朝晩と日中の寒暖差がある時期、さっと着脱できるコンパクトなカーディガンがかさばらずに便利です。さらにショート丈や薄手タイプなら、すっきり見えてスタイルアップも両立できるのが頼もしいところ。

■1:ダコタ・ジョンソンは…程よく厚みのあるリブカーディガンはショート丈ですっきりと

シンプルな組み合わせなので立体感のあるニットのリブ編みをアクセントに。
シンプルな組み合わせなので立体感のあるニットのリブ編みをアクセントに。

2022年6月、NYでキャッチされた俳優のダコタ・ジョンソン。ショート丈のカーディガンとハイウエストパンツの組み合わせで脚長効果を倍増させていました。ニットトップスとカーディガンのセットアイテムは、柔らかなオフホワイトを選ぶことで秋らしいぬくもりを感じる表情へ。デコルテやお腹がちらりと覗くので、残暑でも暑苦しく見える心配がありません。そこにネイビーのハイウエストパンツを合わせ、品の漂うノーブルな配色を意識。ハイウエストかつワイドラインだからこそカーディガンのコンパクトさが引き立つので、メリハリしっかりに整います。

■2:ケンダル・ジェンナーは…薄手のミニマルカーディガンで黒の装いを重くさせない

ジュエリーはシンプルなピアスのみで、ブラックのシックなムードを引き立てて。
ジュエリーはシンプルなピアスのみで、ブラックのシックなムードを引き立てて。

パリでキャッチされた際の、モデルのケンダル・ジェンナーの着こなしをピックアップ。夏には1枚で活躍した、しなやかなIラインが優雅な黒ノースリーブワンピース。微光沢感のある素材のワンピースに、レザーのロングブーツ、ニットカーディガンのように異素材を組み合わせると、オールブラックでも単調になりません。さらにカーディガンは薄手でコンパクトなものを選んでおくと、重くなりすぎず秋の始まりに相応しい装いにまとまります。引き締め効果のある黒を活用しつつ、コンパクトなカーディガン、そしてIラインにこだわることで、理想の美シルエットな着こなしが完成。

■3:マンディ・ボークは…鮮烈な赤のカーディガンはスマートシルエットで品の良さを確保

慣れ親しんだジーンズとスニーカーの組み合わせだからこそ、真っ赤でもトゥーマッチになりません。
慣れ親しんだジーンズとスニーカーの組み合わせだからこそ、真っ赤でもトゥーマッチになりません。

モデルのマンディ・ボークをベルリンの街角でスナップ。真っ赤なカーディガンを活用した、生き生きとした秋コーディネートを披露しました。この秋冬のトレンドカラーである赤を活用し、遠くからでも目を引く着映えコーディネートへ。トップスとカーディガンがセットになったアイテムは、コンパクトなシルエットなので品の良さを両立することができます。そこに色を揃えたミニショルダーバッグを加え、まとまりよく。ボトムスコーデは、暖色の上半身と相反する寒色でまとめて。淡いブルーのジーンズと白スニーカーなら、カジュアルダウンと軽やかさが叶います。


肌寒さを感じるようになってきたこの時期に使える「カーディガン」の着こなしをご紹介しました。コンパクトな丈や厚さならスタイルアップも両得できるので、是非参考にしてみてくださいね。

この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香