時計界では、ラグジュアリーメゾンのほぼすべてが、その年の春に新作を発表。そして今、その新たな名品たちが続々と上陸してきています。それぞれのメゾンが、自らのサヴォアフェールの結晶として生み出すハイジュエリーウォッチ。今年は、奇をてらわず、ジェムストーン自体の美と輝きをストレートに表現した作品がひときわ目を惹きました。

そこで、雑誌『Precious』8月号では特集「新たな『時めき』を手元に ラグジュアリーウォッチ最新作2022」を展開しました。

この特集のなかから、本記事では「ブレゲ」の『マリーン ハイジュエリー 9509 ポセイドニア』をご紹介します。

色とりどりの宝石たちと伝統工芸の粋を融合させたアートのようなタイムピースが上陸!|BREGUET

「カラフル」さが大きな潮流となった2022年のラグジュアリーウォッチですが、それは宝石使いにおいても同様。色鮮やかなカラーストーンを駆使したハイジュエリーウォッチたちが華やかな競演を繰り広げました。

「ブレゲ」から届いたのは、マザー・オブ・パールのマルケトリ(寄木細工)と宝石を駆使したアートのようなハイジュエリーウォッチ。ダイヤモンド、ルビー、サファイアなど、4タイプで展開するこのコレクションの、エメラルドのモデルが満を持して日本上陸を果たしました!

ダイヤルにはエメラルドを基調に、ダイヤモンド、カラーサファイア、ツァボライトなど85個のジェムストーンを選定。それらに高度なカッティング技術とインビジブルセッティングを施し、印象的な海草モチーフを見事に表現しました。

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時計『マリーン ハイジュエリー 9509 ポセイドニア』¥33,913,000(ブレゲ ブティック銀座)

地中海の海底に生息する海草種「ポシドニア・オセアニカ」のアラベスクを、マザー・オブ・パールのマルケトリで描出。エメラルドを基調とした虹彩の宝石たちが、海草モチーフのカーブを繊細に表現し、至高の個性を発揮するジュエリーウォッチに。

●ケース:WG×ダイヤモンド×エメラルド×カラーサファイア×ツァボライト
●ケース径:35.8mm
●ストラップ:アリゲーター
●自動巻き

〈SIDE VIEW!〉

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ケースのサイド、ラグ、リュウズまで、バゲットカットダイヤモンドを贅沢にセッティング。ケースバックは透明なサファイアクリスタル製で、超薄型自動巻きムーブメントの精巧な美を愛でることができる。

※文中の表記は、WG=ホワイトゴールドを表します。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

問い合わせ先

ブレゲ ブティック銀座

TEL:03-6254-7211

PHOTO :
池田 敦(パイルドライバー)
STYLIST :
関口真実
EDIT&WRITING :
岡村佳代、安村 徹(Precious)