ最新作2022」を展開しました。世界的に高まる、女性たちの腕時計に対する意識を受けて、活況を見せる高級時計市場。2022年は前代未聞級の、レディスウォッチ大豊作の年となりました。そのなかから、大人の女性の手元にふさわしい珠玉のモデルをお届けします!
この特集のなかから、本記事では「パテック フィリップ」の『ムーンフェイズ Ref.7121/200』をご紹介します。
絶対的名品ウォッチの華麗なる進化|PATEK PHILIPPE
日々姿を変えていく月の姿、「月齢」を表示するムーンフェイズは、そのロマンティックな意匠から女性の間では特に人気が高い機構で、コンプリケーションの入門的存在。時計界の頂点に君臨し続ける「パテック フィリップ」でも、これまで女性のためのエレガントなムーンフェイズをたびたびリリースしてきました。
しかし今年の新作は、これまでの作品とは明らかに異なることがひと目でわかります。何が違うか? そう、それはダイヤモンドの輝き!
宝飾技術においても超一流を追求する「パテック フィリップ」がこの作品に用いたのは、非常に高度な技術力を要する「ダンテール」、あるいは「レース・スタイル」と呼ばれるジェムセッティング。ダイヤモンドを2列交互にセッティングするこの特別な技法によって、その輝きがより複雑で強いものになるのです。
本来の知性や品格に、至高の華やぎが加わったムーンフェイズは、別格のオーラを放ちます。
高度なジェムセッティングによって、ダイヤモンドの強い輝きを引き出した至高のムーンフェイズ
ブルー文字盤に施されたソレイユ仕上げの優美な光沢とダイヤモンドの輝きが呼応し、本格機械式時計であると同時にエレガントなジュエリーウォッチに。ベゼルのダイヤモンドは132個(計約1.09カラット)。しかしその数値よりも強く感じる光輝は、高度な技術力によるもの。
●ケース:WG×ダイヤモンド
●ケース径:33mm
●ストラップ:アリゲーター
●手巻き
※文中の表記は、WG=ホワイトゴールドを表します。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
問い合わせ先
- PHOTO :
- 池田 敦(パイルドライバー)
- STYLIST :
- 関口真実
- EDIT&WRITING :
- 岡村佳代、安村 徹(Precious)